三浦綾子のレビュー一覧

  • 三浦綾子 電子全集 旧約聖書入門 ―光と愛を求めて

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    『旧約聖書』の中なかのエピソードをいくつかとりあげ、そこに著者が読みとった信仰のあり方が語られている本です。

    「旧約聖書は絶対におもしろい」という著者は、聖書のなかのさまざまな登場人物に人間の「弱さ」を鋭く指摘するとともに、彼らにかぎりない愛を注ぐ神の偉大さへの思いを語っています。

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    2019年01月28日
  • 三浦綾子 電子全集 新約聖書入門 ―心の糧を求める人へ

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    小説家でありキリスト教徒である著者が、『新約聖書』の内容を紹介している本です。

    ただし、『新約聖書』の単なる解説をめざしているものではなく、『新約聖書』のなかのいくつかのエピソードをとりあげ、それらをめぐって著者自身の信仰のかたちが語られています。

    小説家の鋭い視点で、聖書のことばのなかに人間と信仰についての深い洞察を見ようとしているところに、本書の特徴があるといえるように思います。

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    2019年01月28日
  • 三浦綾子 電子全集 明日をうたう―命ある限り

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    イスラエルを旅したとき,アラブ人と知り合った。アラブ人夫婦のうしろからちょろりと首を出した3人の男の子達に何か土産をあげたいが,気の利いたものがない。そんなとき,彼女は「カラス ナゼナクノ」と七つの子を一心に何度も歌った。別れ際男の子が恥ずかしそうに「カーラース,カーラース」と歌った。無形のプレゼント。

    本書の終わりに記されていたことば。「・・・俄然38度の熱を出したのである。」この後,連載は二度と再開されなかった。
    1999年10月12日77歳ので彼女は逝った。私の誕生日の前日である。

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    2019年01月05日
  • 明日をうたう 命ある限り

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    イスラエルを旅したとき,アラブ人と知り合った。アラブ人夫婦のうしろからちょろりと首を出した3人の男の子達に何か土産をあげたいが,気の利いたものがない。そんなとき,彼女は「カラス ナゼナクノ」と七つの子を一心に何度も歌った。別れ際男の子が恥ずかしそうに「カーラース,カーラース」と歌った。無形のプレゼント。

    本書の終わりに記されていたことば。「・・・俄然38度の熱を出したのである。」この後,連載は二度と再開されなかった。
    1999年10月12日77歳ので彼女は逝った。私の誕生日の前日である。

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    2019年01月05日
  • 命ある限り

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    「あんたね牙を失ってはいかんよ。」(福田豊四郎画伯)牙とは人間が持つべき節操であろう。
    「アイヌ女性の傷ついた心の奥まで旅をしていただきたい。」
    彼女は自分の鏡が曇っていることに気付くと,それを自ら磨くことができる。それも瞬時に自分の涙をもって。

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    2019年01月05日
  • 三浦綾子 電子全集 命ある限り

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    「あんたね牙を失ってはいかんよ。」(福田豊四郎画伯)牙とは人間が持つべき節操であろう。
    「アイヌ女性の傷ついた心の奥まで旅をしていただきたい。」
    彼女は自分の鏡が曇っていることに気付くと,それを自ら磨くことができる。それも瞬時に自分の涙をもって。

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    2019年01月05日
  • 三浦綾子 電子全集 毒麦の季

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    『尾灯』『喪失』『貝殻』『壁の声』『毒麦の季』
    すべて救いのない物語である。ここでは弱い者が犠牲になったり,悲惨な最期を遂げるものが,さらりと描かれている。あまりに毒々しさがないが故に心に突き刺さる。彼らはどこで救われるのであろうか?

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    2019年01月05日
  • 三浦綾子 電子全集 わが青春に出会った本

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    三浦綾子さんが青春時代に出会った本。乱読しながらも,魂は聖書に向かって歩んでいる。すべての出会いが導きであったかのように。わたしの青春の書とだぶるところもあった。「天の夕顔」(中河与一)はもう一度読みたい。

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    2019年01月05日
  • 三浦綾子 電子全集 旧約聖書入門 ―光と愛を求めて

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    旧約はユダヤ教で,新約はキリスト教。そう思っていた。でも,この本のまえがきに,「旧約とは,神が人に対してなされた旧い契約,新約とは,新しい契約のこと」で「新・旧あわせて聖書だ」とあった。まずはここで,認識を新たにし,読み始めた。
    一番,印象に残ったのは,ヨブ記。多数の財産も自分の10人の子女も一日に奪われた。そんな中にあっても,彼は「わたしは裸で母の胎を出た。また裸でかしこへ帰ろう。主が与え,主が取られたのだ。主のみ名はほむべきかな」と神に祈って言う。信じがたい言葉だ。でも,そんなヨブがなぜ病にまでおかされなくてはならないのか・・・。今度は聖書を読んで考えたい。

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    2019年01月05日
  • 三浦綾子 電子全集 道ありき 青春編

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    本好きの友人から勧められた本。道ありきから、塩狩峠、最後に氷点にいけと、順番まで指定されたが、その通りに読みどハマりした。三浦綾子さんを好きになった原点。

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    2019年01月04日
  • 孤独のとなり

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    親が子に多くを期待してはいけない。吉野弘の詩『奈々子へ』のようだ。子どもに過剰な期待をすることは親子関係をゆがめることになる。神から預かった子という認識はなかなかできないけど。
    学校を卒業したということが独学できるということ。ということは学校の仕事は独学できるように学び方を教えるということだ。
    一緒に景色を楽しんでくれる運転手さんの存在。これはうれしい。自分の論理を振り回すことより,相手の目線で楽しむことができる人。こういう人になりたい。
    自分の親が実の親でないことがわかった時,「わがまま言ってすまなかった。」と思えるみどり鮨の店主。一度そのひと味ちがうという鮨を食べてみたい。
    誰に叱られても

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    2019年01月05日
  • 三浦綾子 電子全集 孤独のとなり

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    親が子に多くを期待してはいけない。吉野弘の詩『奈々子へ』のようだ。子どもに過剰な期待をすることは親子関係をゆがめることになる。神から預かった子という認識はなかなかできないけど。
    学校を卒業したということが独学できるということ。ということは学校の仕事は独学できるように学び方を教えるということだ。
    一緒に景色を楽しんでくれる運転手さんの存在。これはうれしい。自分の論理を振り回すことより,相手の目線で楽しむことができる人。こういう人になりたい。
    自分の親が実の親でないことがわかった時,「わがまま言ってすまなかった。」と思えるみどり鮨の店主。一度そのひと味ちがうという鮨を食べてみたい。
    誰に叱られても

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    2019年01月05日
  • イエス・キリストの生涯

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    それぞれの画家が描くさまざまなキリスト像がある。少しずつ少しずつキリストという人の輪郭が見えてくる。やっぱり聖書を読まなくちゃ始まらない。

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    2019年01月05日
  • 三浦綾子 電子全集 新約聖書入門 ―心の糧を求める人へ

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    本当の平等とは何か。愛のある不公平という言葉を目にしたことがある。自分のものさしとはちがうものさし。表面的な平等でなく,奥深い平等。
    人間は罪深い存在だ。だからイエス様がその罪を背負ってくださった。そんな素朴な信仰でいいという。

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    2019年01月05日
  • 三浦綾子 電子全集 青い棘

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    彼女の小説を読んでいくと,人間の心の危うさ,頼りなさを感じてしまう。戦争で一人目の奥さんをなくした大学教授が息子の奥さんにその幻影をだぶらせる。その奥さんが義父に憧れている。その危うさがたまらなくて,ずんずんひきこまれていった。2人は何の罪深い行為をするわけではないのだが・・・。やはり愛は意志なのかもしれない。

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    2019年01月05日
  • 三浦綾子 電子全集 この土の器をも ―道ありき 第二部 結婚編

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    三浦綾子さんの自叙伝第二部「結婚編」

    病の綾子さんを5年も待った光世さんとの甘い新婚生活、の話ではない。
    夫婦という家族になって、綾子さんの信仰を夫の光世さんがどれだけ支えていたことか、光世さんの堅実な信仰的考え方に脱帽。私など足下にも及びません。

    あれほど病に臥せっていた綾子さんが、伝道をしたり、家を建てようと奮闘したり、色々な悩み(主に結婚や夫婦生活について)の相談相手になっていたり、綾子さんの小説を読んだことがある人なら、こういうところから小説の筋書きが浮かんだのかなぁと思うことがたくさんある。
    人生の経験があるからこそ、書ける文章ってあるんだなぁと。

    本当に夫婦として正しい生き方

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    2018年05月10日
  • 三浦綾子 電子全集 新約聖書入門 ―心の糧を求める人へ

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    ネタバレ

     再び、三浦綾子氏の作品だ。著者の作品は、ものすごく深いとこまでを知っているという訳ではないかも知れないが、押し付けがましくも無く、実体験に基づいていたり、読むほうからするとすんなり入りやすい。

     イエスはいつも弱い人々に目を向けていた。イエスのいちばん嫌いなのは、自分を正しいと思っている人間達であった。心の中でいつも「自分は大した者だ。学はある、金はある、そして人に尊敬されている」と数え上げては誇っている人たちである。イエスは誇ることの出来ない人たちには限りなく愛をそそぐが、誇り高ぶる人間には容赦ないきびしさを持っていた。考えてみると、私たちは神の前に立ったとき、本当に誇るべきものをどれだ

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    2018年05月01日
  • 三浦綾子 電子全集 道ありき 青春編

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    ノンフィクションは口には合わなかった私ですが(沢木耕太郎は全然ダメでした)、三浦綾子の道ありきはなぜか読めました。女性の目線から見た「風立ちぬ」のようで面白かった。それにキリスト教という要素が入ってきて、塩狩峠という作品の背景理解が進んだ。三浦綾子や遠藤周作は、一体どんな世界を見ているのだろう。

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    2018年04月08日
  • 三浦綾子 電子全集 帰りこぬ風

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    やっばり、自分のやってることを直接言われるより、
    人のを見たほうが心にズドンとくるよね。

    反面教師が一番の勉強方法。

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    2018年03月19日
  • 三浦綾子 電子全集 夕あり朝あり

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    五十嵐健治氏という白洋舎を創立した方の自らの人生を語る小説。1877年(明治10年)生まれの若者が、無一文での各地を巡るその迫力に驚く。明治時代の雰囲気を感じることができたし、その中で群馬で、小樽で、出会った旅館のご夫妻がクリスチャンであったことから、小樽の宿に常宿される中島佐一郎氏との出会いにより救いに導かれる。その後は別人のような歩み。妻も信仰の人!五十嵐氏が救われてからの半生は正に恵みの日々、三越の使用人として宮内庁に出入り、そして独立後も三越の役員・上司たちに支えられ、白洋舎が発展していく。洗濯屋として嫌われていた職業が、近代的ドライクリーニングとして成長していくまでの歴史が克明に書か

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    2018年03月18日