プラハの古本屋

エッセイ・紀行 16位

プラハの古本屋

1,155円 (税込)

5pt

社会主義国の古本屋では、良い本は店頭より奥にしまい込んである。店主と打ち解け、バックヤードに入れるかどうかで勝負が決まる――
戦後第1回目の交換留学生としてプラハに降り立ったときから10年間、古書を探さない週はなかったという言語学者が、本と出逢う喜び、愛すべき店主たちとの交流をユーモラスに語るエッセイ。
〈解説〉阿部賢一

目 次

Ⅰ 沈黙の通訳
沈黙の通訳
その一語



スライムの終焉
津波のロンド
英語夜話
チェルニー博士訪問記
小さなバイリンガリストたち

Ⅱ プラハの古本屋
共産圏の古本屋・1
共産圏の古本屋・2
共産圏の古本屋・3
プラハの古本屋
続・プラハの古本屋
ほろ苦い喜び
ストラホフ図書館への招待
辞書との縁
チェコの匿名辞典
チャペックのコロンボ風探偵小説
もっと長い長いお医者さんの話
古本のプラハ・'87
三つのミニコレクション

Ⅲ カルパチアの月
アドリアの海から
ワルシャワの秋
沖縄の熱帯魚
雨のプラハ
ウィーンの四日間
カルパチアの月

初出一覧
あとがき

解説
「古本」との新たな出逢い 阿部賢一

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プラハの古本屋 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    共産主義チェコスロバキア時代に、本を手に入れるべく古本屋通い。
    言語学者として興味津々の著者に、本を与えたり、話を聞かせたり、プラハ周辺の人々のあたたかさも感じる。

    チェコ人の奥さまとの間に産まれたお子さんのバイリンガル教育も、かなり興味深かった!

    0
    2026年05月18日

    Posted by ブクログ

    東京駅の八重洲ブックセンターの、入口のいちばん目立つところに陳列されていて、「存在の耐えられない軽さ」の人だ、くらいの気持ちで買ったら、思いがけず素晴らしい本に巡り会えた。あの場所にこの本が置いてあったのは、店長さんの思いか何かなのかな。東京で単身赴任することになり、また読書を再開しようと思わせてい

    0
    2026年05月07日

    Posted by ブクログ

    言語学者さんのエッセイ。

    Tさんがビアホールに行って、隣の人たちと喋ったけど、英語も通じないから何いってるかわからない。数時間かけて聞き取り、その答え合わせに筆者が聞き取りをしたら5分で済んでしまってつまらなかった話。チェコ人の訛りから故郷を探る話。

    社会主義国で家を建てるには、その材料を数年か

    0
    2026年03月07日

    Posted by ブクログ

    チェコ語、あまり身近ではない言語に思えるけれど、先輩のお母様がチェコ語を学んでいらっしゃるから、知っていた言葉。
    なんだか惹かれて手に取った本に、自分との共通項を見つけると、とても嬉しい気分になる。

    チェコでは、子供に日にちの名前をつけるらしい。そして、その日はその子の「名前の日」になるのだと。

    0
    2026年03月05日

    Posted by ブクログ

    言語学に関する専門用語や東欧の古典など馴染みのない言葉が注釈無しでバンバン出てくるので読み始めは戸惑いますが、知らない用語を無視して読み進めるとあら不思議、見知らぬ街を探索している気分になってきます。
    やがて他人の懐に飛び込むのが名人級と思われる著者の本探しに付き合って一喜一憂している自分に気付きま

    0
    2026年05月21日

    Posted by ブクログ

    思わず古本探しに行きたくなるような一冊。

    プラハの古本屋以外の話もたくさん載っているが、個人的にはやはり希少な古本を手に入れるために悪戦苦闘する姿が面白かった。やはりコネというのは大切。

    あとは、自分の興味があるものをコレクションするというのは生きがいにも繋がりそうだと感じた。人生の中でここまで

    0
    2026年05月15日

    Posted by ブクログ

    言語学者の先生の本のため、私のイメージしていた古本と作者のいう古本が全く違い驚いた。社会主義の国の本事情が独特の雰囲気が出ていて面白かった。また、現代のインターネットが発達した時代にこの本に出てくる古本屋はどうなっているのだろうと気になった。

    0
    2026年05月09日

    Posted by ブクログ

    スラブ言語学者の留学時代を中心に、稀有な本を手に入れる苦労を綴った一冊。なんですが、合間合間に現地の文化や社会構造、人々との交流が描かれていて、個人的にはそちらの方が興味を惹かれました。ええ、珍本入手の苦労話を読み飛ばしたのは認めます…。

    1987年発行の単行本がもとなので時代を感じる部分もありま

    0
    2026年03月30日

    Posted by ブクログ

    言語学者である筆者が若い頃に経験した海外留学先、プラハにて、人や書物との出会いと交流を紹介している。武者修行のような留学時代、苦労が絶えなかっただろうが、明るく生きる現地の人たちから影響を受け、自身の知的好奇心に支えられながら乗り越えたのだろうか。
    まだ社会主義国家であった1960~70年代の東欧が

    0
    2026年03月22日

    Posted by ブクログ

    言語学者による古書と人との出会いを綴られた話。当時の時代背景もあるが、バックヤードにある貴重な古書と出会うためには、客としてというよりも店主と友人のような信頼関係を結ぶことが大切なのだろうと感じた。(それは今も変わらないのかもしれないが…。)

    欲しかった古書を手に入れた喜びと読んだ感動は多少味わえ

    0
    2026年03月08日

プラハの古本屋 の詳細情報

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