死の壁

死の壁

836円 (税込)

4pt

過去に死ななかった人はいない。人間の死亡率は100%なのだから――。誰もが必ず通る道でありながら、目をそむけてしまう「死」の問題に『バカの壁』の養老先生がズバリ解答! Q.自殺はダメ? A.「どうせ死ぬんだから慌てるんじゃねえ」 Q.生きがいとは何か? A.「そんな問いは暇の産物。トイレに行きたいときに考える?」 Q.なぜ人を殺してはいけないのか? A.「死は回復不能だから」……など、死にまつわるさまざまなテーマを通じて、現代人が生きていくための知恵を考える。逃げず、怖れず、考えた最終解答!

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死の壁 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    96歳の年寄りの介護をしている者として、何時も死について考えているけれども、先生の本を読んで考え方やっぱりこれでいいんだな、と感じた。

    なるようにしかならないし、考えたって仕方ない。

    常に死について考えている母を看ていると、可哀想になるけれどこればっかりは、優しくはできない。変に優しくしていると

    0
    2024年05月28日

    Posted by ブクログ

    ズバリって感じで答えを提示するのではなく、こちらに考えることを促してくるというのか…
    死についていろんな観点から論じているけど、私みたいなアホでも理解できるように、かなり優しい言葉を用いて書いてある本だと思いました。

    自殺はやっぱり駄目。

    自分が自殺した後、周囲にどんな影響を与えるのか考えてみな

    0
    2024年01月17日

    Posted by ブクログ

    死は観念ではなく、日々トイレでひねり出さねばならないウンコと同じく、有機的でどうにもならないものなのだという養老節に、毎度のごとく唸らされました。

    都市化と共に生活の場から死も消えたというのは納得です。都市というのはクリーンで支配できるものに満ちています。汚らしいもの、秩序を乱すものは許されず、周

    0
    2022年06月23日

    Posted by ブクログ

    皆安楽死する側の気持ちは考えるが、安楽死させる側の視点は欠如していることがある。
    死体を見る視点では、俺の死体は存在しない。

    普段考えが及ばない視点からの記述があり新鮮でした。

    0
    2021年07月21日

    Posted by ブクログ

    死というものを生活に紐づけて考えることで、人々が死に対する考え方が変わる。どう捉え、そこから何を考えていくのかを考慮して行動するキッカケとなる一冊だった。

    0
    2024年05月03日

    Posted by ブクログ

    バカの壁の続編であり、死に焦点を当てて書かれている。
    生と死の区別、境目が科学的には極めて曖昧であるという点は非常に興味深かった。
    またなぜ人を殺してはいけないのか、という問いに対して、「殺したら元には戻らないから」という、単純明快な答えを返している点も印象深い。

    また死の人称という考え方も面白く

    0
    2024年04月02日

    Posted by ブクログ

    社会の在り方や問題点について、「死」を視点に述べられていて、面白かった。「死」はどこから「死」なのか、なぜ死んだら名前(戒名)が変わるのか、死体は「モノではなくヒト」、日本では死んだらメンバーズクラブ(共同体)から脱会させられる、など、死の概念的な思索、死と社会の関係性について、漠然とだけど、理解出

    0
    2024年03月04日

    Posted by ブクログ

    人生の問題に正解はない、そもそも本に書いてあることを全部絶対正しいなんて思わないでくれ
    実際に、何でも、「調べればわかる」「見ればわかる」というようなことはありません
    ただし、人生でただ一つ確実なことがあります。人生の最終解答は、「死ぬこと」だということです。

    気になったことは、以下です。

    なぜ

    0
    2023年07月10日

    Posted by ブクログ

    神に愛された人ほど早く死ぬと言う言葉
    自殺してしまった友達もきっと愛されたから死んでしまったのだろう
    都市化が進んで人の心は離れて行ってしまっている。
    しかし、3人称の死が増えてもなお、心が痛むのならきっと人は性善説である証明なのだと思う。

    全ての人間を愛せなくてもせめて目の前にいる大切な人を愛し

    0
    2023年06月29日

    Posted by ブクログ

     『死の壁』から読んでしまった。バカだな。『バカの壁』から先に読むべきだ。
     語りおろしなので読みやすい。ただ、当時のビビッドな話題に触れている部分は今から読むと懐かしい。
     第1章「なぜ人を殺してはいけないのか」。巷間よく語られる問題に明解な答えを出したと思う。
     「一人称の死体」「二人称の死体」

    0
    2022年12月17日

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