【感想・ネタバレ】三浦綾子 電子全集 海嶺(中)のレビュー

あらすじ

異国の地で知る人間の生き方とは、無償の愛とは何かを描く魂の物語。

遠州灘で遭難し、1年2か月間の漂流ののち、奇跡的に北アメリカに漂着した音吉、久吉、岩松(岩吉)は、この地に住むマカハ族に捕らえられ、奴隷にされてしまう。しかし、事情を知ったイギリスの商社ハドソン湾会社が3人を買い取り、とりあえずロンドンに連れっていってくれた……。
鎖国政策をとる祖国・日本との違いに「心の鎖国」が解き放されていく魂の物語。

1983年(昭和58年)に松竹で映画化。西郷輝彦、竹下景子の主演で話題となった。

「三浦綾子電子全集」付録として、著者が旭川の文芸誌「旭川市民文芸」に載せた歴史小説についてのエッセイを収録!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

遠州灘で遭難し奇跡的に北アメリカに漂着した岩松ら3人は、先住民に奴隷にされる。しかしイギリスの小社の援助で日本に帰国できる道が開かれる。希望を持った3人を待ち受けたものとは……。

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2024年04月20日

Posted by ブクログ

自分の日常に対して生きた時代の異なる人、生きる世界の異なる人の考えに触れて視野を広げようという目的でこの物語を読んでる。
岩吉のように冷静に物事を洞察すること、音吉のように謙虚に人から学び出来ることに取り組むこと、久吉のように明るく日常を過ごすこと、あとは三人の故郷や家族への思いみたいなモチベーションは大事だよなと思う。不平不満はやっぱ良くない。

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2021年07月14日

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