カラス屋、カラスを食べる 動物行動学者の愛と大ぼうけん

カラス屋、カラスを食べる 動物行動学者の愛と大ぼうけん

856円 (税込)

4pt

4.0

カラス屋の朝は早い。日が昇る前に動き出し、カラスの朝飯(=新宿歌舞伎町の生ゴミ)を観察する。気づけば半径10mに19羽ものカラス。餌を投げれば一斉に頭をこちらに向ける。俺はまるでカラス使いだ。学会でハンガリーに行っても頭の中はカラス一色。地方のカフェに「ワタリガラス(世界一大きく稀少)がいる」と聞けば道も店の名も聞かずに飛び出していく。餓死したカラスの冷凍肉を研究室で食らい、もっと旨く食うにはと調理法を考える。生物学者のクレイジーな日常から、動物の愛らしい生き方が見えてくる!

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カラス屋、カラスを食べる 動物行動学者の愛と大ぼうけん のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    著者の松原さんのカラスを中心としたフィールドワークから始まり、ミズナギドリの首根っこを掴みまくったり、ウミガメと握手しながら磯臭い息を吹きかけられ続けたりします。

    今回もユーモア溢れる文章で、読んでいてこんな大学生時代を送りたかったなぁとしみじみと思いました。
    あ、と言ってもウミガメの磯臭い息を嗅

    0
    2025年09月04日

    Posted by ブクログ

    まえがきには「看板に偽りあり」とある。羊頭狗肉の書名は出版社の常套作戦。カラスの頭で買わせたかったらしい。カラスの味見のエピソードは、マンボウやマムシを食べる話のなかに登場する。
    学生・大学院生時代(~36歳)のフィールドワークのドタバタ劇が中心。カラスだけでなく、ミズナギドリやハチドリ、さらにはウ

    0
    2025年06月05日

    Posted by ブクログ

    「鳥好きとは限らないくせに無人島に行っちゃう鳥類学者」 は川上和人氏でしょー?
    「バッタを倒しに行っちゃう昆虫学者」は前野 ウルド 浩太郎氏で…
    「ダニを求めて西へ東へ飛び回っちゃうマニア」ってだれ?!
    気になって夜眠れない…


    …昼寝しすぎか。

    1
    2019年07月18日

    Posted by ブクログ

    身近にいるはずなのに意外と何も知らないカラスの生態について紹介した本かと思いきやそうではなく、生物学者である作者がフィールドワークなどであったエピソードが中心の内容です。
    タイトルからの想像は裏切るものの、たいへん面白おかしく語られており、あまり知ることのできない生物研究者の仕事や、生物についてのマ

    0
    2019年06月23日

    Posted by ブクログ

    読んでてクスッと笑える内容もあり、自分の知らない生物研究者の方々のやっていることが分かりやすく書かれてもいて、たいへんタメになったし面白かった。
    だが、はしがきにもある通り、タイトルとはかけ離れた内容も多いので、タイトル買いした人にはやや不評かもしれない。

    0
    2019年02月03日

    Posted by ブクログ

    本書を開いて最初に見る「まえがき」
    そこでいきなり「最初にまず、お断りしておかなくてはならない。」と始まる。
    何だ何だ、と続きを読むと「『カラス屋、カラスを食べる』は内容の一部ではあるが、一冊丸ごとカラスを調理して食っている内容の本ではない」
    なるほど、それは確かにそうだろう(しかし『本当においしい

    0
    2018年10月16日

    Posted by ブクログ

    この人の書くカラス話は本当に面白い。
    今回はカラスについての話だけじゃなく、観察の経緯や仕事のことも書かれててそちらも面白かった。
    それにしてもこの人、どの本でも毎回ぶどうパン食べてて見かけると笑っちゃう。

    0
    2021年12月01日

    Posted by ブクログ

     自分もカラスが大好きで、この著者の「カラスの教科書」は面白かった。本書ではカラスに関する記述はほぼ前半だけで、残りは他の動物の野外調査日記。前半は、読むのに没頭してバス停を乗り越してしまうほど面白かったが、中盤以降は失速。これは出てくる動物が自分の興味と違うからか。

     文章自体に独特の面白さがあ

    0
    2019年04月04日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    <目次>
    第1章  カラスは女子供をバカにするか
    第2章  天国に一番近い地獄
    第3章  味覚生物学のススメ
    第4章  ウミガメと握手
    第5章  新宿クロウズ
    第6章  ナイトミュージアム
    第7章  謎の生物「ヨソモノ」
    第8章  ケダモノ5班の彷徨
    第9章  実録!木津川24時
    第10章  青くは

    0
    2018年09月09日

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