【感想・ネタバレ】三浦綾子 電子全集 聖書に見る人間の罪―暗黒に光を求めてのレビュー

あらすじ

聖書の中に示される罪深い人間の姿を記しながら、その意味を探る聖書の入門書。

「神の前に露わにされた人間の罪の姿に注目して書きすすめた。聖書に現われたスキャンダル、もしくは人間の底に流れるどすぐろい姿を記した。なぜなら、人間の罪深い姿を知ることは、神の高い清い愛を知ることでもあるからである」(「まえがき」)。人間の暗部から読み解いた聖書の入門書でもある。

「三浦綾子電子全集」付録として、朝日新聞夕刊(1982年7月27日)に載せた転機についてのエッセイを収録!

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Posted by ブクログ

『新約聖書入門』『旧約聖書入門』(ともに光文社文庫)の続編ともいうべき内容の本です。

聖書のなかには、さまざまな罪を犯した人間たちのエピソードが存在します。こうした人びとについて著者は、「それら人間の罪を、自分のこととして読んでいかねばならない」といい、そのような立場に立つことで、人間たちの犯したさまざまな罪にかんするエピソードに検討を加え、人間の罪深いあり方を見つめようとしています。

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2019年01月28日

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