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作品一覧 2018/07/10更新 科学者と世界平和 試し読み フォロー ひとはなぜ戦争をするのか 試し読み フォロー 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> アルバート・アインシュタインの作品をすべて見る
ユーザーレビュー ひとはなぜ戦争をするのか アルバート・アインシュタイン / ジグムント・フロイト / 浅見昇吾 / 養老孟司 / 斎藤環 昔会社のお偉い方におすすめされて読んで以降、度々読み返しています。 アインシュタインとフロイトによる手紙のやり取りが掲載されているだけなので本編は短いです。 ですがとても考えさせられますし、人間の本能についてすごく納得できた一冊です。 この本のおかげで私は良い意味で「人間に期待をしない」ことを学びま...続きを読むした。 大変おすすめです。 Posted by ブクログ ひとはなぜ戦争をするのか アルバート・アインシュタイン / ジグムント・フロイト / 浅見昇吾 / 養老孟司 / 斎藤環 第一次世界大戦終結後、あまりの惨事から、国際連盟が発足。 その国際連盟が、「ひとはなぜ戦争をするのか?」、を議論して欲しいと、物理学者のアインシュタインに依頼し、アインシュタインが依頼された議論をする、その相手に選んだのが心理学者のフロイトでした。 1932年にした2人の手紙のやり取りが、この本...続きを読むに収録されていて、読んでみたいと興味を持ち書籍を買ってみました。 今や、毎日毎日、テレビやニュースでは、「現在進行形の戦争」が日常的に報道されてて、余りにも目に入るので、その常態化に、何も感じなくなって麻痺している自分がいるのも怖いですが。 そんなマヒした自分自身に喝??を入れるべく、 「ひとはなぜ戦争をするのか?」 というテーマを国際連盟が学者に依頼した書簡をきっかけに、自分でも考える時間を持とうと、読んでみました。 フロイトは、アインシュタインへの手紙に、 「政治家が本来考え解決するテーマではあるが、本質的には政治家ではない一般の人間も考えるべきだ」 というところから始めて、 「愛と憎しみ」 のような人間の感情や観念を交えて議論していき、 「戦争をしないためには?」 という結論へ向かう、その考え方の流れが書かれてありました。 読後としての答えや感想は、読む人それぞれで違ってきそうですので、控えます。 この本の解説としてあとがきに、養老孟司さんが文章を書いてくれてもいます。 平和から少し遠ざかっている雰囲気の今この瞬間だからこそ、私は読んで良かったと個人的に思いました。 嫌な現実から目を背けたくなるニュースばかりの日々ですが、日本とはまるで遠くの場所の関係ない出来事だと、ついつい麻痺をしてそうな自分がいるな〜と思った、そこのあなた。 そんな人にこそ、是非一度手に取って頂ければと思います! (100ページくらいの5ミリ程の薄い本で、サラッと読めます) そんな、本日でした。 Posted by ブクログ ひとはなぜ戦争をするのか アルバート・アインシュタイン / ジグムント・フロイト / 浅見昇吾 / 養老孟司 / 斎藤環 210106003 アインシュタインとフロイト、それぞれの立場から語られた戦争をなくすための往復書簡。 フロイトは生と死の欲動が戦争につながることを指摘。それを抑制するのは文化であるとの見解を示す。非常に面白く考えさせられる話だった。 Posted by ブクログ ひとはなぜ戦争をするのか アルバート・アインシュタイン / ジグムント・フロイト / 浅見昇吾 / 養老孟司 / 斎藤環 1932年、国際連盟からの依頼が物理学者であるアルバート・アインシュタインにとどく。「今の文明において最も大事だと思われる事柄を、一番意見を交換したい相手と書簡を交換して下さい」、選んだテーマは「人はなぜ戦争をするのか」、選んだ相手はジグムント・フロイトであった。アインシュタインは権力と人間の本能的...続きを読むな欲求提示する。フロイトは、暴力とそれを止めることのできる国際機関の設立を願う。しかし、わかっていることがある「人間から攻撃的な性質を取り除くなど、できそうにもない!」。100年近い時間が経過しても、人間は進化せず戦争を繰り返している。さらにフロイトは問いかけます。「すべての人間が平和主義者になるまで、あとどれくらい時間がかかるのでしょうか」。何を進めていけば平和に近づくのでしょうか。フロイトの結論はこうです、「文化の発展を促せば、戦争の終焉へ向けて歩みだすことができる!」文化という言葉が正しいのかわかりませんが、お互いを正しく理解して尊敬をすること、それを文化もしくは文明と呼ぶのでしょうあ。国際的な交流や、その国へ旅行してその国を知ること、そこで生きている人間をしることが戦争を回避できる、そのような人間が国の中で増えていく。本書を読んで、戦争について深く考えることができました。そして100年たっても人類の根本的な問題は簡単には変わりえないことを確認しました。いま地球上で起きている不幸な戦争や紛争がお互いを理解することで早く終焉に向かうこと、新しい戦争が起きないことを心より願います。 Posted by ブクログ ひとはなぜ戦争をするのか アルバート・アインシュタイン / ジグムント・フロイト / 浅見昇吾 / 養老孟司 / 斎藤環 アインシュタインとフロイトが戦争をテーマに議論を交わした手紙について。 冊子の薄さと、文章の平易さから読むことを決めた。しかし、テーマと内容は決して浅くない。もちろん紙面上の限界はあるため深く掘り下げきれないところもあるが、国際機関の存在や文化による啓蒙など戦争を起こさないようにさせるための人間...続きを読むの試行錯誤について述べることを通して戦争論にアプローチしている。 権利や権力(暴力)の取得とその変遷、少人数による支配と多数による支配が表裏一体であること、などの分析が興味深かった。 Posted by ブクログ アルバート・アインシュタインのレビューをもっと見る