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あの大ベストセラーがついに電子化! 「話せばわかる」なんて大ウソ! イタズラ小僧と父親、イスラム原理主義者と米国、若者と老人。互いに話が通じないのは、そこに「バカの壁」が立ちはだかっているからである。その「バカの壁」とは何か……? いつの間にか私たちを囲む様々な「壁」。それを知ることで世の中が見えてくる!
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Posted by ブクログ
何もかも分かったような気になって、自分の内側の壁に閉じこもり、その向こう側を見ようともしない。 「個性を伸ばせ」という欺瞞、科学の怪しさ、「身体」との付き合い方を忘れた現代人、大きい共同体の崩壊、生きる意味の喪失、意識中心社会。 平成で最も売れたベストセラーである『バカの壁』で指摘している問題の...続きを読む多くは、令和の今になってさらにその申告度合いを増していると思います。
・自分が知りたくない情報は遮断する。科学的とは理詰めではなく、反証されうる曖昧さを許容できること。 ・個性を伸ばせは欺瞞。本来意識は共通性を徹底的に追求するもの。 ・人間は常に流転するが情報は不変。現代は真逆の意味に捉えられている。 ・原理主義は思考停止状態。必ず破綻する。
一言要約:我、他人、共同体の認識こそ壁を除く術 「話せば分かる」がないこと、他人は他人であり真には分かり合えない、だが人は一人では生きられず共同体をつくる、というのが人間である この時に立ちはだかる壁は「(分かってくれない)アイツを打ち負かせ」ではなく、「他人を受け入れない自分を負かす」ことが出来...続きを読むるか否か、だろう 自分以外のものが存在することを受け入れ、世界は一つにならないことを認めれば(一元論からの脱却)その上で成り立つ世界があり、その過程では「孤独感、恐怖、不快さ」を感じ不安がひろがるが、常に自責で「他者という"ちがうもの"を認める」ことが出来れば、バカの壁を超えた本物の関係性、すなわち共同体がつくれるのだろう 恐怖や不快に負けて壁の中に閉じこもっていては真の「人間」ではなくなってしまうのだろう
20年前の本。およそ10年前に読んだ。また読んだ。僕はその頃から比べると、だいぶ読めるようになったようだ。「人は変わる」 だいたい本腰いれて何かやったら3年で一段違う世界が見える。成せなかったらいったん諦める。自然とそんなふうにしてきた。身につけられることは体の個性だ。そして3年もしたら全然違うこ...続きを読むとをやっている。そういうことだ。
読んで置くべき
何故売れたのか納得する内容。 語り口調で脳みそに素直に吸収される。 本書を読めば今までの自分の考えが俯瞰では無かったと思わせる。
#深い #タメになる
コロナ禍で見えるバカの壁
この本をコロナ禍で読むと興味深い。片や感染者数と現場の声を最優先とし、とにかく感染者数を抑えることを第一に考える医療業界(の業界団体)。片や社会や経済へのインパクトと天秤にとって対策を取れと主張する人たちもいる。 私はどちらかというと後者だが、どっちのオピニオンリーダー達も『何でこんなことがわから...続きを読むないんだ?バカだな』と言いあっているのは正にバカの壁。後者は精緻なデータや分析を出すので確かに正しい、とは思うものの、それをフックに前者を理解不足と揶揄するのは壁を強固に塗りたくるようなもの。
#タメになる
昔読めばよかった
流行った当時、タイトルの意味も分からず、何の興味も覚えなかったが、今読んだら面白い。 それな!という共感しかない。 本当に頭の良い人は頭が柔らかいなと、そう思いました。
私たちの社会生活の中の実例を取り上げ、一元的で一つのことのみに寄って立っている状態やそれによる思考停止に対して警鐘を鳴らす本。 「自分はわかっている」と無意識に思い込んでいる人を「バカ」とし、外の世界や他者と話し合い分かり合おうとしない状況を「壁」がある状態と捉えている。 やや周りくどい言い方や...続きを読む様々な事象の説明を経由して主張を導いているためやや分かりにくい部分もあるが、それすらもこの本の主題に重なる気がする。 常識、身体、情報、共同体、無意識、脳、宗教、犯罪、教育などの機能や仕組みを細かく検討・分析して私見を述べている。 恐らく言いたいことがありすぎてとっ散らかった内容になっているとも感じるが、それが養老氏の良さなのでしょう。 無意識の存在を自覚し、二元論的に視野を広く持ち、「壁」に閉じこまらないことを大切にしようと思った。 忙しない日常から離れて、小難しいことを考え、誰かに説教されたくなった時に読むのにぴったりでしょう。とても気に入りました。
自分たちが物を知らない、ということを疑う人がどんどんいなくなってしまった。 知ろうと思えば知ることができるのだと思ってしまっている。 脳の中の入出力 y=ax aが0だと何も生まれない。0よりはマイナスの方が良い 人間の脳はできるだけ多くの人に共通の了解事項を広げていく方向性をもって進歩を続け...続きを読むてきた。 共通了解が多くの人と分かり合えるための手段。 今は求められる個性を発揮しろという矛盾した要求 個性は脳でなく身体に宿っている?! 知るというのは、自分がガラッと変わること 絶えず過去の自分というのは消されて、新しい物が生まれている 無意識を軽んじている。 悩むことを悪いことと考える人が多いが、無意識化でも何か考えてる。その考えと意識化の自分とが違うのは当たり前。悩むのは自然なこと。 文武両道 学んだことと行動が互いに影響しあわないといけない 人生の意味を考え続ける 苦痛にも何らかの意味はある?
ある種説教に近く感じた。また少し脱線というか教養なのか、本論とは関係がないと思える話が入ってくるが、それを飛ばしても問題はない。 第8章は考えさせられる事が多かった。8章だけでも読む価値はあるかと思う。
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