あらすじ
天保3年(1832年)熱田から、千石船宝順丸が14人の乗組員を乗せ江戸に向かって出航した。しかし遠州灘で激しい嵐に遭い、船は遭難してしまう。1年2か月後、乗組員の中で生き残った、豪胆な岩松、明朗快活な久吉、心優しい音吉の3人は、奇跡的に北アメリカに漂着した。彼らを待ち受けていたのは、想像を超える数奇な運命だった……。逆境の中、諦めることなく、希望を持って生き抜く男たちを描いた感動の時代巨編、第1巻。
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Posted by ブクログ
すごい物語です。平穏な日常を経ての前途洋々の船出、嵐に翻弄される恐怖の船上、永遠に続く苦しい漂流、陸地が見えた歓喜と苦難の道のりを予感させる上陸と、展開や描写が素晴らしく一気に読まされました。とても印象深かった同じく実話を基にした吉村さんの「漂流」を思い出しました。海の漂流から次は世界を漂流することとなるのでしょうか。楽しみです。
Posted by ブクログ
天保3年(1832年)、知多半島から出航した千石船宝順丸が、遠州灘で難破する。岩松、久吉、音吉の3人は、1年2ヶ月後、奇跡的に北アメリカに漂着する。彼らには想像を超えた運命が待っていた。