三浦綾子のレビュー一覧

  • 三浦綾子 電子全集 ひつじが丘

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    愛するとは許し続けること。
    「…続ける」が難しいところだと思う。

    キリスト教的な考え方と、日本的な耐え忍ぶ姿勢は合わさってはダメだと感じました。

    人間は弱いのなら、誰かを許し続けることが出来ない事だってあるはず。
    良一のような人が、愛に触れて改心することは、理想だけど、現実的ではない気がします。

    女性作家だからかな?
    悪い男の改心は女性の夢なのです。

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    2015年02月03日
  • 三浦綾子 電子全集 細川ガラシャ夫人(下)

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    全ての敵は、己。

    (以下抜粋)
    ○秀吉は誰をも信じられないのだ。
     もし秀吉が、信長の遺児たちを立派に遇していたならば、
     このような心配はなかったのではないかと玉子は思う。(P.256)

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    2014年12月31日
  • 三浦綾子 電子全集 ひつじが丘

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    ネタバレ

     またまた、初挑戦の作者さんの本です。
     大分前にこの作者さんの原作の小説がドラマ化して、流行ったんだよって親に聞かされていて(それはこの本じゃなかったんだけど)、それがどろどろの小説だったので、この作者さんはどろどろの小説を書く人ってイメージを持ってたんですけど……読んでみた感想は。

     まあ、間違ってなかったかな、と。

     運命は複雑に絡んでいて。
     誰かが、誰かのことを好きで。
     でも、誰かも誰かのことが好きで。
     誰かはどっちか選べないで……

     というどろどろっぷり。
     それでもやっぱり人間は他人がいて初めて生きれる生き物だから、だからああだこうだって言えないんだろうなって思います。

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    2014年12月27日
  • 三浦綾子 電子全集 この土の器をも ―道ありき 第二部 結婚編

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    「道ありき」のインパクトが強すぎて、この本の影が薄いような気がするけど、結婚してからの三浦夫妻の生活はつつましく、じんわりあたたかいものを感じる。とくに夫の光夫氏の誠実さは驚くばかり。今、自分が本にある光夫氏の年齢に近づいてきていても、到底そうはなれやしないと思う。

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    2014年04月27日
  • 三浦綾子 電子全集 母

    購入済み

    信仰とは何ぞやと自分に問いかけ

    30年の信仰生活を振り返るにあたり三浦綾子さんの本を昔のように読みたいと探し当てた2冊目がこの母でした
    子を思う母の気持ちが良く伝わって来ました
    読んで良かったです
    ありがとうございます

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    2014年03月23日
  • 三浦綾子 電子全集 光あるうちに ―道ありき 第三部 信仰入門編

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    道ありき第三部 信仰入門編。神への祈り、教会を訪れること、イエスの復活を信じること。筆者の経験からわかりやすく解く。「本当の自由の意味」については考えさせられた。14.3.20

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    2014年03月20日
  • 三浦綾子 電子全集 この土の器をも ―道ありき 第二部 結婚編

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    37歳で2歳年下の三浦光世氏と結婚。結婚生活の開始から、「氷点」が新聞懸賞に当選するまでの話。キリスト教の教えを軸に夫婦とは何か、人との関わりをどう考えるかを諄々と綴る。14.3.15

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    2014年03月15日
  • 三浦綾子 電子全集 千利休とその妻たち(下)

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    三浦綾子さんの本が好きで読みました。
    歴史にはあまり詳しくないですが
    千利休の人間性にとても興味が持てる内容でした。
    妻おりきがキリスト教信者ということでしたが
    内容的にはキリスト教色は強くなかったと思います。
    おりきとの強く結ばれた信頼関係、
    茶の道と権力への葛藤、利休なりに貫いた信念。
    人間臭さと卓越したカリスマ性を持つ利休のその人生は
    共感できると同時に、尊敬に値するなと関心しました。

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    2014年03月14日
  • 三浦綾子 電子全集 岩に立つ

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    久々の三浦綾子、いい意味で『らしい』作品。実在する一般の人物をモデルにしているので大きな出来事があるような筋書きではないのだけれど、彼女の文章の根底に一貫して通じる、人間の在り方・生き方というテーマがしっかりと盛り込まれていて、胸を打つ台詞もいくつかあった。三浦綾子の他の作品と比べるとどうしても地味ではあるけれど、読んでよかった。20140224

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    2014年02月24日
  • 三浦綾子 電子全集 光あるうちに ―道ありき 第三部 信仰入門編

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    3部作の最後である以上、三浦綾子さんの半生が描かれていると勝手に思いこんでいました。
    しかし第3部は前2部とは違い、副題にある通りの「信仰入門」を勧めるための書でした。
    ですので、自分が期待した内容とは違いました。
    どうしても受け入れがたい考え方がある……ので、部分的に取り入れて今後の人生に生かしたいと思います

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    2014年01月21日
  • 三浦綾子 電子全集 雨はあした晴れるだろう

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    結局周りは変わらない、自分を変えて行くしかないと思った。汚い大人たちに囲まれながらも、主人公景子は哲也の父の言葉で目覚め、自分の人生を歩んで行こうとする姿が立派に思えた。

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    2013年10月30日
  • 雨はあした晴れるだろう

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    結局周りは変わらない、自分を変えて行くしかないと思った。汚い大人たちに囲まれながらも、主人公景子は哲也の父の言葉で目覚め、自分の人生を歩んで行こうとする姿が立派に思えた。

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    2013年10月30日
  • 三浦綾子 電子全集 天北原野(上)

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    ネタバレ

    いつもながらに北海道という、土地を舞台にした一組の男女の悲しくて切ない、胸えぐられるような二十年の出来事。
    結婚するはずだった孝介と貴乃。だが、完治のたくらみによって二人は引き裂かれ、完治と結婚した貴乃や樺太に移り住んだ孝介はただただ苦しみの中で悶え、それでも耐えながら生きていくことになる。
    北海道の厳しい自然、戦争の足音、欲に目がくらんで悪を働いてしまう者たち。そんなドラマの中で物語は、すきま風のように純朴な幸せを切り裂いて行く。
    そして、一人の人間が犯した罪を、また別の誰かが背負って、苦しむ。その連鎖に、決して終わりはない。なのに、罪を犯した者は、深く考えることもなく笑って人生を謳歌する矛

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    2013年09月25日
  • 三浦綾子 電子全集 銃口 (上)

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    三浦綾子の最後の作品。主人公の幼年時代から学校教師に憧れ、小学校教師として働くまで、幼なじみの友との秘かな恋。昭和初期の天皇のご真影への礼拝。そのような主人公に治安維持法の陰が。日本が暗くなっていく時代ですが、素晴らしい前向きな人たちとの出会いに励まされる主人公。著者の描く人はみんな善人ばかりで、読んでいて心がほのぼのとしてきます。

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    2013年08月25日
  • 三浦綾子 電子全集 わが青春に出会った本

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    三浦綾子が青春に出会った本ということで、若干古いものがおおいですが、今もすたれぬ名作ぞろいで私も何冊かは読んだことがあるものがあった。この本を読んで始めて三浦綾子の本の読み方を知ったけれども、良くも悪くもほんとうに教科書的というか、筋と登場人物を的確に追って、解釈をし、感動というかこころ動かされるポイントはここで、教訓はこれである、といったような、まあ言い方悪いですが平凡な読み方をしたとのような書き方で驚いた。しかしまあ青春に出会った本というのは後から振り返っても格別の思い入れがあるようで、わたしも今読んでいる本を大切にしようとおもいました。

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    2013年08月06日
  • 三浦綾子 電子全集 石の森

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    ネタバレ

    三浦綾子さんには珍しい文章だな、と思ったらセブンティーンで連載されていたものとのこと。
    好みの問題は置いといて、連載媒体によって、「三浦綾子の世界観」を残しつつもテイストをたくみに変える、そこがとても見事だと思いました。

    恋愛がメインテーマになるかとおもいきや、ストーリーは「男女の性別にとらわれない人と人の結びつき」が愛である、と結論します。
    思い込みがや感情の起伏の激しい主人公にやや疲れながら読み進めましたが、この結末にはほっとしました。
    その少々疲れ、うんざりさせるような主人公も20歳そこらの女性としては至極自然な姿です。
    三浦綾子さんのほかの作品と比べると、キリスト教色も淡く、非常に自

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    2013年06月18日
  • 三浦綾子 電子全集 千利休とその妻たち(上)

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    ネタバレ

    『氷点』や『塩狩峠』で有名な三浦綾子さんの歴史モノってことで読んでみました。
    やっぱりキリスト教系のお話だったよ。

    妻のいる千利休さんが初めて本気でドキドキした女性はお友達の奥さんで、いろいろあって20年後に愛人になって、30年後に正式な後妻さんになって、その女性がキリシタンになったので、利休さんも教会に行ってみて…ってところで下巻に続く。

    歴史ものと言うよりは、キリシタンの愛とは…ってお話みたい。
    文体は良いけど、歴史ものとして読んだ立場からすると、かなり物足りないかな…。

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    2013年05月10日
  • 三浦綾子 電子全集 広き迷路

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    初、三浦綾子作品。
    裏表紙に書いてあるけど、
    まさに、都会の迷路に潜む人間の孤独と欲望を、息詰るサスペンスで浮き彫りにした異色長編。
    登場人物が全員、欲のままに動いていて、ドロドロしてる。
    上原常務もいい人そうに見えて…
    先が気になって、一気に読破したけど、なんか疲れた。
    ドロドロ系の作品は自分に合わないかもしれない。
    でも、解説読んだら、もう一回読みたくなったから、いつかまた読もう。

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    2013年03月31日
  • 三浦綾子 電子全集 自我の構図

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    全編重い雰囲気のただよう小説だった。けれど真実味があり、人間の人間に対する愛の不完全さ危うさについて実感させられる。

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    2013年03月20日
  • 三浦綾子 電子全集 帰りこぬ風

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    この方の本を読むと
    少し気持ちが凛とします。

    おそらく作者がキリシタンであることが影響された文章を
    読んでいるせいかな。

    作品としては日記の形で話が進んでいきます。

    いろんな本やことわざから
    格言がたくさん出てきて
    そういうところも楽しめます。

    受け入れることより否定することのほうが
    簡単で容易なことだけど
    それは心の要領の狭さを意味するし
    受け入れることが
    いかに難しくて苦悩するものであっても
    受け入れようとしていくことで
    心が広くなっていけるように
    していきたいと思いました。

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    2013年03月19日