三浦綾子のレビュー一覧

  • 三浦綾子 電子全集 泥流地帯

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    あらすじでは災害をフィーチャーしているが、実はそれが起こるのは終盤も終盤で、それまではひたすら北海道の開墾者のつつましく厳しい生活を描いている。そのため、かろうじて積み上げてきた生活の基盤がすべて呑み込まれてしまう虚しさ、悔しさ、無力感を、読者も幾許なりとも我がことのように感じられる。

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    2026年03月08日
  • 氷点(上)

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    読み終えて思ったのは、啓造も夏枝も、形は歪んでいても、どこかでまだお互いを愛しているんだろうと思った。
    愛は憎しみに変わるのか。それとも、憎しみという感情は、愛があるからこそ生まれるのか。
    愛憎劇が繰り広げられていた。
    その中で陽子と徹だけが、ただ翻弄されているようで、ひたすらに痛ましかった。

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    2026年02月28日
  • 三浦綾子 電子全集 氷点(上)

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    読み終えて思ったのは、啓造も夏枝も、形は歪んでいても、どこかでまだお互いを愛しているんだろうと思った。
    愛は憎しみに変わるのか。それとも、憎しみという感情は、愛があるからこそ生まれるのか。
    愛憎劇が繰り広げられていた。
    その中で陽子と徹だけが、ただ翻弄されているようで、ひたすらに痛ましかった。

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    2026年02月28日
  • 銀色のあしあと

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    星野富弘さんと三浦綾子さんの対談の様子がおさめられている本です。

    星野さんの詩は何度も読んだことがあるし、三浦さんの『塩狩峠』も読んだことがあります。

    対談の中から、星野さんはユーモアのあるかたなんだなというのが垣間見れました。

    「苦しみに会ったことはわたしにとってしあわせでした」

    星野さんは、なんて強い人なのだろう。すごく尊敬します。

    星野さんの詩も絵も素晴らしいです。僕は星野さんの字体も好きです。

    いつか、星野富弘美術館に行ってみたい。

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    2026年02月26日
  • 三浦綾子 電子全集 氷点(上)

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    映像も見ず、ずっと手を出してこなかった超有名小説だけれど。

    子供みたいに靴下を妻に履かせてもらうとか戦後前期って凄いですよね。モヤモヤを抱えたまま向き合わないとかも昔っぽいし気持ち悪い夫婦。

    やはり
    男女間の嫉妬や愛憎と苦手な分野の話で読むのにとても時間がかかる。
    赦せないなら別れろよって思ってしまうし啓造の偽善と粘着には虫酸が…

    理想とのギャップに苦しんで、ウジウジち醜い矮小なのが人間

    戦後ながら、裕福で恵まれた夫婦に起きる不幸に、復讐に使われた陽子はどうなるのか
    気になるのはそれだけで読んでいるけれど…

     この後下巻は更にハードなドロドロ展開になるようで、とても続きは現実離れして

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    2026年02月15日
  • 氷点(上)

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    映像も見ず、ずっと手を出してこなかった超有名小説だけれど。

    子供みたいに靴下を妻に履かせてもらうとか戦後前期って凄いですよね。モヤモヤを抱えたまま向き合わないとかも昔っぽいし気持ち悪い夫婦。

    やはり
    男女間の嫉妬や愛憎と苦手な分野の話で読むのにとても時間がかかる。
    赦せないなら別れろよって思ってしまうし啓造の偽善と粘着には虫酸が…

    理想とのギャップに苦しんで、ウジウジち醜い矮小なのが人間

    戦後ながら、裕福で恵まれた夫婦に起きる不幸に、復讐に使われた陽子はどうなるのか
    気になるのはそれだけで読んでいるけれど…

     この後下巻は更にハードなドロドロ展開になるようで、とても続きは現実離れして

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    2026年02月15日
  • 氷点(上)

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    妻の夏枝が自分が美しいという自尊心高すぎる。それに群がる男たちも気持ち悪い。特に結婚してるとわかってて近づく村井がえぐい。後悔させてやろうとたくらむ夫も夏枝に少し構われてやっぱり子供を引き取るのやめようかって優柔不断になったり、2人で旅行楽しみ!っていいようにとらえすぎ。
    上巻だけでは名作と言われる由来がまだわからない。

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    2026年01月27日
  • 三浦綾子 電子全集 氷点(上)

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    妻の夏枝が自分が美しいという自尊心高すぎる。それに群がる男たちも気持ち悪い。特に結婚してるとわかってて近づく村井がえぐい。後悔させてやろうとたくらむ夫も夏枝に少し構われてやっぱり子供を引き取るのやめようかって優柔不断になったり、2人で旅行楽しみ!っていいようにとらえすぎ。
    上巻だけでは名作と言われる由来がまだわからない。

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    2026年01月27日
  • 三浦綾子 電子全集 氷点(下)

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    ネタバレ

    上下通しての感想です。
    ずっと通して重い気分で読んでいました。特に、夏枝と村井がダメでした。
    優柔不断な啓造も理解不能でした。
    村井が酒に酔って辻口家で「松崎由香子が死んだ」という話をする場面があります。
    言う方も言う方だし、言わせる方も言わせる方と思いました。
    なぜ啓造はあんなセリフを吐かせる前に追い出さないのか不思議でした。
    陽子、徹、達子が救いでしたが。
    最後で盛り返したのでようやく☆3です。
    原罪がテーマということですが、陽子が罪の根本に悩んだという点を指しているのでしょうか。罪の根本とは何でしょうか。
    読み込みが浅いのか、よくわかりません…。
    ただ、続氷点も読もうと思っています。

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    2026年01月24日
  • 氷点(下)

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    ネタバレ

    上下通しての感想です。
    ずっと通して重い気分で読んでいました。特に、夏枝と村井がダメでした。
    優柔不断な啓造も理解不能でした。
    村井が酒に酔って辻口家で「松崎由香子が死んだ」という話をする場面があります。
    言う方も言う方だし、言わせる方も言わせる方と思いました。
    なぜ啓造はあんなセリフを吐かせる前に追い出さないのか不思議でした。
    陽子、徹、達子が救いでしたが。
    最後で盛り返したのでようやく☆3です。
    原罪がテーマということですが、陽子が罪の根本に悩んだという点を指しているのでしょうか。罪の根本とは何でしょうか。
    読み込みが浅いのか、よくわかりません…。
    ただ、続氷点も読もうと思っています。

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    2026年01月24日
  • 三浦綾子 電子全集 母

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    ネタバレ

    半分くらい読んで。
    明治から昭和初期にかけて貧しさゆえに理不尽で苦労しかない人たちが本当にいたなんて不憫でならない。自分は今の時代で恵まれているはずなのにしかしながら心からの感謝が持てない。理屈ではわかっていても幸せなはずなのにいくら教会で祈っても有り難みの実感がわかない。これが人間なのでしょうか。
    2/3くらい読んで。
    母親は息子が立派にならなくても生きていてそばにいてほしいと願うものなのですね。
    読み終わって。
    母と子の愛情の深さに感動しました。この時代の闇に輝く光。人の哀しみや不幸はたくさんありますが人には分かってはもらえない。でもイエス様はわかってくださる、共に歩んでいただけると知り母

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    2026年01月07日
  • 母

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    ネタバレ

    半分くらい読んで。
    明治から昭和初期にかけて貧しさゆえに理不尽で苦労しかない人たちが本当にいたなんて不憫でならない。自分は今の時代で恵まれているはずなのにしかしながら心からの感謝が持てない。理屈ではわかっていても幸せなはずなのにいくら教会で祈っても有り難みの実感がわかない。これが人間なのでしょうか。
    2/3くらい読んで。
    母親は息子が立派にならなくても生きていてそばにいてほしいと願うものなのですね。
    読み終わって。
    母と子の愛情の深さに感動しました。この時代の闇に輝く光。人の哀しみや不幸はたくさんありますが人には分かってはもらえない。でもイエス様はわかってくださる、共に歩んでいただけると知り母

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    2026年01月07日
  • 三浦綾子 電子全集 母

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     プロレタリア文学の小林多喜二の母が語る回顧録です。家族思いで、小説の力で貧困弱者を救おうとする小林多喜二が警察の拷問により獄死したことへの深い哀しみが繰り返し語られています。読んでいて胸がつまります。息子の姿を十字架に掛けられて死んだキリストになぞらえて、神ですら子が傷つけられて死ぬことを止められなかったのだからと、息子の死を受け入れていく場面が良かったです。

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    2025年12月20日
  • 母

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     プロレタリア文学の小林多喜二の母が語る回顧録です。家族思いで、小説の力で貧困弱者を救おうとする小林多喜二が警察の拷問により獄死したことへの深い哀しみが繰り返し語られています。読んでいて胸がつまります。息子の姿を十字架に掛けられて死んだキリストになぞらえて、神ですら子が傷つけられて死ぬことを止められなかったのだからと、息子の死を受け入れていく場面が良かったです。

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    2025年12月20日
  • 三浦綾子 電子全集 石の森

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    命は神様から与えられたものなので、自分でどうしようこうしようと思うことすらおこがましいのである。
    主人公は私よりもだいぶんと年下なので「知らなすぎる」と感じるが自分も年上の人から見たらそうなのであろう。

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    2025年12月15日
  • 三浦綾子 電子全集 続 氷点(上)

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    正編のあの終わり方が気になって、つい続編に手を出してしまった。
    うっすら展開がわかっているのに、手の上で転がされて、えー?はあああ?と叫びつつ読む。
    そんな三浦マジックである。

    続編の上巻では実の母とその家族、まさかの⚪︎⚪︎のリターンが大きなインパクトを残す。
    じわじわと読者の心に足跡を残す高木と辰子。
    すっかり影がうすくなった陽子世代。

    茅ヶ崎のおじいさまの言う通り、夏枝は甘やかされすぎだろ。
    夏枝の、彼女は貰い物を素直に喜ぶことはない、いつも必ずケチをつける、というエピソードが不快。
    夏枝は、細やかに女性らしい気遣いをみせるという長所と、ワガママで幼稚で人目をやたらと気にしている利己

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    2025年12月12日
  • 続 氷点(上)

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    正編のあの終わり方が気になって、つい続編に手を出してしまった。
    うっすら展開がわかっているのに、手の上で転がされて、えー?はあああ?と叫びつつ読む。
    そんな三浦マジックである。

    続編の上巻では実の母とその家族、まさかの⚪︎⚪︎のリターンが大きなインパクトを残す。
    じわじわと読者の心に足跡を残す高木と辰子。
    すっかり影がうすくなった陽子世代。

    茅ヶ崎のおじいさまの言う通り、夏枝は甘やかされすぎだろ。
    夏枝の、彼女は貰い物を素直に喜ぶことはない、いつも必ずケチをつける、というエピソードが不快。
    夏枝は、細やかに女性らしい気遣いをみせるという長所と、ワガママで幼稚で人目をやたらと気にしている利己

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    2025年12月12日
  • 三浦綾子 電子全集 ひつじが丘

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    【2025年137冊目】
    女学生の奈緒美は友人の京子の兄である良一の無垢なアプローチに心を動かされかけていた。一方、良一の友人である竹山もまた奈緒美に心を寄せていたが、そんな竹山を京子は一途に思っていた。一時の熱情的な判断、否定されるほどに募る感情、嫉妬と羨望と衝動。ままならない男女関係を描いた一作。

    いや、納得行かねぇ…なんで「なんだかんだあったけど、いい人だったよね」エンドになってるんだ。ダメだよ、灰皿投げてるんだよ?世の中灰皿投げない男の人もいっぱいいるし、女にだらしなくない人も、酒に溺れない人もいるのに役満だよ?死んで勝ち逃げみたいな扱い、納得いかなすぎる…まあ生者がそう整理をつけ

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    2025年11月10日
  • 三浦綾子 電子全集 氷点(上)

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    とても重い。
    啓造にも夏枝にも全く共感出来ない。ただただ身勝手に思える。
    時代背景もあるんだろうけれど、現代ならこうはならないんだろうな。何の罪もない陽子がただただ不憫で仕方ない。
    ただ、とても読みやすい。予想外の展開で終わった上巻。下巻が気になります。頑張れ、陽子。

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    2025年11月06日
  • 氷点(上)

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    とても重い。
    啓造にも夏枝にも全く共感出来ない。ただただ身勝手に思える。
    時代背景もあるんだろうけれど、現代ならこうはならないんだろうな。何の罪もない陽子がただただ不憫で仕方ない。
    ただ、とても読みやすい。予想外の展開で終わった上巻。下巻が気になります。頑張れ、陽子。

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    2025年11月06日