三浦綾子のレビュー一覧

  • 三浦綾子 電子全集 道ありき 青春編

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    人のあり方として感銘を受けずにはいられない場面の連続である。正直、現実離れしている。(言動の)意味が分からないと何度も思った。これが自伝、半ノンフィクションというから信じがたい。山あり谷ありならぬ、罪あり救いあり。(しかし、大抵の人には優れた導き手がいない。前川正に導き手はいたのだろうか。)

    ーーー以下引用ーーー
    「綾ちゃん、ぼくは今まで、綾ちゃんが元気で生きつづけてくれるようにと、どんなに激しく祈って来たかわかりませんよ。綾ちゃんが生きるためになら、自分の命もいらないと思ったほどでした。けれども信仰のうすいぼくには、あなたを救う力のないことを思い知らされたのです」と、自らの足を石で打ちつけ

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    2021年12月15日
  • 三浦綾子 電子全集 千利休とその妻たち(下)

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    ネタバレ

    下巻には利休が秀吉と出会いその茶頭となり、世に名を馳せ、切腹でその生を終えるまでがドラマチックに描かれており、ページを捲る手が止まらず一気に読み終えた。利休と秀吉の立場や心境の変化、利休の立場が上がるにつれ生じる秀吉の側近との摩擦、おりきと心の通った夫婦関係、茶の湯を通して築いた師弟関係、そして茶の湯に対する真摯な姿勢が三浦綾子氏の筆で鮮やかに描かれている。

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    2021年10月20日
  • 三浦綾子 電子全集 千利休とその妻たち(上)

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    ネタバレ

    茶聖千利休が後に後妻となるおりきと出会う所からストーリーが展開する。上下巻で切腹によって幕を閉じるまでを鮮やかに描く。
    話の中で道具出てきたりお点前のシーンでは、以前お茶のお稽古に行っていた頃を思い出し、そういう経緯で現在の茶道の形ができたのかと興味深く読み進めた。

    山本兼一著の『利休に尋ねよ』と被る部分も多いが、書き手によって浮き彫りにされる利休の人物像が変わりそれもまた面白い。

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    2021年10月20日
  • 三浦綾子 電子全集 夢幾夜

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    人の夢の話はつまらない

    とよく言うがどうだろう。
    読み初めはそんなつもりで読んでいたが、気がついたら夢中になってる。
    文字通り、夢の中に引き込まれているよう。
    これも三浦綾子の才能の一つなのだろうな。
    あとがきまでしっかり、感情を揺らされました。

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    2021年10月17日
  • 夢幾夜

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    人の夢の話はつまらない

    とよく言うがどうだろう。
    読み初めはそんなつもりで読んでいたが、気がついたら夢中になってる。
    文字通り、夢の中に引き込まれているよう。
    これも三浦綾子の才能の一つなのだろうな。
    あとがきまでしっかり、感情を揺らされました。

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    2021年10月17日
  • 三浦綾子 電子全集 丘の上の邂逅

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    ネタバレ

     上川盆地、旭川、酷寒の地です。小4から女学校卒業まで朝晩牛乳配達をして育った三浦(旧姓堀田)綾子さん。春を迎える喜びはひときわだったことでしょう。三浦綾子・著、三浦綾子記念文学館・監修、三浦綾子生誕90周年記念出版「丘の上の邂逅」、2012.4発行。旭川だより、丘の上の邂逅、旭川とわたし の3章構成です。三浦綾子さん、没後の発刊を含め、2012年現在で102の作品を発表されています。デビュー作は1965年11月の「氷点」。1922.4.25~1999.10.12、享年77。

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    2021年10月10日
  • 三浦綾子 電子全集 泥流地帯

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    北海道の富良野の小作農家の極貧の生活状態で最後に十勝岳の噴火で泥流が流れて家族が死亡するという希望がない小説である。新聞や地域史をもとにして書いている。ドラマや映画になっているのかもしれない。
     続泥流地帯も読んでみたくなる。

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    2021年10月03日
  • 三浦綾子 電子全集 続 氷点(上)

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    越谷支店 井芹さんお勧め本

    あらすじ
    昭和21年(1946年)、旭川市在住の医師辻口啓造は、妻の夏枝が村井靖夫と密会中に、佐石土雄によって3歳の娘ルリ子を殺される不幸に遭う。 ... ルリ子の代わりに女の子が欲しいとねだる夏枝に対し、啓造はそれとは知らせずに殺人犯佐石の娘とされる幼い女の子を引き取る。
    感想
    素晴らしい小説でした。

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    2021年09月08日
  • 続 氷点(上)

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    越谷支店 井芹さんお勧め本

    あらすじ
    昭和21年(1946年)、旭川市在住の医師辻口啓造は、妻の夏枝が村井靖夫と密会中に、佐石土雄によって3歳の娘ルリ子を殺される不幸に遭う。 ... ルリ子の代わりに女の子が欲しいとねだる夏枝に対し、啓造はそれとは知らせずに殺人犯佐石の娘とされる幼い女の子を引き取る。
    感想
    素晴らしい小説でした。

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    2021年09月08日
  • 三浦綾子 電子全集 天北原野(上)

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    お気に入りというより、学ぶためにこれから先も読まないといけないと思う。


    罪を罪と分からない事が一番の罪。

    いつの時代も、罪深い人達ではなく、優しくひっそりと耐え忍ぶ人達が幸せになってほしいと思う。

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    2021年08月31日
  • あのポプラの上が空 新装版

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    人間はいかに生きるべきか。クリスチャンである三浦綾子さんの小説は、様々なかたちでそれを問うてくる。

    主人公の佐川淳一は、亡き父の友人である谷野井陶吉の厚意で、医学部を志すため東京から札幌に移り住んだ。陶吉は札幌の病院の院長で、淳一は谷野井家に下宿しながら勉学に励んでいたが、誰もが羨む裕福な一家と思われた谷野井家に、世間には明かしてはならない闇があることを知っていく。

    曲者ぞろいの谷野井家。院長であり病院の隣にある薬局の薬剤師である陶吉、その妻の式子、薬局に勤める若い女性であるテル子。
    陶吉の息子で病院の医師である浜雄、その妻の那千子、娘の初美と景子。
    そして家政婦の余里子。
    すべての関係性

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    2021年08月28日
  • 三浦綾子 電子全集 泥流地帯

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    誠治さと家族愛の印象が強かった。農家の祖父母を思い出す。三重団体の話などに北海道の開拓民の歴史は現代から見てもすぐ浅いところにあることを改めて感じる本だった。

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    2021年08月09日
  • 三浦綾子 電子全集 天北原野(上)

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    主人公の2人が不憫でならないと思った上巻。
    さすが三浦さんの作品は人生や生きることについて考えさせられます。
    不倫のドロドロ感がたまらなかった。

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    2021年07月18日
  • 海嶺(中)

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    自分の日常に対して生きた時代の異なる人、生きる世界の異なる人の考えに触れて視野を広げようという目的でこの物語を読んでる。
    岩吉のように冷静に物事を洞察すること、音吉のように謙虚に人から学び出来ることに取り組むこと、久吉のように明るく日常を過ごすこと、あとは三人の故郷や家族への思いみたいなモチベーションは大事だよなと思う。不平不満はやっぱ良くない。

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    2021年07月14日
  • 三浦綾子 電子全集 海嶺(中)

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    自分の日常に対して生きた時代の異なる人、生きる世界の異なる人の考えに触れて視野を広げようという目的でこの物語を読んでる。
    岩吉のように冷静に物事を洞察すること、音吉のように謙虚に人から学び出来ることに取り組むこと、久吉のように明るく日常を過ごすこと、あとは三人の故郷や家族への思いみたいなモチベーションは大事だよなと思う。不平不満はやっぱ良くない。

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    2021年07月14日
  • 三浦綾子 電子全集 帰りこぬ風

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    この小説を読んで、杉井田のようなこんなにも酷い男がいるものかと思った。こんな男を好きになった主人公の女性看護師の千香子が哀れでならなかった。

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    2021年07月09日
  • ちいろば先生物語(上)

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    榎本保郎の話。
    保郎の父は、生まれたこの子に対し、尼僧に名付けを依頼した。保とは、請けあう、引き受けるという意味で、男らしく何もかも引き受ける人間になってほしいと思い、これに決めたそうだ。
    保郎の家は駅の真前にあり、切符などや雑貨を扱っていたが、貧しく、父母ともに日中は野良仕事だ。ろくに面倒もみれなく、近くにいた名付け親の真浄尼が実の母よりも保郎と過ごした。真浄尼は保郎を膝に抱えて般若心経をあげるといった生活だった。三歳になる頃には般若心経を誦じてたという。
    保郎は中学生になった。保郎の通う中学では、蛸釣りという上級生が下級生をいじめる風習があったが、これを保郎は根絶するよう自分に誓いをたて、

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    2021年07月14日
  • 三浦綾子 電子全集 ちいろば先生物語(上)

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    榎本保郎の話。
    保郎の父は、生まれたこの子に対し、尼僧に名付けを依頼した。保とは、請けあう、引き受けるという意味で、男らしく何もかも引き受ける人間になってほしいと思い、これに決めたそうだ。
    保郎の家は駅の真前にあり、切符などや雑貨を扱っていたが、貧しく、父母ともに日中は野良仕事だ。ろくに面倒もみれなく、近くにいた名付け親の真浄尼が実の母よりも保郎と過ごした。真浄尼は保郎を膝に抱えて般若心経をあげるといった生活だった。三歳になる頃には般若心経を誦じてたという。
    保郎は中学生になった。保郎の通う中学では、蛸釣りという上級生が下級生をいじめる風習があったが、これを保郎は根絶するよう自分に誓いをたて、

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    2021年07月14日
  • 三浦綾子 電子全集 銃口 (下)

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    ネタバレ

    主人公の北森竜太は治安維持法違反容疑で半年以上もだらだら勾留がつづいたあげく、教職の辞職届を出さざるを得なくなって釈放。その大量の教師を逮捕した事件は特高に忖度して新聞にも報道されず、どこに就職しても特高の尾行がつづきスパイ呼ばわりされ居心地が悪くなる。恩師の坂部久哉教師は衰弱の挙句亡くなってしまう。失意の中、招集通知がとどいたときも教職を失ったので幹部扱いからひらの兵隊となり、理不尽な暴行を受けて片耳の聴力も失う。満州で盲腸になり、親しくしてくれた近堂一等兵との別れ、山田曹長との終戦直後にソ連や中国の連中を避けながら決死の逃避行の中で、朝鮮人の抗日派につかまる。その抗日派につかまって殺される

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    2021年06月19日
  • 三浦綾子 電子全集 銃口 (上)

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    ネタバレ

    質屋の息子として特に不自由なく旭川で暮らしていた主人公の竜太が小学校のときに担任で出会った、愛に溢れ貧富とわず平等に生徒に接し救おうとする理想の坂部久哉教師、そして、クラスメイトの貧乏な芳子。
     神楽岡への楽しい思い出になった遠足をおこない、さびしい卒業式を経た竜太は坂部教師にあこがれて、同じく小学校教師になるために師範学校に通う。時代は日中戦争が終わる気配を見せず、治安維持法ができて日本の言論は教育界でも窮屈になっていく。三浦綾子らしい相変わらず狭い世界で、幼馴染がそのまま好きあっていく。竜太は窮屈な中でも、自由と個性を伸ばす創意工夫ある授業をつくりだしていく。そんな中、綴り方の勉強会に参加

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    2021年05月29日