無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
人生は、なるようになる――これがひとまずの結論です。幼少期の最初の記憶から、虫と猫とバカの壁と出会った八六年を語りつくす。読売新聞の好評連載「時代の証言者」を大幅加筆、「五〇の質問」を増補。養老先生はじめての自伝。
目次
Ⅰ 幼年時代と戦争
Ⅱ 昆虫少年、医学部へ
Ⅲ 解剖学者の奮闘
Ⅳ 『バカの壁』と〈まる〉との出会い
養老先生への五〇の質問
――朝起きて最初に何をやりますか/最後の晩餐で食べたいものは/自分をバカだなと思うことはありますか/いろいろな発言をされると誤解されることが多くて困りませんか/大人になるってどういうことですか/死についてどう思いますか……など
Posted by ブクログ 2024年02月21日
『今思うと、臨床には本気になれなかったんでしょうね。昆虫採集で野山を歩き回っていた子どもの頃から、自然はなるようになるもので、人間ができるのは手入れだと思ってきた。患者の身体も自然だからそれと同じ。医者は病気を治すと思っているけれど、患者は治るときにはひとりでに治る』―『Ⅲ 解剖学者の奮闘』
養老...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年01月13日
昨日たまたま読んだPresidentで、ホリエモンが「1番運がいいと思うのは養老先生」のような事を言っていたことを思い出し、手に取った。
なるようになる、この考え方が本当に素敵だし、大事なものだと感じた。
特に印象に残ってるのは、最後のQAコーナー。
個性がなく、自分のことをone of themだ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年12月02日
本書は養老先生の初の自伝である。唐突だがこの本を読んで、木田元先生の『哲学は人生の役に立つのか』(PHP新書)という本を思い出した。題名だけを見ると哲学の有用性を説いた本のように思ってしまうが、内容は木田さんの自伝である。つまり、哲学が自分にどのように影響したかという視点から、ご自身の半生を語ってい...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年02月04日
そういえば養老孟司さんの自伝に出会ったことはなかったと思い読んでみた。ご本人の執筆ではなく、鵜飼さんが聞き手となって書かれたものであるにも関わらず、まるでご本人が描いたかの書いたような細かなエピソードがたくさんあった。
養老さんの思考は時に難しく、時に驚かされることもある。ほんの少し頭の中を覗けた気...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。