三浦綾子のレビュー一覧

  • 三浦綾子 電子全集 あのポプラの上が空

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    人間というのは弱い。
    あんなことを言わなければ仲のいい夫婦で一生を終えることもできたかもしれないという
    陶吉のことばがあったが、
    人間は罪ひとつなく人生を終わることはないのかもしれない。
    そして誰しもが何かに傷ついて、悩んで、逃げたくなるような時がある。

    覚せい剤というのは自分にとって身近なものではなく、
    登場人物たちの行動は常軌を逸したものではあったけれど、
    人間の弱さというものや人間関係の複雑さというものについて考えさせられた。

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    2017年01月29日
  • 三浦綾子 電子全集 青い棘

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    面白いとの父からの推薦で読み始めたが・・・さすがは三浦綾子。じわじわと心のうちを丁寧に描いていて、父の薦めた理由はわかるが、今読みたい本ではなかった。全然読みすすまず、読書が2ヶ月も停滞した。目が離せないストーリー展開に一気に読める、そんな作品を求めている人には薦められない。

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    2016年11月13日
  • 三浦綾子 電子全集 細川ガラシャ夫人(上)

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    苦手な歴史小説だけど、友人の勧めで読んでみた。

    細かな言葉の表現の意味がわからず、言葉の真意がわからない箇所が多いのは無知のせい。

    歴史小説だけど、脚色されている分これはこれで読みやすかった。
    登場人物の個性がわかりやすい。

    政略結婚・人質・親兄弟間で殺しあったりとすごい時代である。
    時代としては村上海賊の娘の時代が近い。
    命の価値観としては、戦前の日本の特攻にも近いように感じた。
    主君のために命を賭して戦う。命を賭けられるだけの人に巡り会えた人もいれば、自分の命が惜しくて命を賭ける矛盾したような人もいる。

    この本の中では、敵対しているから、とか、反逆し、とか書かれているけれど、それぞ

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    2016年07月24日
  • 人間の原点 苦難を希望に変える言葉

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    氷点、塩狩峠、天北原野、泥流地帯、北国日記などの三浦綾子さん(1922旭川~1999 享年77)の「人間の原点」(2001.8)を読みました。心の荒野を生きるため、病める時も、愛と絆の重み、結婚そして夫婦として、現実を行きぬく知恵、教えることと育てること、神とともにある日々の7つの章で構成されています。1~2年に一回、自然に手にしている作家さんです。心が洗われます。(読んでるときは 笑)

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    2016年07月21日
  • 三浦綾子 電子全集 人間の原点―苦難を希望に変える言葉

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    氷点、塩狩峠、天北原野、泥流地帯、北国日記などの三浦綾子さん(1922旭川~1999 享年77)の「人間の原点」(2001.8)を読みました。心の荒野を生きるため、病める時も、愛と絆の重み、結婚そして夫婦として、現実を行きぬく知恵、教えることと育てること、神とともにある日々の7つの章で構成されています。1~2年に一回、自然に手にしている作家さんです。心が洗われます。(読んでるときは 笑)

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    2016年07月21日
  • 母

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    小林多喜二の母の口から語られる、小林多喜二の生涯。母の深い愛情が、秋田の方言で発せられる語り口に溢れ出ている。

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    2016年05月14日
  • 三浦綾子 電子全集 母

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    小林多喜二の母の口から語られる、小林多喜二の生涯。母の深い愛情が、秋田の方言で発せられる語り口に溢れ出ている。

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    2016年05月14日
  • 三浦綾子 電子全集 積木の箱(上)

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    終戦後の昭和の香りが大いに漂う設定。女生徒は恥らいがあり、態度だけでも教師を敬う面を見せる。アカの思想が話題になったり、付け届けを生徒の父兄から平気でもらったり。2016.5.4

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    2016年05月04日
  • 三浦綾子 電子全集 ひつじが丘

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    愛とはゆるすこと。
    親が牧師であったって、教会に通うクリスチャンだったって、人は全てを受け入れ、許す、ということは難しい。
    奈緒美の両親は良一の変わりゆく姿をいつしか許していたんだなと。良一の最期は悲しかった。でも良一の変わっていく様はすごく感動した。
    ドロドロな世界だけれど、それぞれの心情がみごとに表れていたかと。

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    2016年04月28日
  • 三浦綾子 電子全集 細川ガラシャ夫人(上)

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    明智光秀かっこいいなあ!笑
    ってかんじ。(バカっぽい)
    まだ玉子はまだ細川ガラシャ夫人になってないよ。下巻から盛り上がるのかな?

    こういう類の小説にはまりそうだ。
    知らないことがいっぱいでたのしい。

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    2016年03月27日
  • 三浦綾子 電子全集 夕あり朝あり

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    安全大会で皆が神社に祈願に行こうとするのを信仰の押し付けと強硬に反対を押し通してしまう、一方、宮内省掛として皇宮に出入りして不都合が起きなかったのか、といった疑問はあるが、多くの人に愛された、助けてもらったことは、やはり魅力的な資質を持っていたのだろう。波瀾万丈の人生が心に残った。2016.3.15

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    2016年03月15日
  • 三浦綾子 電子全集 道ありき 青春編

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    三浦綾子さんの自伝。13年にわたる闘病生活を中心に、苦難と共に生きる半生を綴ります。この辛く苦しいはずの物語がなぜか明るく感ぜられるのは、主人公が次から次へ素敵な男性に愛されるからだけではないでしょう(笑)。「作品は不条理で暗い罪の現実をえがきながら、いつも明るく、表現は平明で明るい」と解説で言われている如く、どこか、辛くとも希望を失わない、哀しくとも途方に暮れない、一条の光を持つ文体。これが三浦綾子さんの大きな魅力だと思います。それは、クリスチャンの精神に繋がっているのかも知れません。

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    2016年02月07日
  • 三浦綾子 電子全集 千利休とその妻たち(下)

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    下巻はいよいよ利休が政治の表舞台に登場します。茶の湯の精神を奉じながら、ともすれば権力欲に傾く人間くささ、というか男くささがあり、面白く読みました。また、夫の仕事であり人生の道であるものを理解し陰ながら支える妻おりきには、古風ではありますが、あるべき伴侶の姿を思いました。

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    2016年01月20日
  • 三浦綾子 電子全集 母

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    なんとも温かい家族の物語。
    小林多喜二。学校の授業などで、その名前くらいしか聞いた事が無かったが、此処まで芯の通ったかっこいい男だったとは本書を読んで初めて知った。
    もっと、この人について知りたくなった。

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    2016年01月17日
  • 母

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    なんとも温かい家族の物語。
    小林多喜二。学校の授業などで、その名前くらいしか聞いた事が無かったが、此処まで芯の通ったかっこいい男だったとは本書を読んで初めて知った。
    もっと、この人について知りたくなった。

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    2016年01月17日
  • 三浦綾子 電子全集 続 泥流地帯

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    やはり三浦綾子、後半からは基督教色が出てくる。
    戻った母親はなんて良い人だろうと思うべきキャラ設定だが、私は一番嫌い。

    ちょっと不思議だったのはあの時代、親に女郎に売られる娘が、結婚には否やを言えるところ。

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    2015年09月16日
  • 三浦綾子 電子全集 千利休とその妻たち(上)

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    上巻の後半から一気に三浦綾子らしくなって、ぐっと引き込まれる。
    後半が気になるところ。
    堺という場所に興味がわいてくる。

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    2015年09月09日
  • 三浦綾子 電子全集 ひつじが丘

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    愛するとは許し続けること。
    「…続ける」が難しいところだと思う。

    キリスト教的な考え方と、日本的な耐え忍ぶ姿勢は合わさってはダメだと感じました。

    人間は弱いのなら、誰かを許し続けることが出来ない事だってあるはず。
    良一のような人が、愛に触れて改心することは、理想だけど、現実的ではない気がします。

    女性作家だからかな?
    悪い男の改心は女性の夢なのです。

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    2015年02月03日
  • 三浦綾子 電子全集 細川ガラシャ夫人(下)

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    全ての敵は、己。

    (以下抜粋)
    ○秀吉は誰をも信じられないのだ。
     もし秀吉が、信長の遺児たちを立派に遇していたならば、
     このような心配はなかったのではないかと玉子は思う。(P.256)

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    2014年12月31日
  • 三浦綾子 電子全集 ひつじが丘

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    ネタバレ

     またまた、初挑戦の作者さんの本です。
     大分前にこの作者さんの原作の小説がドラマ化して、流行ったんだよって親に聞かされていて(それはこの本じゃなかったんだけど)、それがどろどろの小説だったので、この作者さんはどろどろの小説を書く人ってイメージを持ってたんですけど……読んでみた感想は。

     まあ、間違ってなかったかな、と。

     運命は複雑に絡んでいて。
     誰かが、誰かのことを好きで。
     でも、誰かも誰かのことが好きで。
     誰かはどっちか選べないで……

     というどろどろっぷり。
     それでもやっぱり人間は他人がいて初めて生きれる生き物だから、だからああだこうだって言えないんだろうなって思います。

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    2014年12月27日