三浦綾子のレビュー一覧
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ネタバレ昭和に発売された本だけあって、時代背景や言い回しが古いが、内容はスッと読める。医師で院長の辻口の嫁である夏枝が、夫の勤める病院の眼科医である村井に自宅で言い寄られる。夏枝も多少の好意があったため、村井ともう少し一緒にいたいと思い、帰宅したら3歳の娘ルリ子を蔑ろにする。ルリ子は遊んでもらえずに外に出るが、その最中に殺害された。
夫はその事実を知り、村井と夏枝に憤怒する。その後犯人が捕まり、夏枝は病に伏せる。病状が治った後、ルリ子の代わりとなる女の赤ん坊が欲しいと夫に頼む。夫は、村井と夏枝が会っていたことでルリ子が亡くなったことを恨んでおり、夏枝に秘密でルリ子を殺した犯人の娘を養女として引き取る -
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ネタバレ昭和に発売された本だけあって、時代背景や言い回しが古いが、内容はスッと読める。医師で院長の辻口の嫁である夏枝が、夫の勤める病院の眼科医である村井に自宅で言い寄られる。夏枝も多少の好意があったため、村井ともう少し一緒にいたいと思い、帰宅したら3歳の娘ルリ子を蔑ろにする。ルリ子は遊んでもらえずに外に出るが、その最中に殺害された。
夫はその事実を知り、村井と夏枝に憤怒する。その後犯人が捕まり、夏枝は病に伏せる。病状が治った後、ルリ子の代わりとなる女の赤ん坊が欲しいと夫に頼む。夫は、村井と夏枝が会っていたことでルリ子が亡くなったことを恨んでおり、夏枝に秘密でルリ子を殺した犯人の娘を養女として引き取る -
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ネタバレ最後の最後でちょっと分かった気がした。正しくまっとうに生き、誠実さを忘れず、嫌がらせをされても明るく笑い飛ばし、他人の心の汚い部分を垣間見ても信じず、徹頭徹尾善意の人であり続ける、そのような人が自分に拭いきれない罪が最初から課せられていたことに気づいたら、それにどう対応するであろうか、ということなのかもしれない。
ただ、それだけがテーマなのだったら、話の前半部分ほとんど必要ないような気もする。そのくらいほぼすべての登場人物が意味のないことにこだわり続け、誰も気にしていないようなプライドを必死に守って、傷つける必要もない人を傷つけていた。どいつもこいつも大したことないのに、自分は大したことない -
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ネタバレ最後の最後でちょっと分かった気がした。正しくまっとうに生き、誠実さを忘れず、嫌がらせをされても明るく笑い飛ばし、他人の心の汚い部分を垣間見ても信じず、徹頭徹尾善意の人であり続ける、そのような人が自分に拭いきれない罪が最初から課せられていたことに気づいたら、それにどう対応するであろうか、ということなのかもしれない。
ただ、それだけがテーマなのだったら、話の前半部分ほとんど必要ないような気もする。そのくらいほぼすべての登場人物が意味のないことにこだわり続け、誰も気にしていないようなプライドを必死に守って、傷つける必要もない人を傷つけていた。どいつもこいつも大したことないのに、自分は大したことない -
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映像も見ず、ずっと手を出してこなかった超有名小説だけれど。
子供みたいに靴下を妻に履かせてもらうとか戦後前期って凄いですよね。モヤモヤを抱えたまま向き合わないとかも昔っぽいし気持ち悪い夫婦。
やはり
男女間の嫉妬や愛憎と苦手な分野の話で読むのにとても時間がかかる。
赦せないなら別れろよって思ってしまうし啓造の偽善と粘着には虫酸が…
理想とのギャップに苦しんで、ウジウジち醜い矮小なのが人間
戦後ながら、裕福で恵まれた夫婦に起きる不幸に、復讐に使われた陽子はどうなるのか
気になるのはそれだけで読んでいるけれど…
この後下巻は更にハードなドロドロ展開になるようで、とても続きは現実離れして -
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映像も見ず、ずっと手を出してこなかった超有名小説だけれど。
子供みたいに靴下を妻に履かせてもらうとか戦後前期って凄いですよね。モヤモヤを抱えたまま向き合わないとかも昔っぽいし気持ち悪い夫婦。
やはり
男女間の嫉妬や愛憎と苦手な分野の話で読むのにとても時間がかかる。
赦せないなら別れろよって思ってしまうし啓造の偽善と粘着には虫酸が…
理想とのギャップに苦しんで、ウジウジち醜い矮小なのが人間
戦後ながら、裕福で恵まれた夫婦に起きる不幸に、復讐に使われた陽子はどうなるのか
気になるのはそれだけで読んでいるけれど…
この後下巻は更にハードなドロドロ展開になるようで、とても続きは現実離れして -
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ネタバレ上下通しての感想です。
ずっと通して重い気分で読んでいました。特に、夏枝と村井がダメでした。
優柔不断な啓造も理解不能でした。
村井が酒に酔って辻口家で「松崎由香子が死んだ」という話をする場面があります。
言う方も言う方だし、言わせる方も言わせる方と思いました。
なぜ啓造はあんなセリフを吐かせる前に追い出さないのか不思議でした。
陽子、徹、達子が救いでしたが。
最後で盛り返したのでようやく☆3です。
原罪がテーマということですが、陽子が罪の根本に悩んだという点を指しているのでしょうか。罪の根本とは何でしょうか。
読み込みが浅いのか、よくわかりません…。
ただ、続氷点も読もうと思っています。
陽