あらすじ
ものいわぬ虫や動物たちが「生きること」を教えてくれる。“エッセイの名手”養老先生の手による五百篇以上の作品から精選。人生を深める思考の冒険。
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Posted by ブクログ
今まで生きてきて感じていた疑問が少し解けた気がして楽になりました。
この本はエッセイなどのを再編集したものでした。
自分の時間を大切に、自然との関わりを大切に、病気といいあんばいで付き合っていく覚悟を決める。
これからの私にとって力になる内容でした。
Posted by ブクログ
養老孟司先生の語りは明瞭で
好きだ。
聡明な方はブレない。
坦々と、私はこう感じて、考えて、こうやって生きてきたよ、と、さらりと語る。
決して押し付けることがない。
養老先生といえば、
愛猫まるとの暮らしぶりも
人気があった。(過去形なのは
まるちゃんが虹の
橋を渡ってしまったから)
虫や動物に対する向き合い方が、
潔いのだ。ベタベタした愛情ではなく、
当たり前にあるがままを愛でる。
迷ったり、ぐずぐず悩んだりしている自分がバカらしくなってくる。
サバサバと
え?悩むことに意味あるわけ?
って先生に言われそうで。
タイトルが
人ではなく
ヒトの幸福、となっているところ。
養老先生の考え方が
うまく表現されているな、と思う。
Posted by ブクログ
毎日が楽になる。だいぶ昔の唯脳論から愛読させて頂いているが、「バカの壁」(口述筆記?)あたりからわたしでも理解できるようになり、ありがたくもあり寂しくもあり。