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ものいわぬ虫や動物たちが「生きること」を教えてくれる。“エッセイの名手”養老先生の手による五百篇以上の作品から精選。人生を深める思考の冒険。
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Posted by ブクログ
今まで生きてきて感じていた疑問が少し解けた気がして楽になりました。 この本はエッセイなどのを再編集したものでした。 自分の時間を大切に、自然との関わりを大切に、病気といいあんばいで付き合っていく覚悟を決める。 これからの私にとって力になる内容でした。
過去にどこかに掲載された養老先生の著述を集めたもの。読んだこちのあるものもあったが、大切なことや生きることの本質について気づかせてくれる。
養老孟司先生の語りは明瞭で 好きだ。 聡明な方はブレない。 坦々と、私はこう感じて、考えて、こうやって生きてきたよ、と、さらりと語る。 決して押し付けることがない。 養老先生といえば、 愛猫まるとの暮らしぶりも 人気があった。(過去形なのは まるちゃんが虹の 橋を渡ってしまったから) 虫や動物...続きを読むに対する向き合い方が、 潔いのだ。ベタベタした愛情ではなく、 当たり前にあるがままを愛でる。 迷ったり、ぐずぐず悩んだりしている自分がバカらしくなってくる。 サバサバと え?悩むことに意味あるわけ? って先生に言われそうで。 タイトルが 人ではなく ヒトの幸福、となっているところ。 養老先生の考え方が うまく表現されているな、と思う。
毎日が楽になる。だいぶ昔の唯脳論から愛読させて頂いているが、「バカの壁」(口述筆記?)あたりからわたしでも理解できるようになり、ありがたくもあり寂しくもあり。
2003年以降に発表されたものをまとめたものだ。 ピックアップして興味のある頃をまず読んだ。 156ページに 落語と私 私と落語 と題した文章がある。 もといぬ 元犬かな。 録画したものにあった様な。 あとで聞いてみよう。 桂枝雀の枕に感心していた と言うくだりは納得できる。 今もって一番...続きを読む好きな落語家は桂枝雀だ。 桂宮治が桂枝雀のネタを実演したことがあった。 100年早い気がしないでもなかった。 でも頑張ってほしい。 で養老孟司、おすすめの筑摩の文庫版の落語全集、さがしてみよう。
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