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  • 朝のピアノ 或る美学者の『愛と生の日記』
    3.6
    1巻2,420円 (税込)
    【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 ノーベル賞作家ハン・ガンが3回読んだ本。日常がシャッターを下ろすように中断されると知った時に残った「愛」の記録。 ノーベル賞作家ハン・ガンが3回読んだ本「しばらく外国にいたとき、この本を1日いちど、3回読んだ。毎日読んでもいい本」ーー日常がシャッターを下ろすように中断されると知った時に残った「愛」の記録。『朝のピアノ』は、キム・ジニョン先生が天に召される三日前、意識混濁状態に入る直前まで、メモ帳に書き留められた生の日記である。不安を抱えながらも、冷静さを保とうと努め、前向きな姿勢を取り続ける。生への執着および葛藤、愛着、賛美、そして周囲へ向ける視線、配慮、感謝、愛。音楽や文学で色付けられ、重厚でいてシンプル。そして最期まで守り続けた、人としての威厳。淡々と綴られているにもかかわらず、この日記は奥深い。 著・文・その他:キム・ジニョン 哲学者/美学者 高麗大学ドイツ語独文学科と同大学院を卒業し、ドイツのフライブルク大学大学院(博士課程)留学。フランクフルト学派の批判理論、特にアドルノとベンヤミンの哲学と美学、ロラン・バルトをはじめとするフランス後期構造主義を学ぶ。小説、写真、音楽領域の美的現象を読み解きながら、資本主義の文化および神話的な捉えられ方を明らかにし、解体しようと試みた。市井の批判精神の不在が、今日の不当な権力を横行させる根本的な原因であると考え、新聞・雑誌にコラムを寄稿。韓国国内の大学で教鞭をとり、哲学アカデミーの代表も務めた。バルト『喪の日記』の韓国語翻訳者としても知られる。 著・文・その他:小笠原藤子 上智大学大学院ドイツ文学専攻「文学修士」。現在、慶應義塾大学・國學院大學他でドイツ語講師を務める傍ら、精力的に韓国語出版翻訳に携わる。訳書にチョン・スンファン『自分にかけたい言葉 ~ありがとう~』(講談社)、リュ・ハンビン『朝1 分、人生を変える小さな習慣』(文響社)、イ・ギョンヘ『ある日、僕が死にました』(KADOKAWA)、ケリー・チェ『富者の思考 お金が人を選んでいる』(小社)など多数。

ユーザーレビュー

  • 朝のピアノ 或る美学者の『愛と生の日記』

    Posted by ブクログ

    朝のピアノ…或る美学者の愛と生の日記

    そのタイトルからは
    ピアノも想像できるが、ピアノは登場しない

    この本を読みたくなったのは
    1日に3回読んだ(⁉︎)と書いている人がいたからだ。
    そんなに引き込まれる何かを、私も求めていたのかも知れない。

    読み始めると確かに日記である。著者である教授が病気と向き合い、生きることを真摯に追い続けた記録だ。

    ピアノとは関係ない日記だけれど、教授は音楽が好きだったんじゃないかな…
    時折でてくる音楽用語の使い方も奥深い。

    病気になると何もかもが愛おしくなる
    当たり前ってないんだなと実感する
    そしてその残りの時間が友達になる

    この本にはたくさんの教訓も登場

    0
    2025年10月13日
  • 朝のピアノ 或る美学者の『愛と生の日記』

    Posted by ブクログ

    余命を宣告された美学者キム・ジニョンが、病と向き合いながら綴った日記。限りがあるからこそ今日を丁寧に選び取る強さを感じた。人間の根源的な弱さと気高さが同居していて、静かな筆致ながらも、たしかに生の有限さを突きつけられる一冊だった。


    「もっと長生きしなければならないのは、もっと生きながらえるためではない。後回しにしてきたことに対する義務と責任を果たすためだ。そうでないならば、この手詰まりの人生との懸命な戦いに何の意味があろうか。」

    0
    2026年02月16日
  • 朝のピアノ 或る美学者の『愛と生の日記』

    Posted by ブクログ

    静かなのに力強い意志がある。読み進めて行くうちに死に近づいているのだと改めて思い知り、途中暫く読まずにいた。最期まで生きることに真っ直ぐなひと、だと思った。

    0
    2026年02月08日
  • 朝のピアノ 或る美学者の『愛と生の日記』

    Posted by ブクログ

    まだ時間があると思っている時に読んだ

    もう時間がないと思っている時にまた読もうと

    困難な道が来ることを想像した時、著者の「わたしの心は穏やかだ。」と言う言葉に何度も救われている

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    2025年11月20日
  • 朝のピアノ 或る美学者の『愛と生の日記』

    Posted by ブクログ

    生きるとは、他者を世界を時間を存在を愛すること。命ある限り「生きる=愛する」ことをやめない。そう自分を励まし続ける。己の最期を前に自分はどうするか。考えさせられた。

    0
    2025年09月07日

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