三浦哲郎の一覧

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作品一覧

2019/10/11更新

ユーザーレビュー

  • 愁月記
    三浦哲郎を研究するのでもいいかもしれないと思った。それくらい心打たれたということなのかもしれない。忍ぶ川を錯覚させるような良さで、彼の書く家族の話はどれもすごく良いに違いないとこの一冊を読んで確信した。
    表題作の『愁月記』は母の死の前後を描いた話。食卓を囲んでいる中で母が突然泣く場面からはじまる。ま...続きを読む
  • 野

    野山で生きる人々の生老病死を瑞々しい風景描写と、細やかな心理描写で写し取った短編集。
    著者が自分の著作の中で最も好きな作品というだけあって、どの作品も伸び伸びとした筆さばきで書かれているように思える。
    特に「楕円形の故郷」は、東京が舞台にも関わらず、盆栽という意外な装置を使って都会と故郷の「野」を曲...続きを読む
  • 忍ぶ川
    「白夜を旅する人々」に感動したので、続編があるなら読んでみたい。マイノリティの生き方について考えたい。
  • ふなうた 短篇集モザイクII
    三浦哲郎短編集モザイク2冊目「ふなうた」
    性、糞尿、生命を嚥み込む、自死…、1冊目より生々しさがあり、体がムズムズ〜っとするお話も。(((=_=)))

     80歳のお祝い、傘寿の席で孫が披露したロシア民謡”舟歌”。しかし彼の耳に残る”舟歌”とは違う歌だった。それは戦地ロシアで聞いた美しい歌だった。も...続きを読む
  • みちづれ 短篇集モザイクI
    三浦哲郎によるモザイクのような小品集の1冊目。10ページ前後で日常のふとした瞬間や、人の心の機微など、流れていきそうな事柄が紙面に留められている。

     命日になると連絡船に乗り、親戚が飛び込んだ海に花を投げ入れに来ていた。その連絡船も廃止になる。同じ船いたやはり花を持った老婦人は、私にみちづれを見る...続きを読む