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Posted by ブクログ 2024年03月05日
昔会社のお偉い方におすすめされて読んで以降、度々読み返しています。
アインシュタインとフロイトによる手紙のやり取りが掲載されているだけなので本編は短いです。
ですがとても考えさせられますし、人間の本能についてすごく納得できた一冊です。
この本のおかげで私は良い意味で「人間に期待をしない」ことを学びま...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月01日
第一次世界大戦終結後、あまりの惨事から、国際連盟が発足。
その国際連盟が、「ひとはなぜ戦争をするのか?」、を議論して欲しいと、物理学者のアインシュタインに依頼し、アインシュタインが依頼された議論をする、その相手に選んだのが心理学者のフロイトでした。
1932年にした2人の手紙のやり取りが、この本...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年12月14日
1.著者;①アインシュタイン;理論物理学者。特殊相対性理論や一般相対性理論が有名。光量子仮説に基づく光電効果の解明で、ノーベル物理学賞受賞。②フロイト;精神科医。精神分析学の創始者。<解説者>③養老孟司;解剖学者。「バカの壁」は450万部を記録。戦後のベストセラー5位。第一位は「窓際のトットちゃん」...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年10月10日
国際連盟の求めに応じてなされた有名な往復書簡。戦争について、当時の碩学は何を考えていたのか?即効薬はないが、ゆっくりと効く薬を本書簡自体が物語っている。解説については、養老先生と斎藤環先生。前者の解説は、アインシュタインから始まって、持論を展開。後者の解説は、フロイトの考えをより理解するうえで秀逸だ...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年06月01日
感服した。素晴らしい名著だ。
「スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ / 戦争は女の顔をしていない」を半分ぐらい読んだあたりでこの疑問が自分の中で爆発し耐えられなくなってしまった。「ひとはなぜ戦争をするのか」その事について私の万倍は真剣に考えた二人の賢人と二人の解説者の意見を知りたく成った。
ド頭...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年04月07日
「判決に絶対的な権威があり、自らの決定を力ずくで押し通せる国際的な機関、その実現はまだまだおぼつかないものです」(pp. 12-13)と、アインシュタイン。ロシアとウクライナの戦争に際した国際連合をみても、やはりそのように思われる。国際的な機関によって平和を実現するにあたっては「各国が主権の一部を完...続きを読む
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