松原始の作品一覧
「松原始」の「カラスは飼えるか(新潮文庫)」「A&F COUNTRY総合カタログ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「松原始」の「カラスは飼えるか(新潮文庫)」「A&F COUNTRY総合カタログ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
見た目や先入観で判断してはいけない。
動物行動学からの観察では、姿だって行動だって、
生物たちの生き残るための子孫を残すための理由がある。
・はじめに
PART1 見た目の誤解 PART2 性格の誤解 PART3 生き方の誤解
・おわりに
暴走する「カワイイ」と映画「ジョーズ」の影響。
「美しさ」はメスへのアピール。キモい姿の理由。
生き残るための知能はヒトとは異なる。
動物は「やさしく」なれない。でも仲間には?
動かない生き方と動く生き方。
強いと弱いは誰が相手にすればで変わる。恐いのは環境の変化。
ヒトという種の生き方と動物たちの生き方の違い。
群れると群れないの事情。つがいになっても関
Posted by ブクログ
カラス学者でお馴染み、松原先生が野鳥についても語り尽くすエッセイ。とは言っても出だしはやはりカラスからだ。この本を読んで、身近なカラスを識別することにハマってしまった。車を運転中、目の前でクルミを落下させて割らせようとするカラスを見かけ、「(ハシ)ボソめ…」と思わず独り言を呟いてしまった。一部のハシボソガラスが行う行動文化らしい。
スズメ、ツバメは言わずもがな、サギ、ハクセキレイ、カモ類ももはや身近な野鳥だ。殊更よく見かける鳥の項は食いついて読み込んでしまう。カラスだけでなく、随所で他分野にも精通されている先生の知識に舌を巻いた。
『巣を前にして思うこと』という一節がある。
以下本文より抜粋す