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哲学の教育に身を捧げて35年、ついにお茶の水女子大学を退官したツチヤ教授。はたして元哲学教授に家庭内の使い道はあるのか? 実存的な苦悩にあえぎつつ涙で綴った天上のユーモア・エッセイ集。「根拠のない自信」「最近の若者へ」「最後の授業」「反省するキリギリス」など、全60編が読者の胸に迫る(ハズ)!
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Posted by ブクログ
土屋先生がお茶大の教授を退官するタイミングで書かれたエッセイです。 大学「卒業」に関わるエッセイとジャズ・ミュージシャンの人たちとの共演に関わるエッセイが印象に残っています。あと何回か出てきた三浦勇夫先生も趣深い。 初手の「箱の作り方」から笑いました。あとほかには、「なぜ頭を触るか」「ペットボトルの...続きを読むフタの機能」「品のいい名乗り方」などが好きです。
こんな風に 屁理屈を 論理的に説明しているにも かかわらず、情けなく やり込められてしまう 哲学教授 が 定年を前後の 心境を 論理的に 屁理屈を 組み立てる。 やはり、助手とのやりとりが 楽しかっただけに それが なくなったことが なんとなく 寂しい。 それでも、屁理屈を 重ねつづける 意欲は ...続きを読む衰えていないのが 頼もしい。 その分だけ 奥さんが 悪妻ぶりを発揮して、 ますます 意気軒昂なようで いい感じである。 奥さんが 巨大化して、土屋名誉教授は 小さくなっていくのである。 責任をめぐっての考察が、自己責任を 叫ばれる中で 重要な考察と言えそうだ。 1944年生まれであるので、当分 土屋エッセイは 紡がれていくと思われる。
大学を退官した記念すべき(?)巻。そのため、生徒からイジられることがほぼ無くなったのが残念だが、その分、奥さんとの絡みが増えた。老化に関するエッセイも増えた。相変わらずの土屋先生に満足満足。本棚はまだ出来上がらない。
読書録「不要家族」3 著者 土屋賢二 出版 文藝春秋 p69より引用 “残念なのは、後に入る人には、どれだけ苦 労して掃除したかが分からず、たんに「薄汚 い部屋だ」と思われてしまうことだ。” 目次から抜粋引用 “箱の作り方 お別れの挨拶 品のいい名乗り方 根拠の無い自信 話のズレ方” ...続きを読む 哲学者でエッセイストである著者による、 日々の些細な事を複雑に考えて著したエッセ イ集。 箱の手作りについてから会話の方向性につ いてまで、ウィットに富んだ話が盛り沢山で す。 上記の引用は、著者が大学を退職して部屋 を去ることになったことについて書かれた話 での一文。 世の中、誰かが何かをしてくれているという ことは、殆ど目に見えないものなのでしょう か。目に見えているけれど、何とも思ってい ないだけかもしれません。 大学を退職してからも、周囲の人との付き 合いに苦悩する日々を送られているようで、 なによりです。これからも面白い話を、聞き 続けることが出来るでしょう。 ーーーーー
土屋先生の自虐ネタの入ったユーモアたっぷりのエッセイ、思わす吹き出しながら読ませていただきました。身につまされるエピソードもあり、頷きながら楽しませていただきました。
ストレスがたまったときは、論理学を勉強して心を休ませる。たまに、早起きしてすがすがしさを味わうそうです。土屋賢二さん「不要家族」、2013.3発行。扶養家族が定年を前にした著者を不要家族にしたそうです(^-^)
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