三浦綾子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
三浦綾子さんは塩狩峠を中1で読んで以来。
杉浦先生の温かさ。
これは塩狩峠のあの人を彷彿させた。こんな人になりたいです。私。
一郎の思春期に迎えた受け入れがたい家庭の事情。和夫の素直さ。久代の抱える過去。いまも癒えない傷。トキの隠したい現実と世間の目を恐れる虚栄心。
大人になることが酷なことだとは必ずしも思わない。けれども、「知らぬが仏」って諺が諭すように
一郎や和夫、みどりには知らないでほしい。でも乗り越えるしかない。もし知ってしまったなら。
やっぱ三浦綾子さんって、現代作家には書けない小説を書いてたんだな。シュールな大人向けの絵本を読んでるみたいな気分。
一郎が父と妾だと知った菜穂子 -
Posted by ブクログ
いろいろどんでん返し、赦すとは何かと言うことを聞いてくるすごい本だった。
一方で、夏枝や恵子がめちゃくちゃ悪女で、啓造や村井を始めとした男どもが、客観的に見て本当にクソ野郎なのに、それぞれ違うアングルから憎めないやつ、みたいな感じな描かれた方になっていて、本の素晴らしさがちょっと薄められてしまったように感じた。そもそも、夏枝や恵子の罪深さは、女性らしさや母性を裏切っていることにたぶんに影響されていないかい??啓造も、いい印象持ってなかった相手に対しても美人だとか健気だと感じた瞬間、色々妄想したりしてさ…
陽子がどんなに健気で美人と言っても、男たちが夢中になって、本人の気持ちは置き去りにしな -
Posted by ブクログ
いろいろどんでん返し、赦すとは何かと言うことを聞いてくるすごい本だった。
一方で、夏枝や恵子がめちゃくちゃ悪女で、啓造や村井を始めとした男どもが、客観的に見て本当にクソ野郎なのに、それぞれ違うアングルから憎めないやつ、みたいな感じな描かれた方になっていて、本の素晴らしさがちょっと薄められてしまったように感じた。そもそも、夏枝や恵子の罪深さは、女性らしさや母性を裏切っていることにたぶんに影響されていないかい??啓造も、いい印象持ってなかった相手に対しても美人だとか健気だと感じた瞬間、色々妄想したりしてさ…
陽子がどんなに健気で美人と言っても、男たちが夢中になって、本人の気持ちは置き去りにしな