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人は人を裁くことができるのか? 誰もが持っている人間のエゴイズムに光をあてた問題作!
「『家庭は裁判所ではない』ということを、わたしは度々口にする。しかし、現代は家庭もまた裁き合う場であって、憩いの場でもなければ、許し合う場でもなくなっていると言える。わたしは、現代の持つこの一つの問題を、親子、兄弟、夫婦、嫁姑の家庭関係の中で追求してみたかった。」(単行本「あとがき」より)。小田島博史と滝江夫婦、その息子・清彦、小田島謙介と優子夫婦、その息子・修一と弘二、そして姑・クメらが織りなす愛憎模様から、救いようのない現実の醜さを描く。
1970年(昭和45年)、1973年(昭和48年)に2度、テレビドラマ化され話題を呼んだ名作!
「三浦綾子電子全集」付録として、週刊誌連載時に取材旅行先で撮影した三浦夫妻の写真を収録!
Posted by ブクログ 2022年09月02日
誰かからよくない噂話を聞いたときや、ネガティブなことを言われたときに読んで、気持ちの置き場所を確認しておきたいかも。
商社マンの夫と、高校生と中学生の息子を持つ優子が主人公。
夫の姉、滝江の浮気現場を目撃してしまう。
滝江に恨まれて、夫を誘惑されたり、嘘をつかれたり、いろいろな嫌がらせを受ける。
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