カラス屋、カラスを食べる 動物行動学者の愛と大ぼうけん

カラス屋、カラスを食べる 動物行動学者の愛と大ぼうけん

ビジネス・実用
856円 (税込)

4pt

4.0

カラス屋の朝は早い。日が昇る前に動き出し、カラスの朝飯(=新宿歌舞伎町の生ゴミ)を観察する。気づけば半径10mに19羽ものカラス。餌を投げれば一斉に頭をこちらに向ける。俺はまるでカラス使いだ。学会でハンガリーに行っても頭の中はカラス一色。地方のカフェに「ワタリガラス(世界一大きく稀少)がいる」と聞けば道も店の名も聞かずに飛び出していく。餓死したカラスの冷凍肉を研究室で食らい、もっと旨く食うにはと調理法を考える。生物学者のクレイジーな日常から、動物の愛らしい生き方が見えてくる!

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  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    学術・語学 / 理工
  • 出版社
    :
    幻冬舎
  • 掲載誌・レーベル
    :
    幻冬舎新書
  • タイトル
    :
    カラス屋、カラスを食べる 動物行動学者の愛と大ぼうけん
  • タイトルID
    :
    536979
  • 電子版発売日
    :
    2018年07月27日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

閲覧環境

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カラス屋、カラスを食べる 動物行動学者の愛と大ぼうけん のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    著者の松原さんのカラスを中心としたフィールドワークから始まり、ミズナギドリの首根っこを掴みまくったり、ウミガメと握手しながら磯臭い息を吹きかけられ続けたりします。

    今回もユーモア溢れる文章で、読んでいてこんな大学生時代を送りたかったなぁとしみじみと思いました。
    あ、と言ってもウミガメの磯臭い息を嗅ぎたい訳ではなくて(^^;;
    じっと待ち続けるのは大変そうですが、みんなでチームを組んで生き物を観測する様子がとても楽しそうに感じました。

    タイトルに「大ぼうけん」とあるようにフィールドワークに留まらず、新宿や池袋という名のダンジョンを彷徨い歩いたり、ドバイやウィーン、ブダペストでの珍道中…じゃなくてぼうけんもあります。
    さらに世界で最も難しい言語の一つ、マジャール語も学べます(3語のみ)。
    「エルネーゼーシュト」=「すいません」
    「ホル・ヴァーン・ヴェーツェー?」=「トイレどこですか?」
    「ヨー」=「いいよ」
    ハンガリーは英語があまり通じないそうで、エルネーゼーシュト!で呼び止めたら、あとは指差しや筆談、身振り手振りでなんとか話をつければよいとの事です。
    まだ日本から出たことはないですが、これでいつかブダペストで急にトイレに行きたくなっても安心ですε-(´∀`*)ホッ

    ちなみに、肝心のタイトルのカラスを食べた時のお味は……ぜひ読んでみてください。
    「対象動物を食ってこそ一人前」という話が出てきますが、わたしはもし大学に行ってカラスの研究者になったとしても、一人前になる事はご遠慮させていただきます:(´◦ㅁ◦乂):

    0
    2025年09月04日

    Posted by ブクログ

    まえがきには「看板に偽りあり」とある。羊頭狗肉の書名は出版社の常套作戦。カラスの頭で買わせたかったらしい。カラスの味見のエピソードは、マンボウやマムシを食べる話のなかに登場する。
    学生・大学院生時代(~36歳)のフィールドワークのドタバタ劇が中心。カラスだけでなく、ミズナギドリやハチドリ、さらにはウミガメやニホンザルの調査の話も出てくる。ブダペストのカラスの話もある。どれもみなおもしろい。
    冒頭は「カラスは女子供をバカにするか」を検証する卒業研究の話。実験を軌道にのせるべく試行錯誤を重ねるそのプロセスが読みどころ。卒研は、論文にならなくとも、その過程でたくさんのことが学べるのだ。

    0
    2025年06月05日

    Posted by ブクログ

    「鳥好きとは限らないくせに無人島に行っちゃう鳥類学者」 は川上和人氏でしょー?
    「バッタを倒しに行っちゃう昆虫学者」は前野 ウルド 浩太郎氏で…
    「ダニを求めて西へ東へ飛び回っちゃうマニア」ってだれ?!
    気になって夜眠れない…


    …昼寝しすぎか。

    1
    2019年07月18日

    Posted by ブクログ

    身近にいるはずなのに意外と何も知らないカラスの生態について紹介した本かと思いきやそうではなく、生物学者である作者がフィールドワークなどであったエピソードが中心の内容です。
    タイトルからの想像は裏切るものの、たいへん面白おかしく語られており、あまり知ることのできない生物研究者の仕事や、生物についてのマメ知識も得ることができます。

    0
    2019年06月23日

    Posted by ブクログ

    読んでてクスッと笑える内容もあり、自分の知らない生物研究者の方々のやっていることが分かりやすく書かれてもいて、たいへんタメになったし面白かった。
    だが、はしがきにもある通り、タイトルとはかけ離れた内容も多いので、タイトル買いした人にはやや不評かもしれない。

    0
    2019年02月03日

    Posted by ブクログ

    本書を開いて最初に見る「まえがき」
    そこでいきなり「最初にまず、お断りしておかなくてはならない。」と始まる。
    何だ何だ、と続きを読むと「『カラス屋、カラスを食べる』は内容の一部ではあるが、一冊丸ごとカラスを調理して食っている内容の本ではない」
    なるほど、それは確かにそうだろう(しかし『本当においしいカラス料理の本』(塚原直樹著/SPP出版)なる本があることも同時にまえがきで教えてくれるのだが)
    しかし、まあカラスの研究者によるカラスをめぐる話が読めるのだろう、と思っているとこれも裏切られる。
    なぜなら「本書は『カラス屋の大ぼうけん』というタイトルで企画されていた」ように、著者がフィールドワークの際に出くわした(さらに厳密にはフィールドワーク中とは言い難いような)「アハハと笑える「ぼうけん」」をまとめた本だからだ。
    では期待外れかというとそうではなく、自然を相手にする研究者の、野性味あふれるフィールドの体験記は興味深い。カラス屋を自負する著者でも、カラスだけ、ではなく、ミズナギドリの島に向かい、夜にウミガメを押さえ、剥製標本を修理し、猛禽を調査してはクマタカを見つけ、屋久島ではサルを追う。
    屋久島での前期調査最終日に行われた打ち上げ、肉を調達しに行った部隊が連れて戻ってきたのはなんと…の件に至っては「バッタ博士のいるモーリタニアかよ!」と思わざるを得ない展開(ちなみにここで提起される「どこまでが「生き物」でどこからが「食品」?」という問いは、『先生、脳のなかで自然が叫んでいます!』(小林朋道著/築地書館)の「第2章 ノウサギの”太腿つきの脚”は生物か無生物か」にも通じて、生物学者が生命というものに日々向き合っていることを感じさせる)
    新宿で野宿をして襲われかけ、全裸で川で水浴びをし、マムシを食い、夜明けに妙な事態に遭遇する。
    フィールドを相手にするということは、かくも様々なことに出くわすのだが、関西出身ならではの軽妙な筆致で生き生きと描かれる。
    学生時代、フィールド系のサークルに所属していたが、あー周りにいてたのはこういう奴らばっかりだったなー
    あ、この本の一番”新書/実用書”らしいところは「キムチ鍋を作る時には「スルメと塩サバを入れよう」かもしれない。

    0
    2018年10月16日

    Posted by ブクログ

    この人の書くカラス話は本当に面白い。
    今回はカラスについての話だけじゃなく、観察の経緯や仕事のことも書かれててそちらも面白かった。
    それにしてもこの人、どの本でも毎回ぶどうパン食べてて見かけると笑っちゃう。

    0
    2021年12月01日

    Posted by ブクログ

     自分もカラスが大好きで、この著者の「カラスの教科書」は面白かった。本書ではカラスに関する記述はほぼ前半だけで、残りは他の動物の野外調査日記。前半は、読むのに没頭してバス停を乗り越してしまうほど面白かったが、中盤以降は失速。これは出てくる動物が自分の興味と違うからか。

     文章自体に独特の面白さがあり、カラス関連のものでは遺憾なく発揮されていたが、カラス以外のエピソードでは、それほどでもなかった。

     同じカラス好きとして、本書が売れるといいですねと思うが、幻冬舎の企画が先行してて、中盤以降は無理やり書いてる(書かされてる?)ような印象を受けた。この著者なら一冊まるまるカラスエピソードでいけると思うのだが、なぜそうしなかったのだろう?

    0
    2019年04月04日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    <目次>
    第1章  カラスは女子供をバカにするか
    第2章  天国に一番近い地獄
    第3章  味覚生物学のススメ
    第4章  ウミガメと握手
    第5章  新宿クロウズ
    第6章  ナイトミュージアム
    第7章  謎の生物「ヨソモノ」
    第8章  ケダモノ5班の彷徨
    第9章  実録!木津川24時
    第10章  青くはなかったが美しきドナウ
    第11章  調査職人

    <内容>
    一応「自然科学」に分類したが、内容は漫談集(?)。カラスの話は、最初のあたりにしか書いていない。そしてこの本を読むと、生物学を大学でやることを躊躇すること請け合い!それでも「生きもの」が好きなら、この世界にどっぷりとつかれるはず。日常生活はもちろん、ファッション(ユニクロの話がよく出てくる)や食生活も犠牲にして、生きものと付き合っていく覚悟。そして第11章にあるが、「環境アセスメント」を生業にしている人がいる(それもかなり苛酷な仕事)のには驚いた…  

    0
    2018年09月09日

カラス屋、カラスを食べる 動物行動学者の愛と大ぼうけん の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    学術・語学 / 理工
  • 出版社
    :
    幻冬舎
  • 掲載誌・レーベル
    :
    幻冬舎新書
  • タイトル
    :
    カラス屋、カラスを食べる 動物行動学者の愛と大ぼうけん
  • タイトルID
    :
    536979
  • 電子版発売日
    :
    2018年07月27日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
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