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Posted by ブクログ
劇団四季の舞台を見たのは小学生の頃だった。奇しくも本屋で手に取ったのは三浦哲郎氏の追悼記念フェアで、『ユタと不思議な仲間たち』の文字を見て、この作品は彼のだったのかと初めて知った。あの舞台を見て演劇をやりたいと思い、声楽を深めていきたいと思った私にとっては心に残る作品の一つである。
児童小説によくある不思議なものとの出会い、私は今でもこの類の児童小説が好きだ。しかし、一つ苦手なものがある。どの小説にも必ず別れがあるのだ。あれがどうも好きになれない。しかしながら、この『ユタと不思議な仲間たち』の別れはあっさりと後味が良いものになっている。物語りも小気味良く淡々と進んでいくのがとても印象が良い。
私もいつかは出会うと思っていた、まだ出会ってはいないが、いつかきっと出会うことを信じている。きっと出会えるはずであることを、この物語がまた思い出させてくれた。
Posted by ブクログ
東京育ちの少年・勇太は、父を事故で亡くし、母に連れられ東北の山あいにある湯ノ花村に移ってきた。村の子供たちになかなか馴染めず退屈な毎日を送っていたが、ひょんなことから不思議な座敷わらしたちと出会った。彼らとの交友のなかで、いつか勇太はたくましい少年へと成長していく――。
息子が保育園の卒園式で「友だちはいいもんだ」を歌うことになった。劇団四季の舞台で歌われていると聞き、いろいろ調べていたら、芥川賞作家の三浦哲郎さんの小説が原作なのだと知った。
座敷わらしが出てくる話だと息子から聞いていたので、ちょっとおどろおどろしい内容になるのかと思ったが、座敷わらしたちの悲しい過去も含めて重すぎない読後感。むしろ、潔さというか清々しさ(そして一抹の寂しさ)を感じた。息子がもう少し大きくなったら、読ませて感想を聞いてみたい。
Posted by ブクログ
東京から東北の村へ転向してきたユタ(勇太)は周囲になじめず他の子供たちからはモヤシと呼ばれていた。
そんなユタに旅館で働く寅吉じいさんは満月の晩に大黒柱のある部屋に一人で泊まると座敷わらしと出会えると話すのだった。
ユタが意を決してその部屋に泊まると・・・。
先日行ってきた金田一温泉を舞台にした三浦哲郎さんの児童文学。
そういえば、東北旅行してから甥っ子が少し逞しくなったみたいです。
オイラはオーブを写せただけで、ペドロみたいな座敷わらし達には出会えなかったけど、甥っ子たちは秘密にしているだけで座敷わらしに会って冒険してきたのかもしれないなぁ。
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