三浦綾子のレビュー一覧
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主人公が塩狩峠の人に似てる!
不穏な時代でも、自分の信念を貫いてる人たちがでてくる、見習いたい。
竜太、政太郎、美千代、芳子、坂部先生、沖島先生、木下先生等々。
「迷ったときは、自分の損する方を選んだらいい」
「人間は誰でも、尋ねられたくないものをもっているもんだ。隠しておきたいことは、聞いても語らんだろうし、聞いて欲しいことは、聞かんでも自分で語るもんだ」
「自分の人生をいきるということは、いわば真っ白な布の上を歩いていくようなもんだ。そこに記された自分の足跡が乱れるのも乱れないのも、自分の責任だ」
チェーホフ『孤独が恐ろしかったら結婚するな』 -
Posted by ブクログ
ネタバレ聖書読んでるみたい?(聖書読んだことないですが・・)
な感じ。ゆるすとは、愛とは。
あらためて今読むと、時代を感じます。いろいろ理不尽なことも多く、自由に恋愛も結婚も出来なかった時代。自分でどこかで理不尽を受け入れる手段の宗教感。
生きていくって辛かったり、理不尽だったり、昔も今も変わらないようで、やっぱり昔のほうが生きにくかった、自由が少なかったのだろうなと感じました。
物語の中ではゆるしすぎに感じました。ゆるし、愛せば・・・。聖書で説いてるならそういうものと思いますが、物語だと御伽噺みたいに感じてしまいました。
心の持ちようはそうありたいですけどね^^ -
Posted by ブクログ
許せない私を、まずは許そう
あの笑点のもととなった作品、氷点(タイトルをもじっただけで、内容は何も関係ありません)の作者、三浦先生の本。
何かヒントにならないかと、キーワードをグーグル検索した中で、三浦先生の本をピックアップして読みました。
三浦先生の本にして良かった。ヒントの言葉、自分を省みるよすがになる話があり、今の自分に沁みました。
特に
あなたがたのうち、罪のない者が、先ずこの女に石を投げつけるがよい
という「ヨハネによる福音書」の「姦淫の女の話」が。罪のない人間はいない。誰しもが、罰し、罰しられないのだ。
自分を苦しめる思想から、一つ解き放たれたような気持がしました。
さすが、稀代のベストセラー書籍。いいことを言うもんです。(聖書にそんな言い方するんじゃありません)
これは、三浦先生の旦那様の言葉ですが、
次に指す手を三つ考えろ
という言葉。将棋のように、人生でもあてはまる言葉だと、紹介されています。
私もややもすれば自分で選んだはずなのに、強制されている気持ちになり、辛く追い込まれているようになってしまうきらいがあります。
そんな時に「辞めてもいい、続けてもいい、変えてもいい。選ぶのは自分だ」と思えるようになりたいな、と視野が広がって、行動は変わらなくても、自分で選んでいるのだ、と自発的な気持ちを取り戻すよすがとなりました。
ややもすると自分を責めてしまうきらいがある私にとって、まずは許せない自分をゆるすことから、はじめて行こうと思いました。
そして、自虐ではなく、謙虚な気持ちを探していきたいと思います。
同じ生きるなら、こうしか生きられないでなくて、こうも生きられる、という気持ちのゆとりが欲しいものよね。その時、人生が深くなるんじゃないかしら
そしてこの言葉も響いたな。
本当に私たちを支えてくれるものは、いったい何なのだろう。素敵なソファか、大きな冷蔵庫か、ひろびろした住宅か。まさかそうではあるまい。その時私たちを支えてくれるのは、力強い励ましの言葉ではないだろうか。真理にもとづいた慰めの言葉ではないだろうか。
直近で、こういう時に手痛い言葉でずたずたになった時、支えとなったのは慰めの言葉でした。
弱っていた自分には、一般常識に基づいた言葉は響かず、時に刃になるのだと知りました。
あたたかい言葉を私にくれた方たちへの恩は、忘れずにいたいと改めて感じました。
私は自分の持っている趣味の事を半ば「宗教だ」と言うことがあります。
それだけ自分の人生の支えなんですね。
そういったものを持っていなければ、またそういった土台を失ったら、キリスト教に目覚めるのではないか、という気もしなくもありません。
弱った心にお粥のように沁み渡るものだ、と朝夕読むにつけ感じた次第です。