三浦綾子のレビュー一覧

  • 三浦綾子 電子全集 水なき雲

    Posted by ブクログ

    身近にありそうな設定の家庭の物語。子ども、夫の悩み。表には出さないが、抱えている問題には、色々と共感できることが多い。

    0
    2013年01月20日
  • 三浦綾子 電子全集 わが青春に出会った本

    Posted by ブクログ

    作家三浦綾子さんがどのような本を読んで育ったのか?
    私にはここまでいきいきとこれまで読んだ本について思い返す事ができるだろうかと考える。
    深い信仰が根底にある事もあらためてわかりました。

    0
    2012年12月14日
  • 三浦綾子 電子全集 石の森

    Posted by ブクログ

    読みやすいと思ったらセブンティーンに連載していた小説なのね。
    三浦氏にしてはキリスト教色が少ないので、まぁ無難なところだと思う。
    しかしまぁ、設定すべてが古すぎて、ちょっと白ける感は否めない。
    あと50年したらその古さがセピアに見えて好ましくなるかもしれないけれど、今は一番鬱陶しいところ。

    0
    2012年10月10日
  • 果て遠き丘

    Posted by ブクログ

    昼ドラの悪役並みに悪いヒロイン香也子の毒気にあてられます。裕福な家庭に生まれ、人並み以上の美貌もあるのに人の幸せを台無しにすることに熱意を注ぐ香也子は、心優しい姉絵理子までも妬み…

    どこかで改心するものと思いましたが、最後までどうしようもないままでした…小悪魔にもなりきれていないし…

    でも香也子程でなくても自分より優れたり恵まれている人を羨んでしまう気持ちは私の中にもあります。
    人の振り見て我が振り直せ。西島・絵理子カップルは完璧すぎるけど、せめて金井のような男の本質を見抜く目は欲しい。

    幸せにしてくれそう(だから好き)ではなく、幸せにしてあげたい(だから一緒にいたい)とお互いに思い合えればその結婚は幸せなものになると思う。

    0
    2012年09月24日
  • 三浦綾子 電子全集 果て遠き丘

    Posted by ブクログ

    昼ドラの悪役並みに悪いヒロイン香也子の毒気にあてられます。裕福な家庭に生まれ、人並み以上の美貌もあるのに人の幸せを台無しにすることに熱意を注ぐ香也子は、心優しい姉絵理子までも妬み…

    どこかで改心するものと思いましたが、最後までどうしようもないままでした…小悪魔にもなりきれていないし…

    でも香也子程でなくても自分より優れたり恵まれている人を羨んでしまう気持ちは私の中にもあります。
    人の振り見て我が振り直せ。西島・絵理子カップルは完璧すぎるけど、せめて金井のような男の本質を見抜く目は欲しい。

    幸せにしてくれそう(だから好き)ではなく、幸せにしてあげたい(だから一緒にいたい)とお互いに思い合えればその結婚は幸せなものになると思う。

    0
    2012年09月24日
  • 銃口 下

    Posted by ブクログ

    治安維持法違反の容疑で勾留された竜太。釈放されても辛い日々が続く。芳子とやっと結婚できるという時に、戦争に召集される。過酷な軍隊生活。

    0
    2012年07月02日
  • 三浦綾子 電子全集 旧約聖書入門 ―光と愛を求めて

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     聖書はそれを宗教書として読むか歴史書として読むか、つまり信仰として読むか文学として読むかによりその受け取り方は大いに異なるだろう。聖書のエピソードに現れる明らかな矛盾を疑いで見るか、隠喩として見るか。進化論や宇宙論との明らかに対立することが明らかになった現在、聖書はむしろその物理的、生物的な矛盾を無視して、そこの人間ドラマの示すものだけに注目することができる。

    0
    2012年06月02日
  • 三浦綾子 電子全集 水なき雲

    Posted by ブクログ

    平凡で幸せそうな家族なのにこんなにもそれぞれの葛藤があるのかと
    思える作品でした。

    サラリーマンの夫和朗とその妻亜由子。
    子供は男の子が二人、兄純一と弟真二の四人家族。
    物語は少年純一の澄んだまなざしをとおして、
    父と母の大人の世界を見つめながら進んで行きます。

    和朗は昔から浮気症だと思っている亜由子の目線で
    最初は語られるので、読者も和朗が悪いと思えますが、
    和朗には和朗の言い分があり、
    それがこの物語のキーワードになっていました。

    この小説は昭和58年発行で、そのころの世相がよくわかる作品です。
    夫婦にしてもこれは、まるで仮面の夫婦です。
    ギスギスした夫婦間でも子供のためにと、
    耐えて耐えて、取り繕っていた時代だったのでしょう。
    今では考えられない。
    恐らくこのような問題が夫婦間でおこれば、
    今ではすぐに離婚、ということになるのだろうなあ。

    父である和朗と母である亜由子の狭間で
    ゆれながら成長していく少年純一が
    自分たち子供の存在を主張し、
    母の誤解や父の寂しさを理解していくまでが
    三浦さん独力の文章力でせつなくも力強く書かれた作品でした。

    ただひとつ、私も「?」と思ったのは、
    あめん坊さんも指摘していた「三浦さんらしからぬ点」でした。
    おそらく、読んだ方にはすぐにわかるはず。
    そういう意味でも、異色の作品です。

    0
    2017年11月09日
  • 三浦綾子 電子全集 夕あり朝あり

    Posted by ブクログ

    クリーニングの白洋舎、創業者の生涯。
    キリスト教の洗礼を受けてからの彼の生き方に感銘を受けた。
    信仰を持った者の優しさ、強さを感じた。様々な困難も強い信仰心で耐え、前へ進んできた。その姿に見習うことは多い。

    0
    2012年05月28日
  • 三浦綾子 電子全集 それでも明日は来る

    Posted by ブクログ

    濃いキリスト教信者の闘病エッセイ。非キリスト信者には考え方が硬いなと思えるかも。三浦作品を楽しんできた人向け。自分のように三浦作品デビューにする本ではない。

    0
    2011年12月15日
  • 三浦綾子 電子全集 新約聖書入門 ―心の糧を求める人へ

    Posted by ブクログ

    クリスチャンだけあって、旧約聖書入門よりノリノリ。
    章が少なくひとつひとつに多くのボリュームを取ってることもあり、マタイによる福音書は80ページ、前作より出来がいい。
    惜しむらくは書簡集が駆け足になってること。ここも同じくらいにボリュームで書かかれてたならば、もっと良かった。

    0
    2011年12月04日
  • 三浦綾子 電子全集 旧約聖書入門 ―光と愛を求めて

    Posted by ブクログ

    素朴な疑問、牧師や神学者などの解答、そういわれてみれば確かに、そういえばこんな話がありました、という具体例。
    前半はいいんだけど、後半にちょっとついていけず。一部の人物を誇張したりとか、ヨブ記での神とサタンのやりとりスルーしたり、旧約聖書で戦争の愚かさを説くとか。戦争の多さをネタに愚かさを説くならまだしも汝殺すなかれをベースにするのはちょっときついんじゃ。異教徒は人間じゃないって断言するならいけるだろうけどさ。
    著者はクリスチャンだから基本的に新約が大前提の旧約なんだろう。そういった意味で同じ聖書を読んでるつもりでも、人によって全然ちがうストーリーが紡がれてるんだなあっと勉強になった。

    0
    2011年12月04日
  • 三浦綾子 電子全集 明日をうたう―命ある限り

    Posted by ブクログ

    厳しい視線
    若い頃に読んだ「氷点」の内容は詳しくは覚えてませんが、キリスト者としての著者の生き方には自分と他人をしっかりと見つめる厳しい視線を感じます。

    0
    2015年03月18日
  • 明日をうたう 命ある限り

    Posted by ブクログ

    厳しい視線
    若い頃に読んだ「氷点」の内容は詳しくは覚えてませんが、キリスト者としての著者の生き方には自分と他人をしっかりと見つめる厳しい視線を感じます。

    0
    2015年03月18日
  • イエス・キリストの生涯

    Posted by ブクログ

    久しぶりに信仰というものに思う存分浸った。信じるものがあること。自分の世界観、人生観、生きる上での軸となるものを明確に持っていること。疑わないこと。わたしはどの宗教も信じていないけれど、「信仰」に触れることはなんだかすごく、良いんです。ブレない何か、ブレそうになったらどうにかして正そうともがく何か、そういうもの。

    0
    2011年10月25日
  • 三浦綾子 電子全集 広き迷路

    Posted by ブクログ

    あれっ三浦綾子にして(私は)初のミステリー…!?と、読みはじめて驚いた。

    井上靖のような人物像に?、松本清澄のような悪い展開?
    昭和の風景を思いながら読み進めた。
    清澄よりはオドロオドロしくなく爽やか?な感じ。
    綾子、ついに一人消しちゃった?と思ったけどそのあたりはさすが綾子?笑
    ほっと一安心。

    愛して裏切られて憎んで復讐して…
    全て余計な想いが削がれていったとき、想いが昇華しアガぺの愛に変わる描写はやはり綾子?

    出来れば新たな人生を歩みだしてほしかったけれど。

    0
    2011年10月12日
  • 三浦綾子 電子全集 青い棘

    Posted by ブクログ

    本当の私は、意地悪で性格が悪い。
    心の中で思ってる事とは反対の事を口に出すことが多々あるし、愛想笑いだってお手のものだ。思ってもない事を言ったり、取り繕ったりすることだって出来る。

    そして思う。
    いつもニコニコして話を聞いてくれるあの娘の心の中にも、「悩みがあるなら、いつでも言って。私口かたいから。」って言うあの娘の心の中にも(自分で口かたいと言う人ほど信用できないものはないと思うけど)、意地悪や嘘が潜んでるんじゃないかと。

    どんな人も心に棘を持っているー

    家族だって、夫婦だって、心の中全てを分かり合えるなんてことはありえない。
    取り繕ったり、嘘をついたり、後ろめたくなったり。

    それでも、家族や夫婦には大切な何かがあって、一緒に生きていくんだ。一緒にいる価値があるんだ。

    そう思いたい。
    そうじゃないと、心の棘が私を刺して、痛くて痛くてたまらない。

    0
    2011年08月28日
  • 三浦綾子 電子全集 青い棘

    Posted by ブクログ

    とある家族が出会う様々な出来事と各人が心の中に持つ棘のお話。日常生活だけでなく、歴史もからんできて、心の中のことも…なので、三浦綾子らしい作品。さっぱり読めるので、三浦綾子作入門にふさわしいと思います。

    0
    2011年07月19日
  • 三浦綾子 電子全集 愛の鬼才―西村久蔵の歩んだ道

    Posted by ブクログ

    キリスト教徒じゃありません。

    でも遠藤周作の作品や、同じ作者の『塩狩峠』は大好きです。
    そういえば、大学のころ、よく朝のラジオで宗教番組を聞いてました。

    ま、完全に夜型過ぎなわけですが。

    で、この作品は札幌のキリスト教徒西村久蔵の生涯を描いた作品です。

    確かに感動的なくらいに魅力的な人柄。
    すべての人たちが彼やその周囲にいる人々のように過ごしたら、
    どんなにこの世は素敵なことになるでしょう。

    でも、なってない。

    キリスト教国がどうして戦争を起こすのか。
    そのあたりの矛盾がよくわからんのです。

    0
    2011年06月25日
  • 三浦綾子 電子全集 天北原野(下)

    Posted by ブクログ

    だれも救われない物語。
    どんなに思いあっても結局結ばれない貴乃や孝介の悲恋がテーマだが、二人が時々向ける他者に対する冷やかな眼差しの描写に真の善人などいないことを分からされる。
    自覚のあるなし問わず、人間は罪という十字架を背負いながら生きなければならないのだ。
    そして、ただ大好きな先生に嫁いだだけのあき子が一番哀れに思った。
    孝介だってまさか完治の妹だから、物さえ与えればいいと思ったわけじゃなかろうに…。


    ただここまで真面目に生きる人と、欲望のままに生きる人が極端に描かれると、あり得ないよと白けた。
    いくら戦時中で、男尊女卑が不自然でないといってもね。

    0
    2011年04月24日