三浦綾子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この本を読む聖書を知らない人々にとって、初めて触れる「聖書」になるのではないでしょうか。
日本は信仰に薄い人種ですが、もともとは侍魂や、商人とは、農民とは、など生き方の根底に信仰のようなものがあったようなもので、まったく無ではなかったのではないかと思います。今ではそれももはや無きに等しい時代になりました。本来なら今こそその「愛」について「隣人」について考えなければならない世の中なのだと思います。傾倒する必要はなく、ただ少し「教え」に触れるだけでも救われる人もいるのではないかとそう思いました。その触れるというものの一つに、この本はとても良いように思われます。
私は信仰については戦争など悪しきイメ -
Posted by ブクログ
この本を読む聖書を知らない人々にとって、初めて触れる「聖書」になるのではないでしょうか。
日本は信仰に薄い人種ですが、もともとは侍魂や、商人とは、農民とは、など生き方の根底に信仰のようなものがあったようなもので、まったく無ではなかったのではないかと思います。今ではそれももはや無きに等しい時代になりました。本来なら今こそその「愛」について「隣人」について考えなければならない世の中なのだと思います。傾倒する必要はなく、ただ少し「教え」に触れるだけでも救われる人もいるのではないかとそう思いました。その触れるというものの一つに、この本はとても良いように思われます。
私は信仰については戦争など悪しきイメ -
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ネタバレ三浦綾子の自伝第3部。前2作のような日々のエッセイというよりは、信仰の手引きのようなエッセイ。人間の原罪とは何か、虚無に陥るということ、祈るということ、など章立てで語られている。
人間はどうせ死んでしまうのだから全て無意味、というような虚無に人は陥ってしまうが、どうせ便として排泄されるのだから食べ物を直接トイレに流すのが間違いであるように、食べ物は食べて生きるエネルギーを得て残り滓を排泄するものであって、人生も死ぬ前にいかに人に光をもたらすような生き方ができるかが大事、というのがなるほどなと思った。どんな人間も自分に甘く他人に厳しく、他人がしたことを許すことは難しいし他人の悪口を言ったことのな