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戦った、敗れた、ボロボロになった! 「真人間への道」「座席の選び方」「わたしのダイエット」など、何でもないことに苦しみ抜くツチヤ教授が、襲いかかる周囲の人間、自然現象、運命を相手に戦いを挑み、敗北にまみれ、更に苦悩を深めるさまを切々と訴えた爆笑エッセイ。週刊文春長寿連載「棚から哲学」シリーズ第4弾。
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Posted by ブクログ
すごく面白い。土屋先生にはまっている。ひとつひとつが面白くて笑え、さらさらっと読み進められ、とまらなくなる。そして読み終わっての感想は面白かったの一言。内容は不思議とあまり覚えてない。考え込まず、気楽に読書の時間を存分に楽しめているのだと思う。
土屋賢二って何て愉快な人なんだろう。 言ってしまえば、おっさんが屁理屈言ったり、小言を並べたりしてるだけなんだけど、それが笑いにつながるんだからすごい。 日常にあふれていることを題材に、でも人とはちょっと別の視点から物事を見たり考えたりしているのはさすが。 取るに足らないようなことも、土屋賢二が語る...続きを読むと一気に興味深くなってくる。 この人の本はハズレがない。
大爆笑。ひたすら爆笑。 『助手』『妻』シリーズがおもしろいことはもうさんざん書いたが、『編集』シリーズもかなりよい!!本当にこういうやりとりがなされているのかは不明だが(笑)最高におもしろいテンポのよいかけあいには毎回腹をかかえてしまいます(笑) 今回も話の最後に描いてある挿絵が笑えたヾ(@°▽...続きを読む°@)ノ あははぁ 『親切な二枚舌』は、笑いはもちろんだが、ここに書かれている話はすごい納得した。私も常々思っていたことだし。 やっぱり作者は哲学者だけあって、みんなが当たり前と思っていることを疑ってかかり、あらたな理論を構築してしまうのがうまい。 疑うことって大事だよなぁ。巷間では冷静に考えればおかしいことでもまことしやかに言われて真実だと思っちゃってるもんね。 例えば、「少子化になると国が成り立たなくなる」とか。一見真理のように思えるけど、オーストラリアとかヨーロッパの国でも、人口が日本の半分くらいでも問題なく成り立ってるじゃんね? 物事を鵜呑みにせずに、疑う力って必要だよね。私も身につけたいものです。ハイ。
土屋センセー面白すぎだ。こうゆう肩の力抜けた、構えてない大人って憧れる。ガキっぽいんじゃないけど、無邪気な感じの(もちろん本気の無邪気な大人は心底うざい)
大学教授土屋氏のエッセイ。 読みながら何度も「えーっ!」と唸らされる一転のオチじゃ許されない、二転三転と転がっていくことの心地よさを味わえます。
クスリと笑わせてくれる一冊。 日本語を巧みに操り、バカバカしいを突き抜けた発想はもはや清々しかった。
デタラメエッセイストのツチヤ氏によるエッセイなのか評論なのか。 雑誌のコラムらしく、4ページ足らずに落書き付きというエッセイで、大概は最近あった話などを面白く、デタラメに記されている。「我笑うゆえに我あり」が論文のパロディーだったのに比べると、本当に気楽に読めるボリュームである。 全体に、エッセ...続きを読むイの途中にひねりがあるものは少なく、同様の作家で言うと、宮沢章夫などのように途中で怒りだしたかと思えば変なところに着地するようなことや、檀ふみのように書き始めと終わりが全く別の話になっているようなことはないので、途中をつい読み飛ばしてしまうのだが、読み飛ばしてもオチが分かるという点では良い。読み飛ばさないほうが良いのだろうが、そこはね。 短い文章の中に、言葉をいじったギャグが結構な分量出てくるので、twitter等の参考になる本であり、ツチヤ作品の中でも読みやすいので、初ツチヤの人にもオススメの1冊といえよう。☆4つはさすがに大甘だと思うが。
活字で人を笑わせるとは本当に難しいと思うが、大いに笑った。だれも傷つけない紳士な笑いで温度としてはサザエさんと同じくらい。特別面白い出来事があるわけでもないのに笑える話に仕上げる文章力に驚いた。
土屋先生のエッセイ。あー、やっぱり面白いなぁ。自虐的なギャグセンスが半端ないです。笑わせてもらいました。疲れたときの息抜きに最適な一冊です。
人を貶めるのでも差別するのでもなく、文章だけで笑わせる芸(もはや芸)を楽しめます。 つまらないことで行き詰まってる時に。 ただし、何か有効なヒントや示唆をもらえるわけでは全然ありませんので、あしからず。
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