三浦綾子 電子全集 草のうた

三浦綾子 電子全集 草のうた

550円 (税込)

2pt

4.0

生きること、死ぬこととは何か、三浦綾子の原点を描く幼少期の自伝的小説。

1922(大正11)年、7人きょうだいの次女として旭川で生まれた綾子は、生来体が弱く臆病な子供だった。のちに綾子を献身的に支える前川正の妹・美喜子に誘われ、教会のクリスマスに参加したが、教会よりも寺に興味を持ち、禅寺の日曜学校に通うようになる。5年生になり、異性への憧れにも目覚めた綾子は、ふたつの人の死に遭遇するが、悲しいという感情の不確かさを思い、死や大人になることについて考えるようになる。三浦綾子の原点である幼少期(小学校6年生まで)を綴った自伝的小説。

「三浦綾子電子全集」付録として、夫・三浦光世氏による「創作秘話」と、3歳ころの写真を収録!

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三浦綾子 電子全集 草のうた のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    氷点の作者の自叙伝
    作者の捉え方、感じ方が伝わる。
    温かい気持ちになる。
    周りのみんなも温かい。
    昭和初期の暮らしの様子も分かる。
    こんな暮らしだったんだなあと感じる。

    0
    2022年09月10日

    Posted by ブクログ

    作者の作品は、氷点や塩狩峠といった代表作を知りつつも、これまで読んだことが無かった。
    メジャーなところにはいかず、ボリュームが少なそうなこの作品を全く事前情報なしで読んでみたのだが、作者自身の幼年期を振り返るものだったので、少し驚いた。(これもまた小説というのだと思うけれど、よく考えるとここまで自分

    0
    2014年01月05日

    Posted by ブクログ

    誕生から小学校卒業までの記憶を、一本の筋があるストーリーではなく、日記のようなエッセイのような断片的な小話で構成されています。

    よくこんなに覚えているなと感心するほど、細かい逸話がたくさんあり、三浦綾子が性格形成された幼少期の経験と感受性を知る事が出来ます。

    現代の社会ではほとんど経験出来ないよ

    0
    2024年09月04日

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