嵐吹く時も(新潮文庫)

嵐吹く時も(新潮文庫)

1,045円 (税込)

5pt

4.5

天売・焼尻島を眼前に望む北海道苫幌村唯一の商店は、中津順平が行商から興した店だった。妻のふじ乃は美貌と陽気な性格で店を側面から支え、娘の志津代は賢明に成長しつつあった。順平の留守のある日の深更、志津代は、庭から逃げる男を見た。月を経てふじ乃は男児を出産。この時から中津家の人々の人生は、暗転しはじめる。三浦文学の源流、二組の祖父母をモデルに人生の輝きと儚さを描く。(解説・難波真実 ※久保田暁一氏の解説は収録しておりません。)

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嵐吹く時も(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    三浦作品のおもしろさにハマってるらしい
    人間の中にあるずるくて自己中心的な一面を
    むき出してくるあの人間臭さがたまらない!
    個性的で嫌悪さえおぼえる人物がなぜか愛おしい
    そして作品の舞台が地元だったりするのもリアル

    0
    2024年02月12日

    Posted by ブクログ

    久しぶりの三浦作品
    そのストーリーのうまさに 一気に読まされた
    それにしても40年近く前の作品なのに、全くそれを感じさせない

    0
    2023年05月14日

    Posted by ブクログ

    旭川三浦綾子記念館で記念購入。
    話が動いたと思ったらまだ2/3も残っていた。というくらいに、何度も情勢と時期が動く。
    にもかかわらず、登場人物は冒頭の一覧で確かにほぼ足り、それでいて無理がない。
    総じて人間の罪についての話であるが、キリスト教的罪とこの物語にいう罪とが同じなのかは分からない。
    北の大

    0
    2022年10月17日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    久しぶりに三浦綾子作品を読んだ。
    なんだか昼メロみたいな話だった。
    展開が早く、読むのが止まらなくなってしまった。

    今の時代ならDNA鑑定とかして、父親が誰なんか分かるんだけど。
    あれ?どっかでこんなことあったなぁ、と思ったら、三浦綾子作品の代表作「氷点」に主演された内藤洋子の娘夫婦(元)のお子さ

    0
    2022年06月23日

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