「人間の脳はあきっぽくできていて、三日坊主は当然」であることを、そのからくりを解き明かすと共に、実践例を添えて紹介しています。
大脳皮質には、一度見たものを「馴化」して「当たり前のもの」と認識する、生きていくために必要な反応を備えています。そのいわゆる「マンネリ化」は、『三日坊主』にもなり得ますが、
...続きを読むその特性を上手に利用して『習慣化』すれば大きな成果をあげることにもつながります。また、脳は頭蓋骨の中に閉じ込められていますので、体を動かすことによって初めて刺激を得て動き始めることができます。そして、脳は次第にその作業に合わせた活性化モード(作業興奮)に入り、やる気がおきます。つまり、やる気は自分から迎えに行かなくてはやってこないものなのです。
その「やる気」を持続させるのが淡蒼球という、脳の中でも無意識の世界(手や足と違って、自分では動かせない内蔵や知覚等と同じ分類)にある、2つの蒼い球なのです。淡蒼球を活発に動かすためには、①体を動かす ②いつもと違うことをする ③ごほうびを与える ④なりきる ことが大切だと説明しています。とにかく、まずは20回やってみることが大切で、そのための16のお助けコンテンツがかわいいイラストと共に紹介されています。
イラストレーターの上大岡とめさんが、東大の脳研究者の池谷裕二先生に教わったことを、ご自身の経験に重ねて、かわいいイラストで紹介していて、とても分かりやすいです。
まずは行動あるのみ!20日間やってみます!