集英社文庫の検索結果

  • 六月の輝き

    六月の輝き

    小説・文芸
    3.8
    1巻561円 (税込)
    戻りたい。きらめく光で満ちていた、あの季節へと――。気が強くて元気な美奈子と、病弱で優しい美耶。同じ誕生日、隣同士の家に生まれた二人は、互いに傍にいることが当たり前の「特別」な存在だった。だが、11歳の夏、美耶の持つ「ある力」がきっかけで二人の関係は壊れてしまう。すれちがったまま残酷に過ぎていく月日が、やがて優しい奇跡を呼び……。少女たちを繋ぐ、不思議な“絆”の物語。
  • 逢はなくもあやし

    逢はなくもあやし

    小説・文芸
    3.8
    1巻440円 (税込)
    旅に出たまま戻らない恋人を探すため、OL・香乃は彼の故郷である奈良・橿原を訪ねる。しかし彼の母親から彼は既に亡くなったと告げられる。「すぐ戻るから待ってろよ」と言ったのに、なぜ…。時が止まったような町で答えを探す香乃は、考古学者から亡き夫の復活を待ち続けた女帝・持統天皇の逸話を聞かされる。「待つ」ことの意味とは――。時を超え、男女の想いが交錯する。カンヌ映画祭出品『朱花の月』原案小説。
  • 屍の聲

    屍の聲

    小説・文芸
    3.8
    1巻495円 (税込)
    「惚けてしまったおばあちゃんは生ける屍や。正気のおばあちゃんは死にたがっている」そう信じた少女は溺れる祖母を見殺しにした。そして通夜の席で一瞬、確かに祖母は蘇った――表題作「屍の聲」のほか、5編の恐怖短編を収録。因習としがらみの中で生きる人間たちの、心の闇に巣くう情念の呪縛。濃密な風土を背景に描く、恐怖の原型とは。記憶の底に沈む畏怖の感情を呼び起こす本格ホラー小説集。
  • 我が家の問題

    我が家の問題

    小説・文芸
    3.8
    1巻616円 (税込)
    夫は仕事ができないらしい。それを察知してしまっためぐみは、おいしい弁当を持たせて夫を励まそうと決意し――「ハズバンド」。新婚なのに、家に帰りたくなくなった。甲斐甲斐しく世話をしてくれる妻に感動していたはずが――「甘い生活?」。それぞれの家族に起こる、ささやかだけれど悩ましい「我が家の問題」。人間ドラマの名手が贈る、くすりと笑えて、ホロリと泣ける平成の家族小説。
  • 五稜郭残党伝

    五稜郭残党伝

    小説・文芸
    3.8
    1巻605円 (税込)
    戊辰戦争もあと2日を残し、五稜郭で幕を閉じようとしていた。「降伏はせぬ!」と、陥落前夜、自由を求めて脱出した旧幕府軍の凄腕狙撃兵、蘇武と名木野。逃げのびる二人は、アイヌの土地を蹂躪する新政府の画策を知り義憤に燃えた。だがその背後に迫る、新政府軍残党狩り部隊の足音。酷薄で執拗な追撃戦が開始された…。広大な北海道を血にそめて追われる者と追う者が、男の誇りを賭けて戦う冒険小説!
  • 白蓮れんれん

    白蓮れんれん

    小説・文芸
    3.8
    1巻715円 (税込)
    【第8回柴田錬三郎賞受賞作】「筑紫の女王」と呼ばれた美しき歌人・柳原白蓮が、年下の恋人、宮崎龍介と駆け落ちした、世に名高い「白蓮事件」。華族と平民という階級を超え、愛を貫いたふたりの、いのちを懸けた恋――。門外不出とされてきた七百余通の恋文を史料に得て、愛に翻弄され、時代に抗いながら、真実に生きようとする、大正の女たちを描き出す伝記小説の傑作。
  • 岸和田少年愚連隊

    岸和田少年愚連隊

    小説・文芸
    3.8
    1~7巻495~605円 (税込)
    ここは大阪、岸和田の春木町。競輪場や競馬場が詰め込まれ、ヤヤコシイ大人たちがウヨウヨいる小さな町。とにかくケンカに負けることを嫌い、顔でも腫らして帰ってくれば、「勝つまでやめたらあかんど」と送り出される。そんな土地でチュンバは育った。とどのつまりはツレの小鉄とケンカに明け暮れる毎日に。恐れるものなど何もなく、肩で風を切っていたあの頃――。超人気シリーズ第1弾。
  • 箱庭図書館

    箱庭図書館

    小説・文芸
    3.8
    1巻605円 (税込)
    僕が小説を書くようになったのには、心に秘めた理由があった(「小説家のつくり方」)。ふたりぼっちの文芸部で、先輩と過ごしたイタい毎日(「青春絶縁体」)。雪面の靴跡にみちびかれた、不思議なめぐり会い(「ホワイト・ステップ」)。“物語を紡ぐ町”で、ときに切なく、ときに温かく、奇跡のように重なり合う6つのストーリー。ミステリ、ホラー、恋愛、青春……乙一の魅力すべてが詰まった傑作短編集!
  • 果て遠き丘

    果て遠き丘

    小説・文芸
    3.8
    1巻825円 (税込)
    世界中で自分だけが幸せでありたいと願う香也子、他人の愛を壊すことが楽しいゲームですらある香也子の熾烈な嫉妬心にもろくも崩れてゆく愛の数々……。北都旭川の残照にあざやかに浮かびあがる美貌の姉妹の愛のかたちと、人間の信頼を、痛烈なエゴイズムを描きながら謳いあげる長編。
  • 弁護側の証人

    弁護側の証人

    小説・文芸
    3.8
    1巻495円 (税込)
    ヌードダンサーのミミイ・ローイこと漣子(なみこ)は八島財閥の御曹司・杉彦と恋に落ち、玉の輿に乗った。しかし幸福な新婚生活は長くは続かなかった。義父である当主・龍之助が何者かに殺害されたのだ。真犯人は誰なのか? 弁護側が召喚した証人をめぐって、生死を賭けた法廷での闘いが始まる。「弁護側の証人」とは果たして何者なのか? 日本ミステリー史に燦然と輝く、伝説の名作がいま甦る。
  • やさしく殺して

    やさしく殺して

    小説・文芸
    3.8
    1巻440円 (税込)
    角丸真理子は父の反対を押し切って、屋敷芳樹と結婚した。小野和人という恋人をふっての決断だった。しかし、新婚生活のスタートとともに地獄ははじまった。言葉の暴力――それも叱責や罵倒ではなく、やさしい皮肉。真理子の神経を柔らかく包み込むように、夫の言葉が鼓膜から脳髄へと侵入していく。精神の限界に到達した真理子は、ついに決断した。「やさしく殺して……」。
  • 怪しいシンドバッド

    怪しいシンドバッド

    小説・文芸
    3.8
    1巻440円 (税込)
    「何か未知のもの」に出会いたい。その一心で若者ならぬバカ者はアフリカで怪獣を、中国で野人を、南米で幻覚剤を探してさまよう。ついでにゲリラとお友達になったり、インドで一文無しになったり。喉元過ぎれば性懲りもなくまた出かけ、痛い目にあうのがこの男。笑って呆れて、でもなぜかまぶしい辺境冒険傑作。
  • 空をつかむまで

    空をつかむまで

    小説・文芸
    3.8
    1巻555円 (税込)
    膝の故障で得意のサッカーを諦めた優太は、廃校が決まった田舎の中学に通う3年生。無理やり入部させられた水泳部には、姫と呼ばれる県の記録保持者と、泳げないデブのモー次郎しかいない。3人は、なくなってしまう美里中学のため、優勝すべくトライアスロン大会に挑む。市町村合併を背景にまばゆい青春の葛藤と疾走を描いた少年少女小説。第22回坪田譲治文学賞受賞作。
  • でいごの花の下に

    でいごの花の下に

    小説・文芸
    3.8
    1巻555円 (税込)
    プロのカメラマンだった恋人が、死をほのめかすメモと使いきりカメラを残して姿を消した。フリーライターの燿子は、彼の故郷・沖縄へと飛ぶ。青い空と海、太陽と風に包まれ愛した男を追いつづける。出会った人々それぞれの過去や今に触れながら、行方知れずの恋人の秘められた驚愕の真実を知っていく。燿子は失った愛を見つけられるのか。南の島で奏でられた生命の讃歌、濃密で一途な純愛小説。
  • 吾輩は猫である 上

    吾輩は猫である

    小説・文芸
    3.8
    1~2巻314円 (税込)
    「吾輩は猫である。名前はまだない。」苦沙弥先生の家に拾われた猫の「吾輩」から見れば、人間社会はこっけいそのもの。無名猫の視点から、軽妙洒脱な文体にのせて放たれる文明批評と渋いウィットは時代を超えて読者の心をつかんできた。見識とシャレ気あふれる漱石の永遠のエンターテインメント文学。
  • 汚れつちまつた悲しみに… 中原中也詩集【語注付】

    汚れつちまつた悲しみに… 中原中也詩集【語注付】

    小説・文芸
    3.8
    1巻330円 (税込)
    吐く息のひとつひとつが詩になる! 鋭すぎる感覚と簡潔な表現で、優れた作品を発表しながら、三十歳の若さで世を去った中原中也。その永遠の名詩を紹介する。
  • 雪男は向こうからやって来た

    雪男は向こうからやって来た

    ヒマラヤ山中に棲むという謎の雪男、その捜索に情熱を燃やす人たちがいる。新聞記者の著者は、退社を機に雪男捜索隊への参加を誘われ、2008年夏に現地へと向かった。謎の二足歩行動物を遠望したという隊員の話や、かつて撮影された雪男の足跡は何を意味するのか。初めは半信半疑だった著者も次第にその存在に魅了されていく。果たして本当に雪男はいるのか。第31回新田次郎文学賞受賞作。
  • 渇きの街

    渇きの街

    小説・文芸
    3.8
    1巻550円 (税込)
    道ってやつは踏みはずすためにある。踏みはずしたところに、また道がある――川本高志、25歳。横浜の高級クラブ「オリエンタル」のボーイ。気位、男の誇りをバネに、自分しか歩みようのない道を身体ごとぶつけて切り拓いていく。アウトロウの原点を濃密な文体で描く迫真のクライム・ノベル。日本推理作家協会賞受賞作。
  • 雨の塔

    雨の塔

    小説・文芸
    3.8
    1巻440円 (税込)
    その岬には資産家の娘だけが入れる全寮制の女子大があった。衣服と食べ物は好きなだけ手に入るが、情報と自由は与えられない。そんな陸の孤島で暮らす4人の少女――高校で同性と心中未遂を起こした矢咲、母親に捨てられた小津、妾腹の子である三島、母親のいない都岡。孤独な魂は互いに惹かれあい、嫉妬と執着がそれぞれの運命を狂わせてゆく。胸苦しいほど切なく繊細な、少女たちの物語。
  • 関ヶ原連判状 上巻

    関ヶ原連判状

    小説・文芸
    3.8
    1~2巻660円 (税込)
    豊臣秀吉亡き後、再び風雲急を告げる乱世。徳川家康に従うか、それとも石田三成につくか。東西両軍どちらに味方するかで、それぞれの思惑が錯綜するなか、第三の道を模索する英傑がいた。その名は、細川幽斎。足利幕府最後の将軍の異母兄にして、当代唯一の「古今伝授」の伝承者である彼は、加賀前田家、そして朝廷をも巻き込んだ一大諜報戦を仕掛けた。関ヶ原合戦の知られざる真相をあばく大作。
  • それぞれの断崖

    それぞれの断崖

    小説・文芸
    3.8
    1巻660円 (税込)
    家庭内暴力をふるう不登校の中学生、志方恭介が刺殺された! 悲劇の夜、たまたま誘われて怪しげな店で遊んでいた父親・恭一郎は、妻や娘たちに恨まれ、警察やマスコミからは疑惑を受ける。やがて犯人が判るが、少年法で守られている犯人を糾弾する恭一郎は、逆に非難を浴びる。家庭も将来も失い、復讐心から犯人の母・はつみに近づいた彼は……。少年犯罪で崩壊した家族の苦悩と再生を描く傑作。
  • 深爪

    深爪

    小説・文芸
    3.8
    1巻440円 (税込)
    翻訳家のなつめは、人妻・吹雪と激しい恋に落ちる。吹雪の家で逢瀬を重ね、子供の昼寝の間に快楽をむさぼる日々。女同士の恋、家庭を壊すつもりなどなかったのに、会えば会うほど溺れてゆき、愛するがゆえに傷つけあわずにはいられない。一方、吹雪の夫・マツキヨは、幼い息子を守るため、そんな妻を受け入れ家庭を再生しようとするが――。一途で、不器用で、あたたかい、愛と赦しの物語。
  • 天使の骨

    天使の骨

    小説・文芸
    3.8
    1巻440円 (税込)
    ぼろぼろの守護天使たちがわたしにつきまとう……。人生のすべてをかけた劇団を失い、世捨て人のように暮らす劇作家ミチル。絶望の果てに、彼女は天使の幻覚を見るようになる。この天使たちを葬るために――。イスタンブールからリスボンへ、そしてパリへ。ヨーロッパを彷徨うミチル。再生の光は果たして見つかるのか? 魂の巡礼を鮮烈に描く青春小説の傑作。第6回朝日新人文学賞受賞作品。
  • あなたから逃れられない

    あなたから逃れられない

    小説・文芸
    3.8
    1巻440円 (税込)
    若い豹のように美しい恭一に魅かれていく人妻の比奈子。画廊経営者の夫を欺いて二人の逢瀬を楽しんでいた別荘に不意に訪れてきた少女。そして彼女の突然の死が謎めいた事件をよびおこす。不倫の愛に溺れた比奈子を追いつめる脅迫者。また新たな殺人事件が……。緊張した男と女の愛を描くラブサスペンス書き下ろし。
  • いつもの毎日。衣食住と仕事

    いつもの毎日。衣食住と仕事

    小説・文芸
    3.8
    1巻387円 (税込)
    「ベーシック探しは、いつも新しい自分であるためのスタートラインを見つけること。いつもの毎日を送るための一歩です。」(「はじめに」より)どうすれば心地よく、日々の仕事や暮らしができるのか? 『暮しの手帖』編集長が自らに問いかけ続けて見つけた、自分らしいベーシックなかたち。毎日を豊かにするヒントがたくさん詰まったエッセイ集です。
  • 家、家にあらず

    「風姿花伝」三部作

    小説・文芸
    3.8
    1~3巻660~775円 (税込)
    江戸北町奉行同心・笹岡伊織の娘瑞江は、おば様と呼んでいる御年寄職・浦尾の勧めで、大名砥部奥御殿に奉公へ。否応なく、陰湿ないじめや、長局内の勢力争いに巻き込まれていく。折しも、砥部家に勤める女が役者と起こした心中事件を、伊織が探索することになり……。閉ざされた“女の城”で瑞江が遭遇する不可解な事件の数々。家と血の絆を巡る長編時代ミステリー。
  • ジゴロ

    ジゴロ

    小説・文芸
    3.8
    1巻440円 (税込)
    新宿二丁目でギターを奏でるストリート・ミュージシャンのカイ。彼女の美しく切ない歌声に魅せられて、多くの女たちが立ち止まる。そうした女たちの中から、カイは夜な夜な新しい恋人を求め続ける。まるでジゴロのように――。人妻との禁断の逢瀬、年若い少女への恋の手ほどき、命をかけた悦び……。カイをめぐる、女を愛する女たちの激しく狂おしい官能と恋を鮮烈に描く連作短編集。
  • 平成大家族

    平成大家族

    小説・文芸
    3.8
    1巻555円 (税込)
    三十路のひきこもり息子と90歳過ぎの姑と共に、静かに暮らしていた緋田夫妻。ある日突然、破産した長女一家と離婚した次女が戻ってきて、4世代8人の大所帯に! 物置に閉じこもる孫、離婚後に妊娠が発覚した次女、戦中の記憶と現在を混同する姑……平穏を愛する当主・龍太郎の思いをよそに、次から次へと騒動が押し寄せる。悩み多き一家の姿を軽妙に、時にシニカルに描く痛快家族小説。
  • 永遠の出口

    永遠の出口

    小説・文芸
    3.8
    1巻555円 (税込)
    「私は、〈永遠〉という響きにめっぽう弱い子供だった。」誕生日会をめぐる小さな事件。黒魔女のように恐ろしい担任との闘い。ぐれかかった中学時代。バイト料で買った苺のケーキ。こてんぱんにくだけちった高校での初恋……。どこにでもいる普通の少女、紀子。小学三年から高校三年までの九年間を、七十年代、八十年代のエッセンスをちりばめて描いたベストセラー。第一回本屋大賞第四位作品。
  • 月曜日の水玉模様

    月曜日の水玉模様

    小説・文芸
    3.8
    1巻440円 (税込)
    いつもと同じ時間に来る電車、その同じ車両、同じつり革につかまり、一週間が始まるはずだった――。丸の内に勤めるOL・片桐陶子は、通勤電車の中でリサーチ会社調査員・萩と知り合う。やがて二人は、身近に起こる不思議な事件を解明する〈名探偵と助手〉というもう一つの顔を持つように……。謎解きを通して、ほろ苦くも愛しい「普通」の毎日の輝きを描く連作短編ミステリー。
  • おれのおばさん

    おれのおばさんシリーズ

    小説・文芸
    3.8
    1巻440円 (税込)
    ある日突然、父の逮捕を知らされた陽介。父が横領した金を返済するため、陽介は都内の名門中学を退学し、母の姉が運営する札幌の児童養護施設、魴ぼう舎(ほうぼうしゃ)に入ることになる。急激な暮しの変化に当惑しながらも、パワフルなおばさんと個性豊かな仲間に囲まれて、陽介は“生きる”ことの本質を学んでゆく。ときに繊細で、たくましい少年たちの成長を描いた青春小説。第26回坪田譲治文学賞受賞作。 【ナツイチ2013対象作品】
  • 会津春秋

    会津春秋

    小説・文芸
    3.8
    1巻555円 (税込)
    会津の下級武士・新之助は、西洋砲術を学ぶため、全国から秀才が集まる象山塾に入門するが、放物線やら火薬量の計算やら、ちんぷんかんぷん。同じく新参者の薩摩藩士・八郎太とは、歳も数学が苦手なのも一緒で意気投合、互いの藩の内情すら語り合う仲に。だがまさか、好きになる女まで一緒とは……。幕末の動乱期、友として時に敵として交わり続ける男たちの生き様を、清水流の視点で軽快に描く。
  • 茶坊主漫遊記

    茶坊主漫遊記

    小説・文芸
    3.8
    1巻555円 (税込)
    関ヶ原の戦いから34年後の夏、地蔵と見紛う小柄な老僧と容貌魁偉な従者の一行が街道を行く。実はこれ、京都六条河原で斬首されたはずの石田三成であった。行く先々で起こる奇ッ怪な事件をズバッと解決、高笑いを響かせながらの諸国漫遊だが、どうやら秘めたる目的があるらしい。一方、三成存命を知った将軍家光は、一行の始末を隠密・柳生十兵衛に命じるが――。ミステリ仕立ての痛快時代小説。
  • 「『ジューシー』ってなんですか?」

    「『ジューシー』ってなんですか?」

    小説・文芸
    3.8
    1巻385円 (税込)
    25歳の広田と岸、佐々木、26歳の別所、27歳の魚住と津留崎。6人は、大きな会社の中の小さな班「夕日テレビ班」で毎日深夜まで地味な仕事をしている。(ちなみに非正社員が3名、正社員が3名)恋人でも友達でもない、立場も微妙に違う、けれど同じ職場の同僚として会話を交わし笑いあう。仕事を詩的に描いた著者初の「職場小説」。平等とは何かを問う『ああ、懐かしの肌色クレヨン』も収録。
  • 桐島、部活やめるってよ

    桐島、部活やめるってよ

    小説・文芸
    3.8
    1巻440円 (税込)
    映画化大ヒット小説! きっかけは、キャプテンの桐島が突然バレー部をやめたことだった。そこから波紋が広がっていく。地方の県立高校のバレー部、ブラスバンド部、女子ソフトボール部、映画部、野球部――。それぞれの部活で、教室で、グラウンドで、5つの物語がリンクする。彼らがそれぞれ抱える問題は? 桐島はなぜ部活をやめたのか? 第22回小説すばる新人賞受賞作。
  • 怪のはなし

    怪のはなし

    小説・文芸
    3.8
    1巻440円 (税込)
    物心ついた頃から、数多くの「この世ならぬモノ」たちと遭遇してきた著者。嵐の夜、停電した自宅に入り込んできた不気味な「何か」。東京大空襲の日がくると現れる、ボロボロで痛ましい姿の子供たち。夢の中から抜け出してきた猫とふれあい、侍の幽霊と東京を散歩する…。恐ろしくも、時に物悲しく、時に心温まる20の怪異を再現した、究極の実話怪談集。あなたの知らない、リアルがあります。
  • さよならの余熱

    さよならの余熱

    小説・文芸
    3.8
    1巻385円 (税込)
    一緒に暮らす恋人に、最近わたしはすぐに苛立つ。好きなのに、優しくしたいのに、彼を追い詰める言葉ばかりが溢れ出し――(「つまらぬもの」)。退屈な日常を変えて欲しくて、会社員の芹澤さんと付き合い始めた。でも、高校で援交の噂を立てられて……(「暮れていくだけ」)。甘やかな恋心は、いつしか胸をしぼる切なさに形を変える。恋の至福ととまどいをひたむきに描いた全9話。文庫オリジナル。
  • ハニー ビター ハニー

    ハニー ビター ハニー

    小説・文芸
    3.8
    1巻385円 (税込)
    陽ちゃんは親友の沙耶香の彼氏だ。でも、わたしは彼と寝ている。沙耶香のことは大切だけれど、彼に惹かれる自分を止められない――(「友だちの彼」)。ライブでボーカルの男性に一目惚れし、誘われるままにホテルへ。初体験。…あたしは本当にこういうことがしたかったの?(「もどれない」)甘やかで、ほろ苦く、胸のちぎれるような切なさをたたえた全9話。人気歌人初の恋愛小説。
  • ジャガーになった男

    ジャガーになった男

    小説・文芸
    3.8
    1巻605円 (税込)
    伊達藩士・斉藤小兵太寅吉は恋人を捨て、冒険を求めて支倉常長遣欧使節に加わった。着いたイスパニアはすでに全盛期の栄光を失っていたが、一人のイダルゴ(戦士)と意気投合し、共に戦場に赴くために、帰国する使節団と訣別する決心をする。壮大なスケール、波瀾万丈の歴史ロマン。第6回小説すばる新人賞受賞作。
  • みんな、どうして結婚してゆくのだろう

    みんな、どうして結婚してゆくのだろう

    小説・文芸
    3.8
    1巻440円 (税込)
    タイトルそのまんまですが、みんな、どうしてどうやって結婚してゆくのでしょう? ちゃんと考えてみたことありますか? 老若男女みんながこだわる「結婚」とは一体何なのでしょう。「つきあう」って何なのでしょう。みんな、ほんとにわかってるんでしょうか? 誰もがそういうものだとハナから疑わないことを分析・考察させたら当代随一の著者が本音で迫る、目からウロコのヒメノ式エッセイ集。
  • 僕達急行 A列車で行こう

    僕達急行 A列車で行こう

    小説・文芸
    3.8
    1巻440円 (税込)
    丸の内にある大企業・のぞみ地所で働く小町圭と、下町の鉄工所の二代目・小玉健太は、鉄道好きがきっかけで親しくなる。ふたりとも、趣味や仕事ではさくさく動けるのに、女性には弱腰。失恋した小玉は、転勤になった小町を訪ね、東京から青春18きっぷで福岡へ。一緒に九州を鉄道旅行の途中、思いがけない出会いが……。森田芳光監督らしいこだわりの詰まった、心あたたまるコメディー映画をノベライズ。
  • メルカトルと美袋のための殺人

    メルカトルと美袋のための殺人

    小説・文芸
    3.8
    1巻660円 (税込)
    推理作家の美袋三条は、知人の別荘で出会った佑美子に刹那的に恋をする。しかし彼女は間もなく死体で発見され、美袋が第一容疑者とされてしまった! 事件に巻き込まれやすい美袋と、「解決できない事件など存在しない」と豪語する魔性の名探偵・メルカトル鮎が挑む巧緻な謎の数々。脱出不能な密室殺人から、関係者全員にアリバイが成立する不可能犯罪まで――奇才が放つ、衝撃本格推理集。
  • 淋しいのはお前だけじゃな

    淋しいのはお前だけじゃな

    小説・文芸
    3.8
    1巻385円 (税込)
    〈振り向いてくれたけれども「がんばれ」はたぶん自分に言った言葉だ〉――。残業続きで恋人に会えない夏の日々、文芸部の美少女と何も起こらなかった高校時代、今も発熱し続ける叶わなかった夢……。短歌の背後にはいつも、淋しくて優しいストーリーがあった。日常の小さな感情を温かな筆致で描く、短い歌と短いストーリー。オオキトモユキの筆による、ユーモラスで少し悲しい絵物語も同時収録! ※この作品は底本のレイアウトデザインに忠実に表示しています。拡大表示はできません。
  • 吸血鬼はお年ごろ(吸血鬼はお年ごろシリーズ)

    吸血鬼はお年ごろ(吸血鬼はお年ごろシリーズ)

    小説・文芸
    3.8
    1巻440円 (税込)
    女子高生の神代エリカ。高校生活最後の夏、エリカの通う女子高のテニス部員たちが、合宿中に喉を噛み切られたような傷を残し、失血状態で惨殺された。吸血鬼の仕業だ、という騒ぎの中、エリカは事件の解明に立ち上がる。実はエリカは「正統な」吸血鬼の父クロロックと人間の母の間に生まれた吸血族の一員なのだ……! 父と共に真相を追うが、犯人によってエリカの親友・みどりがさらわれて!?
  • どすこい。

    どすこい。

    小説・文芸
    3.8
    1巻715円 (税込)
    地響きがする──と思って戴きたい……相撲取りの討ち入りを描く「四十七人の力士」、肥満ミトコンドリアが暴れる「パラサイト・デブ」などなど数々の名作を下敷きに、パロディの極北を目指したお笑い連作巨編がついに文庫化。炸裂する京極ギャグの奔流に、いつしかあなたは肉の虜となる。しりあがり寿先生の4コマも読めるし、解説には大盛肉子ちゃんがゲスト出演。全編でぶのちゃんこ盛り!
  • 山嵐

    山嵐

    小説・文芸
    3.8
    1巻550円 (税込)
    時は明治期。会津の地から、ひとりの若者が上京してきた。五尺に満たない小兵ながら、その才能を講道館創始者・嘉納治五郎に見出された彼は、柔道の修行を始める。独自の技「山嵐」を編み出し、講道館四天王のひとりに数え上げられるほどになるが、かねてから夢を馳せていた大陸への渡航を決意する。『姿三四郎』のモデルとなった天才柔術家・西郷四郎の壮烈なる半生。
  • 天使の梯子

    天使の梯子

    小説・文芸
    3.8
    1巻366円 (税込)
    バイト先のカフェで耳にした懐かしい音。それはフルチンこと古幡慎一が高校時代に思いを寄せた先生、斎藤夏姫のものだった。8歳年上、29歳の夏姫に、どうしようもなく惹かれていくフルチン。だが、彼女は、体はひらいても心を見せてはくれない。10年前の「あの時」から夏姫の心には特別な男が棲んでいるのだから――。傷ついた心は再生するのか。愛は蘇るのか。それぞれの思いが交錯する物語。
  • ZOO 1

    ZOO

    小説・文芸
    3.8
    1~2巻385~440円 (税込)
    何なんだこれは! 天才・乙一のジャンル分け不能の傑作短編集が「1」、「2」に分かれて、ついに文庫化。双子の姉妹なのになぜか姉のヨーコだけが母から虐待され――(「カザリとヨーコ」)。謎の犯人に拉致監禁された姉と弟がとった脱出のための手段とは?――(「SEVEN ROOMS」)など5編をセレクト。
  • 彼女は恋を我慢できない

    彼女は恋を我慢できない

    小説・文芸
    3.8
    1巻385円 (税込)
    恋をしたい、と思う。それも、ひたむきな恋を――。たとえ、その恋の先に待っているものが幸福でなくて、嫉妬、ジレンマ、そして別れであっても……。だからこそ、恋する瞬間を大切にしたいと思う。何もしないで後悔するよりも、せいいっぱい恋したほうがいい。恋愛を描きつづける著者が、数々の女性たちの切ない恋物語をもとに、語り尽くすエッセイ集。今、恋に立ち向かう、あなたのために。
  • 王妃の館 上

    王妃の館

    小説・文芸
    3.8
    1~2巻605円 (税込)
    パリはヴォージュ広場の片隅にたたずむ、ルイ十四世が寵姫のために建てたという「王妃の館」。今は、一見の客は決して泊めない、パリ随一の敷居の高さを誇る超高級ホテルとなっているこのシャトーに、なぜか二組のワケあり日本人ツアーが同宿することになった。しかも、倒産寸前の旅行代理店の策略で、客室を昼と夜とでダブル・ブッキングされて……。ぶっちぎりの笑いと涙満載の傑作人情巨編。
  • 活動寫眞の女

    活動寫眞の女

    小説・文芸
    3.8
    1巻495円 (税込)
    昭和四十四年、京都。大学の新入生で、大の日本映画ファンの「僕」は友人の清家忠昭の紹介で、古き良き映画の都・太秦の撮影所でアルバイトをすることになった。そんなある日、清家は撮影現場で絶世の美女と出会い、激しい恋に落ちる。しかし、彼女は三十年も前に死んだ大部屋女優だった…。若さゆえの不安や切なさ、不器用な恋。失われた時代への郷愁に満ちた瑞々しい青春恋愛小説の傑作。
  • 雨鱒の川

    雨鱒の川

    小説・文芸
    3.8
    1巻660円 (税込)
    東北のとある寒村。母親・ヒデと二人暮らしの小学三年生の心平は、川で魚を捕ることと絵を描くことにしか興味がない。そんな心平には心の通い合う少女・小百合がいた。心平の絵が国際的な児童画展に入選し、祝賀会の夜に母親は雪の中で死亡した――。十年後、十八歳になった心平は村に帰ってきた。小百合の家の造り酒屋に勤めるが、小百合に縁談が起きて…。幼なじみの透明な心を謳い上げた清冽な初恋小説。
  • ららのいた夏

    ららのいた夏

    小説・文芸
    3.8
    1巻605円 (税込)
    ふたりの出会いはマラソン大会で走っている最中だった。小杉純也はプロをめざす高校球児。坂本ららは走ることと笑うことが大好きな高校生。ららは運動会から始まって、ロードレース、駅伝、フルマラソンと、次々に記録を塗り変えてしまう。オリンピックすらも視野に入ってきた。純也もスカウトの目に留まって、プロ野球の選手としてデビューした。涼風のようなふたりの恋。すがすがしい青春長編ラブストーリー。
  • 僕に踏まれた町と僕が踏まれた町

    僕に踏まれた町と僕が踏まれた町

    小説・文芸
    3.8
    1巻440円 (税込)
    超有名進学校「灘校」に入学したものの、ギターにのめりこみ、漫画を描いたり、学業以外に打ち込みすぎて、成績はどんどん落ちていく。受験校の片隅で底抜けの明るさと、底無しの泥沼とを味わった「落ちこぼれ」の日々。60年代後半から70年代にかけて、神戸を舞台に、著者の青春を描く。おかしく哀しいエッセイ。
  • 夏と花火と私の死体

    夏と花火と私の死体

    小説・文芸
    3.8
    1巻440円 (税込)
    九歳の夏休み、少女は殺された。あまりに無邪気な殺人者によって、あっけなく――。こうして、ひとつの死体をめぐる、幼い兄弟の悪夢のような四日間の冒険が始まった。次々に訪れる危機。彼らは大人たちの追及から逃れることができるのか? 死体をどこへ隠せばいいのか? 恐るべき子供たちを描き、斬新な語り口でホラー界を驚愕させた、早熟な才能・乙一のデビュー作品。
  • 終末のフール

    終末のフール

    小説・文芸
    3.8
    1巻660円 (税込)
    八年後に小惑星が衝突し、地球は滅亡する。そう予告されてから五年が過ぎた頃。当初は絶望からパニックに陥った世界も、いまや平穏な小康状態にある。仙台北部の団地「ヒルズタウン」の住民たちも同様だった。彼らは余命三年という時間の中で人生を見つめ直す。家族の再生、新しい生命への希望、過去の恩讐。はたして終末を前にした人間にとっての幸福とは? 今日を生きることの意味を知る物語。
  • 聞きたい言葉 おいしいコーヒーのいれ方 IX

    聞きたい言葉 おいしいコーヒーのいれ方 IX

    小説・文芸
    3.8
    1巻550円 (税込)
    介護福祉士をめざすかれんは、鴨川へ移住することをついに決意する。遠く離れてふたりの関係はどうなるのだろう。かれんを応援したいけれど、行って欲しくもない勝利の心は複雑だ。彼女だって同じはず。それはふと触れ合う瞬間にだって、充分すぎるほど伝わってくる。でも確かめたい、彼女の言葉で、その胸の内を。大人気シリーズ第9弾。
  • 優しい秘密 おいしいコーヒーのいれ方 VIII

    優しい秘密 おいしいコーヒーのいれ方 VIII

    小説・文芸
    3.8
    1巻506円 (税込)
    「かれんと付き合ってるって本当?」花村のおばさんから聞かれ、とっさに否定してしまった勝利。誰も傷つけたくなくて、ふたりの関係を守りたくて、ずっと秘密にしてきた。それが間違いだったのか。勝利へ思いをよせる星野りつ子の存在も、かれんには言えなくて。後ろめたいから言えない。言えないからますます後ろめたい。秘密は増殖する。悩み多きシリーズ第8弾。
  • 雪の降る音 おいしいコーヒーのいれ方 IV

    雪の降る音 おいしいコーヒーのいれ方 IV

    小説・文芸
    3.8
    1巻550円 (税込)
    親父が再婚するぅ? 突然のビッグニュースに、福岡に単身赴任している父を訪ねた勝利。父と息子、男同士で過ごす夜、5歳年上のいとこ・かれんへの思いをはじめて打ち明ける。まだまだ秘密にしなければならない恋だけど、少しだけ、前進。なのに美術教師のかれんには彼女に思いを寄せる同僚がいるし、大学生になった勝利は、陸上部のマネージャーから告白されて…。公にできない恋ゆえの悩みが続く。
  • キスまでの距離 おいしいコーヒーのいれ方 I

    キスまでの距離 おいしいコーヒーのいれ方 I

    小説・文芸
    3.8
    1巻506円 (税込)
    高校3年になる春、父の転勤のため、いとこ姉弟と同居するはめになった勝利。そんな彼を驚かせたのは、久しぶりに会う5歳年上のかれんの美しい変貌ぶりだった。しかも彼女は、彼の高校の新任美術教師。同じ屋根の下で暮らすうち、勝利はかれんの秘密を知り、その哀しい想いに気づいてしまう。守ってあげたい! いつしか一人の女性としてかれんを意識しはじめる勝利。ピュアで真摯な恋の行方は…。
  • 君の地球が平らになりますように

    君の地球が平らになりますように

    小説・文芸
    3.7
    1巻858円 (税込)
    再会した憧れの先輩は、陰謀論者になっていた。すっかり腫れ物扱いされる姿を見て、たとえ世界中を敵に回しても、自分だけは彼を愛そうと誓う小町だったが・・・・・・(表題作)。結婚の話がないまま交際8年。マッチングアプリで「保険の男」を探しつつも、月子は未だ彼との結婚を諦められずにいて・・・・・・(「転ばぬ先の獣道」)――その先が地獄だと知りながら、それでも手放せない恋がある。文庫書き下ろしを含むノンストップ狂愛サスペンス全6篇!
  • プレデター

    プレデター

    小説・文芸
    3.7
    1巻1,067円 (税込)
    都市再開発計画の名のもとに首都が七つのゾーンに区切られ、格差社会化が進む2032年の日本。web情報誌の記者・明海和(あけみ・かず)は、独自に子ども狩と人身売買の取材を続けていたところ、カササギと名乗る人物に突き当たる。和が待ち合わせ場所に行くと、そこに現れたのはまだ10代の男性だった。彼は、これ以上取材を続けると「殺されますよ」と警告する。なぜ、子どもたちの取材をすることが危険なのか? なぜ、国際的なモデル都市でストリートチルドレンが生まれるのか? 和は、自身の父も“闇の子どもたち”の取材をしていたことを明かすが・・・・・・。ジュブナイル小説の名手による新たな代表作誕生!! 格差社会の闇に切り込む、ディストピア長編。
  • 着物憑き

    着物憑き

    小説・文芸
    3.7
    1巻693円 (税込)
    私が引き寄せられるのは、古いものばかり。物も着物も、幽霊も――。日本古来の呪術・風水・民俗学などに造詣が深く、豊富な心霊体験を持ち、様々な分野で活躍する作家・加門七海氏。「戦火を逃れた鮎の帯留。見た瞬間、自分のものならぬ言葉が」(帯留)、「市松人形のために手に入れた着物。夜、袖から白い女の手が」(古着)。日常的に着物やアンティークを身につける本人の実体験や見聞きした逸話の数々・・・・・・。着物と着物文化の魅力に取り憑かれた著者が遭遇した怪異や謎。怪しくも深遠な異世界が綴られる11章。
  • 下町やぶさか診療所

    下町やぶさか診療所

    小説・文芸
    3.7
    1~5巻715~913円 (税込)
    東京浅草。診療所の医師・真野麟太郎は、大先生と呼ばれ近所の人々に慕われている。ある日、手首を切った女子高生・麻世が治療にやってくる。麻世の心の傷を知った麟太郎は、一緒に暮らすことを提案。麻世は、家事をすることを条件に同居人になるが…。虐待、認知症、癌など、診療所に持ち込まれる病気や患者の問題に、真摯に向き合う医師と型破りな女子高生が織りなす切なくて温かい下町物語。
  • 事件は終わった

    事件は終わった

    小説・文芸
    3.7
    1巻836円 (税込)
    年の瀬に起きた痛ましい〈地下鉄S線内無差別殺傷事件〉。突然男は刃物を振り回し、妊婦を切りつけ、助けに入った老人を刺殺した。時は過ぎ、事件に偶然居合わせてしまった人々には、日常が戻ってくるはずだったが・・・。会社員の和宏は、一目散にその場から逃げ出したことをSNSで非難されて以来、日々正体不明の音に悩まされ始め・・・・・・(「音」)。切りつけられた妊婦の千穂は、幸いにも軽傷で済んだが、急に「霊が見える」と言い出して・・・・・・(「水の香」)。他全6編。事件が終わって始まった、少し不思議でかなり切ない〈その後〉を描く連作短編集。
  • 塩と運命の皇后

    塩と運命の皇后

    小説・文芸
    3.7
    1~2巻836~990円 (税込)
    50年ぶりに湖の封印が解かれるとき、追放された悲劇の皇后の伝説が幕を開ける――。歴史収集の旅をする聖職者チーは、ある時立ち寄った湖のほとりで、ひとりの老女に出会う。亡き皇后の侍女だという彼女に導かれ、チーは皇后が幽閉されていた屋敷を訪れる。そこで老女は思い出の品々を手に語り始める。美しく残酷な真実と運命の物語を……。「あの方には異国風の美しさがあり、それはあたかも私たちには読めない言語のようだった。肩まで垂れた長い二本の三つ編みは墨汁のように黒く、顔は皿のように平らで、完璧に近い円形だった」――著者デビュー作にして2021年ヒューゴー賞受賞作。全2篇。
  • 誰が星の王子さまを殺したのか?

    誰が星の王子さまを殺したのか?

    小説・文芸
    3.7
    1巻1,166円 (税込)
    「サン=テグジュペリの死の謎を解いてほしい」カメルーン人の億万長者から依頼を受けた飛行機整備士ヌヴァンと見習い探偵アンディは、世界中に散るサン=テグジュペリの熱烈な信奉者で構成されたクラブ612のメンバーを順番に訪ね、意見を聞くことに。だが二人が面会したメンバーは、後に次々と不審な死を遂げて・・・・・・。永遠の名作に隠された暗号とは? フランス・ミステリー界の巨匠が『星の王子さま』の隠された暗号に挑む珠玉のミステリー!
  • 日めくり怪談

    日めくり怪談

    小説・文芸
    3.7
    1巻594円 (税込)
    この夏、ページをめくるたびに毎日がゆがんでいく。7月1日から8月31日までの間、誰かがあなたにささやきかける62話の奇妙なカレンダー。屋根裏に隠れていた市松人形、心霊動画に映った誰かの名前、夏休みに消えたあの子・・・・・・。ほんの少しのスキマの時間にどこでも好きなところを開きそうっと耳を傾けてごらん。たった5分であなたの周りが恐怖の時間へと開かれていく新感覚のショート怪談集。『一行怪談』で知られる怪談ライター・吉田悠軌による、すぐ読めて誰かに話したくなる怖い話。
  • 黄金比の縁

    黄金比の縁

    小説・文芸
    3.7
    1巻473円 (税込)
    (株)Kエンジニアリングの人事部で働く小野は、不当辞令への恨みから、会社の不利益になる人間の採用を心に誓う。彼女が導き出した選考方法は、顔の縦と横の黄金比を満たす者を選ぶというものだった。自身が辿り着いた評価軸をもとに業務に邁進していくが、黄金比の「縁」が手繰り寄せたのは、会社の思わぬ真実だった・・・・・・。ボディ・ビルを描いた『我が友、スミス』で鮮烈なデビューを果たした著者が、本作では「就活」に隠された人間の本音を鋭く描く!
  • 纏足探偵 天使は右肩で躍る

    纏足探偵 天使は右肩で躍る

    小説・文芸
    3.7
    1巻792円 (税込)
    中央アジア生まれの瑠瑠は意にそぐわない結婚を断ってくれた父を殺されて、貿易商の小父を頼りに北京へ逃れた。そこで出会ったのは名門家の娘、月華だった。同じ15歳ながら高貴な身分の証である「纏足」をしており外を自由に出歩けない月華。瑠瑠は「ある劇団の頭領が殺された事件を調べてこい」と命じられ、彼女の“足”となって事件の解明に乗り出す。異なる文化、思想の少女ふたりだったが、奇妙に深まるコンビネーション。中国清代を舞台に、友情を育みながら事件を解決していく、少女同士の絆と信頼を描いた青春中華ミステリー。
  • 誘拐ファミリー

    誘拐ファミリー

    小説・文芸
    3.7
    1巻935円 (税込)
    「家業、誘拐。ただし、狙うのは法で裁けぬ悪党のみ」――世田谷でペットホテルを営む浅井家は先祖代々、誘拐が裏稼業だ。極悪人のみをターゲットにし、超大型犬用の檻に監禁して身代金を要求する。硬い絆で結ばれた家族六人だったが、長男と次男の五代目家長の座を巡る対立が、一家を二分する壮絶なバトルに発展。某巨大宗教の幹部を狙った誘拐勝負で決着をつけるも予想外の結末に――。怒濤の展開、裏切りの心理合戦が手に汗握る! そして待ち受ける衝撃の結末!! 一気読み必至の長編犯罪小説。
  • ばけもの厭ふ中将 戦慄の紫式部

    ばけもの厭ふ中将 戦慄の紫式部

    小説・文芸
    3.7
    1巻583円 (税込)
    時は平安。「今源氏」と噂される色好みの貴公子・雅平は、数々の女性と浮き名を流していた。恋文一つ返せないほど奥手な上総宮の姫君、廃屋での逢瀬を約束した昼顔の君など、今夜も恋人と甘い時を過ごすはずの雅平を、紫式部の祟りが襲う!? 『源氏物語』を思わせる怪事に次々と見舞われ、怪異好きの友人・宣能に、たまらず泣きつくが・・・・・・。大人気「ばけもの好む中将」シリーズ、待望のスピンオフ作品。恋を追いかけ、あやかしに追われるドタバタ平安怪異譚!
  • ツイン・アース

    ツイン・アース

    小説・文芸
    3.7
    1巻847円 (税込)
    フィンランドでオーロラの観測をするアイノのもとに奇妙なメッセージが届いた。解析の結果、現れたのはインド洋沖のとある座標。意を決してそこに向かった彼女は水の球体に飲み込まれ、気が付くと別世界へ。そこは地球の双子星・Terra‐αだった――。大自然、移動する街、そして巨大な怪獣。少しずつ解き明かされる真実は、驚くべき事実へ。壮大なスケールで展開するエンタメSF小説!――「これは、宇宙と自然が怪獣を映す山海経的緩やかな物語」(落合陽一)。「宇宙時代の今、ともに生きる心をつなげていきたい」(山崎直子)
  • 浮雲心霊奇譚 赤眼の理

    浮雲心霊奇譚シリーズ

    小説・文芸
    3.7
    1~8巻572~847円 (税込)
    時は江戸末期。絵師を目指す青年・八十八は、夜道で幽霊に出くわして以来、奇妙な行動を取るようになった姉を救うため、憑きもの落としの名人に会いに行く。肌が異様に白く、両眼を覆うように赤い布を巻いた男。名を、浮雲という。布の下に隠した赤い両眼で死者の魂が見えるという破天荒な浮雲と行動を共にするうち、八十八の前には新たな世界が見えてきた――。幕末ミステリー、堂々開幕!
  • 日の出

    日の出

    小説・文芸
    3.7
    1巻715円 (税込)
    「あんなふうになって死ぬのは絶対にいやだ」――明治の終わり、戦争で変わり果てた父を見た13歳の清作は、徴兵から逃れ故郷を飛びだす。北陸から九州、そして横浜へと逃れながらも、商家の息子・幸三郎の協力のもと、鍛冶職人として生きる清作を、数々の試練が襲いつづける。一方、清作を曾祖父にもつ現代の女子大生・あさひは、中学校の社会科教師になったばかり。先祖を調べていたある日、学校で朝鮮半島の歴史問題に直面し…。時代をへだてたふたりの希望の光が、小さく輝きはじめる。各メディアが大絶賛! 数多くの高校受験向けの教材で使用された感動長編!!
  • トラッシュ

    トラッシュ

    小説・文芸
    3.7
    1巻770円 (税込)
    いじめ、差別、虚無感、愛されない苦しみ、親との確執……それぞれの理由で集団自殺を試みた6人の若者達。しかし、闇サイトで入手した薬が偽物で、全員生き延びてしまう。「一遍死んだんやから、もう怖いものはない」。自分たちを死の淵に追い込んだ「加害者」に対し、6人は犯罪も辞さない世直し活動を始める。ドラッグ売人狩り、差別団体へのテロ、そして首相暗殺。その過激な行為で世間の賞賛と非難を浴びながら、6人の活動はエスカレートしていき……誰が本当の屑(トラッシュ)なのか。小説すばる新人賞受賞後第一作。雑誌連載時から賛否を巻き起こした問題作。文庫化にあたり結末を大幅に修正した完全版!
  • きみのためにできること Peace of Mind

    きみのためにできること Peace of Mind

    小説・文芸
    3.7
    1巻715円 (税込)
    新米の音声技師、高瀬俊太郎には、夢がある。憧れの人、木島隆文の音を超える凄い音を創りたいという強い思いだ。そんな彼を支えてくれるのは幼なじみのピノ子。仕事が忙しく逢瀬はままならないが、メイルがふたりを結んでいる。そんな折、テレビの仕事で遭遇した女優 鏡耀子の妖しい輝きに俊太郎は引かれていく。だが耀子は不倫の恋に傷つき、心を失いかけていたのだ。二人の間で揺れながら、彼は少しだけ大人になっていく。誰かを愛してしまうというのはこんなにも苦しい事なのか……。真摯な想いが時を駆ける青春小説。
  • 波の上のキネマ

    波の上のキネマ

    小説・文芸
    3.7
    1巻891円 (税込)
    尼崎に祖父が創業した小さな映画館「波の上キネマ」を継ぐ安室俊介。座席数100余りの小さな映画館は、収益を上げることは年々難しくなっており、ついに新聞に「年内に閉館する見通し」との記事が出てしまう。そんなある日、創業者である祖父の名前を出した問い合わせが入る。それがきっかけとなり、祖父の前半生に興味を持った俊介は南へ向かう。祖父は脱出不可能な絶海の島で苛酷な労働を強いられていたが、そこにはジャングルの中に映画館があったという。祖父はなぜその島に行ったのか。なぜ映画館があったのか。運命に抗う祖父が見たものは……。壮大なスケールで描く驚嘆と希望の長編小説。
  • 夜明けまで1マイル somebody loves you

    夜明けまで1マイル somebody loves you

    小説・文芸
    3.7
    1巻715円 (税込)
    これはフリンなんかじゃない、恋だ。バンドとバイトに明け暮れる大学生の「僕」。美人でクールな講師のマリコ先生に恋したけれど、学生と教師、しかもマリコ先生にはニューヨークに赴任中の夫がいる。一方で、バンドのメンバーである一つ年下の幼馴染、うさぎとも微妙な関係で……。僕らの青春は、ちぎれそうなほど揺れ動くが、それでも真っ直ぐ走るしかない。僕たちそれぞれ、忘れられない恋! 不器用でひたむきな恋の行方を描く、青春恋愛小説!!
  • この部屋から東京タワーは永遠に見えない

    この部屋から東京タワーは永遠に見えない

    小説・文芸
    3.7
    1巻638円 (税込)
    「みんな、高校卒業おめでとう。最後に先生から話をします。この街を捨てて東京に出て、早稲田大学の教育学部からメーカーに入って、僻地の工場勤務でうつになって、かつて唾を吐きかけたこの街に逃げるように戻ってきた先生の、あまりに惨めな人生の話を――」(「3年4組のみんなへ」)など、Twitterで大反響を呼んだ虚無と諦念のショートストーリー集。話題の覆面作家、衝撃のデビュー作!
  • マリーナ バルセロナの亡霊たち

    マリーナ バルセロナの亡霊たち

    ある日の放課後。寄宿学校に通う15歳のオスカルは、荒廃した城館に迷い込み、そこに住む少女マリーナと親しくなった。彼女に導かれ人知れぬ墓地を訪れると、黒い蝶が彫られた墓碑に赤いバラを添える貴婦人の姿が。好奇心で後を追うオスカルとマリーナ。しかしその先には霧の都バルセロナの覗いてはならない秘密が隠されていた――。物語の魔術師とも呼ばれるスペインの巨匠、カルロス・ルイス・サフォンが描く幻想と怪奇に満ちた幻の初期作。後に続く「忘れられた本の墓場」シリーズ四部作の原点!
  • 遺言未満、

    遺言未満、

    小説・文芸
    3.7
    1巻671円 (税込)
    お骨でできた仏像、人とのつながりの希薄さが生む孤独死の問題、ハイテクを組み合わせた最新葬祭業界の実情……。作家、ときどき写真家がカメラを抱えて迷い込んだ“エンディングノート”をめぐる17の旅。「死とその周辺」がテーマの取材は、かつて経験した九死に一生の出来事、異国で出合った変わった葬送、鬼籍に入った友人たちの思い出などと重なり、やがて真剣に「自分の仕舞い方」と向き合うことになる。そしてシーナが見出した新たな命の風景とは? 巻末に朋友、北上次郎の死についての想いを書いた「さらば友よ~文庫版のためのあとがき」を収録。
  • 彩無き世界のノスタルジア

    彩無き世界のノスタルジア

    小説・文芸
    3.7
    1巻737円 (税込)
    過去を捨て、裏社会で生きる「交渉屋」のキダ。キダに仕事を発注、交渉時に使用する銃器や爆発物を調達するなど、表向きの輸入代行業とは別に裏稼業を営む会社「川端洋行」に、ある日両親を殺されたという少女・彩葉(いろは)が訪れる。その子の世話を押し付けられたキダは彩葉を匿うことになり、奇妙な共同生活がスタートする。彩葉と暮らすうち、孤独に暮らしていたキダの世界に鮮やかな色が満ちていく。しかし、その裏で蠢く影が、次第にキダを飲み込もうとしていた。やがて明らかになる彩葉の真実とは――。『名も無き世界のエンドロール』の結末から五年後、切なく忘れがたい「企み」の物語。
  • ババア最高! +60歳からのHAPPYおしゃれ

    ババア最高! +60歳からのHAPPYおしゃれ

    家の中で赤いリップを塗って何が悪い! 派手色ネイル上等! 命短し着飾れBBA! “第2ステージを楽しまなくちゃ損”と人生謳歌中のスタイリストと漫画家が、還暦からのHAPPYおしゃれ術を教えます! ファストファッションを取り入れた着こなしや、+60から着たいブランド、秘密の着痩せテクなどを幅広く徹底指南。超効率重視&完璧主義・いく子の家事テク紹介も収録で、お得感満載の一冊。全大人女子の悩みもこの二人にかかれば一刀両断! 口は悪いが、ハートは熱い! 大人気シリーズ、地曳いく子×槇村さとるのBBA第3弾!!
  • アナログ

    アナログ

    小説・文芸
    3.7
    1巻770円 (税込)
    手作り模型や手書きのイラストにこだわるデザイナーの水島悟は、ある日自らが内装を手掛けた喫茶店「ピアノ」で謎めいた女性・みゆきと出会う。自分と似たような価値観を持つ彼女に徐々に惹かれていく悟。意を決して連絡先を聞くも、「お互いに、会いたい気持ちがあれば会えますよ」と言われ、連絡先は交換せず、毎週木曜日ピアノで会う約束を交わす。会える時間を大切にして、ゆっくりと関係を深めていく2人。しかし、突然彼女はピアノに現れなくなってしまい……。毎週同じ日、同じ場所で会う約束。時代に逆らうような“アナログ”な関係を描く、珠玉の恋愛小説。
  • 恐るべき太陽

    恐るべき太陽

    小説・文芸
    3.7
    1巻1,672円 (税込)
    画家ゴーギャンや歌手ジャック・ブレルが愛した南太平洋仏領ポリネシアのヒバオア島。謎めいた石像ティキたちが見守るこの島に、人気ベストセラー作家と、彼の熱烈なファンでもある作家志望の女性5人が〈創作アトリエ〉のために集まった。だが作家は失踪、彼女らは次々に死体となって発見される……。最後に残るのは、誰? 叙述ミステリーの巨匠ミッシェル・ビュッシが満を持して放つ、アガサ・クリスティーへの挑戦作! 手掛かりはたくさんあるのに騙される……。
  • 隣はシリアルキラー

    隣はシリアルキラー

    小説・文芸
    3.7
    1巻814円 (税込)
    ぎりっ、ぎりっ。ぐし、ぐし。ざああああっ――。深夜2時20分、東京都大田区にある工場で働く神足友哉は、今日もアパートの隣室から聞こえてくる、何かを切断しているような不気味な物音で起こされた。ふと、隣人で外国人技能実習生の徐浩然が死体を解体する姿を妄想するが、近所で女性の遺体の一部が発見されたことで、それが現実味を帯びる。気になった神足は、真夜中に部屋から出た徐を尾行すると、想像を絶する恐ろしい展開に……。五感から震え上がるような体験を提供するホラーミステリー。
  • 夜を生き延びろ

    夜を生き延びろ

    小説・文芸
    3.7
    1巻1,320円 (税込)
    1991年、冬の深夜零時、人けのないダイナーの駐車場から発進する一台の車。助手席には、映画オタクの女子大学生チャーリーが座っている。ハンドルを握るのは正体不明の男。ふたりは知り合ってまもない。だが、チャーリーはすでに確信している。この男、二か月前に親友のマディを殺した連続殺人犯にちがいない、と――。シートベルト必須! アクセル全開でハイウェイを駆け抜け、驚愕のラストへと突き進む極上のノンストップ・サスペンス!!
  • いかがなものか

    いかがなものか

    小説・文芸
    3.7
    1巻561円 (税込)
    不倫、エビデンス、インスタ映え、グレイヘア、猛暑の日本でのオリンピック開催、中高年女性の女子会、スマホからのみ購入可能のライブチケット……等々。日常で起こる出来事、出会う人々、見聞きするあれこれへの「違和感、疑問、いや、きらい」の理由を掘り下げ、世間の“ヘン”に物申して大胆に切り込む痛快エッセイ集!「前からなんとなく思っていた!」「よくぞいってくれた!」と思うこと必至の24エピソード!!
  • 【新装版】ほんとうの私を求めて

    【新装版】ほんとうの私を求めて

    小説・文芸
    3.7
    1巻638円 (税込)
    生誕100年を迎える“狐狸庵先生”こと遠藤周作の代表的エッセイ集。社会や家庭でいつもマスクをかむっている自分ではなく、奥の奥にいる本当の自分を見てみませんか? まず自身の話から始め、ユーモラスな語り口で、私たちがどう自分と向き合い、可能性を生かすか、さらに他人とどう付き合って、人生を豊かにしていけるかをやさしく説く。佐藤愛子さん、三浦朱門さんら文壇の仲間をはじめとする、幅広い交遊関係が語られる後半も必読。 ※2023年2月に発売した集英社文庫を底本にしています。重複購入にご注意ください
  • さいはての家

    さいはての家

    小説・文芸
    3.7
    1巻583円 (税込)
    家族を捨てて逃げてきた不倫カップル(はねつき)。逃亡中のヒットマンと、事情を知らない元同級生(ゆすらうめ)。新興宗教の元教祖だった老齢の婦人(ひかり)。親の決めた結婚から逃げてきた女とその妹(ままごと)。子育てに戸惑い、仕事を言い訳に家から逃げた男(かざあな)――「家」はいつもそこにあり、なにも言わず受け入れてくれる。安息を手に入れたはずの住人たちはやがて、奥底に沈む自身の心の澱を覗き込むことになる。傷ついた人々が、再び自分の足で歩きだすまでを「家」とともに描く連作短編集。
  • カケラ

    カケラ

    小説・文芸
    3.7
    1巻671円 (税込)
    美容外科医の橘久乃は幼なじみの志保から「やせたい」という相談を受ける。カウンセリング中に出てきたのは、太っていた同級生・横網八重子の思い出と、その娘の有羽が自殺したという情報だった。有羽は高校二年から徐々に学校に行かなくなり、卒業後、ドーナツがばらまかれた部屋で亡くなっているのが見つかったという。母が揚げるドーナツが大好物で、それが激太りの原因とも言われていた。もともと明るく運動神経もよかったというその少女は、なぜ死を選んだのか? 「美容整形」をテーマに、外見にまつわる固定観念や、人の幸せのありかを見つめる、心理ミステリー長編。
  • みちびきの変奏曲

    みちびきの変奏曲

    小説・文芸
    3.7
    1巻572円 (税込)
    「つかぬことをうかがいますが、こういう手の動きはなんなのかわかりますか?」――通り魔に襲われて亡くなった女性・清藤真空。その最期を看取った人材派遣会社の社員・棚橋は、死の間際の彼女のメッセージの意味を知るため、真空にゆかりのある人々を訪ねてゆく。建築士、音大生、児童養護施設の園長……。真空が遺したのは「きらきら星」だった。そのメロディに導かれるように、それぞれの人生模様が交錯し、真空のこれまでの人生と想いも次第に見えてきて……。人の優しさに触れる癒しと再生のミステリー。
  • 弾丸メシ

    弾丸メシ

    小説・文芸
    3.7
    1巻594円 (税込)
    執筆や取材で多忙を極める著者。だが、どんなに時間がなくてもメシは食べるを信条としている。そこで、必ず日帰り、食事は1時間以内に済ませる、絶対に残さないの3つの掟のもと、弾丸旅で美味いものを食べに行く挑戦! 日本や海外の取材先で出合った発見系謎料理から、ステーキ、餃子、ハンバーガー、ソースカツ丼、鯛めし……。グルメとはひと味違う美味いを追求する、食の記憶を呼び覚まし食べる幸せを堪能する。生み出される警察小説、スポーツ小説に詳細な食描写を書き込む男のこだわりの食&旅エッセイ集。
  • しゃもぬまの島

    しゃもぬまの島

    小説・文芸
    3.7
    1巻561円 (税込)
    「迎えに来ました」――人を天国へと導く幻獣「しゃもぬま」が祐のもとに突然やってきた。特産品の夏みかんと並び地元の島で有名なその生き物は、死後必ず天国へ行くことから、神聖視されている。そして、自らの死期が近づくと、島の人を死へ誘うという。逃れる方法は一つ、しゃもぬまを誰かに譲ること。微妙な距離感の幼馴染姉妹や、父親を教えない母へのわだかまりを抱え、生と死の狭間で揺れる彼女が導き出した答えとは。心に傷を持つ女性の葛藤と再生を描く幻想奇譚。第32回小説すばる新人賞受賞作。
  • トナリの怪談

    トナリの怪談

    小説・文芸
    3.7
    1巻605円 (税込)
    毎晩夢に出てくる、見知らぬ女性。夢の中で自分は彼女と幸せな恋人同士として暮らしていて――(「毎日見る夢」)。最愛の恋人の隣でほほ笑む女性の幽霊が繰り返すのは、「いつ死ぬの?」という言葉で――(「いつ死ぬの?」)。幼い頃から幽霊が見えるピン芸人が語る、日常のなかにある心霊体験の数々。今あなたの隣にいる方、足はあるし、しゃべるし……でも、幽霊かもしれませんよ?
  • 不審者

    不審者

    小説・文芸
    3.7
    1巻770円 (税込)
    家族4人で平穏に暮らす里佳子の前に突然現れた1人の客。夫の秀嗣が招いたその人物は、20年以上音信不通だった秀嗣の兄・優平だと名乗る。しかし姑は「息子はこんな顔じゃない」と主張。不信感を抱く里佳子だったが、優平は居候することに。その日から不可解な出来事が続き……。家庭を侵食する、この男は誰なのか。一つの悲劇をきっかけに、すべての景色が一転する。暴かれる家族の秘密と、衝撃の結末。『悪寒』『代償』の著者が放つ、驚愕のサスペンス&ミステリ。
  • すべてのドアを鎖せ

    すべてのドアを鎖せ

    小説・文芸
    3.7
    1巻1,265円 (税込)
    世界20か国で翻訳、戦慄のノンストップ・エンターテインメント・ホラー! 「真夜中過ぎまで眠れなくなるサスペンス小説をお探し? それなら、ライリー・セイガー『すべてのドアを鎖せ』で決まりだ」(スティーヴン・キング)――人生どん底で失業中のジュールズは、マンハッタンにある高級アパートメントの求人広告に飛びついた。オーナー不在の部屋に短期間住むだけで高額の報酬。ただし来客禁止、外泊禁止、居住者の邪魔をしないこと。親友のクロエは怪しいと言う。だが、ジュールズにとっては最後の希望だった。初日の深夜、あの物音を聞くまでは――。建物に刻まれた悪夢の歴史と驚愕の真相。戦慄のホラー・サスペンス!
  • 絵金、闇を塗る

    絵金、闇を塗る

    小説・文芸
    3.7
    1巻814円 (税込)
    江戸末期に土佐に生まれ、幼少より絵の才能を発揮し、狩野派の技法を信じがたい短期間で習得した天才絵師、絵金。江戸で絵を学んで故郷に戻り、土佐藩家老のお抱え絵師となるも、とある事件により追放される……。狩野派を学びながらも独自の美を追究した絵金は、血みどろの芝居絵など見る者を妖しく魅了する作品を描いた。その絵に魅入られ、人生を左右された男たちの生きざまから、絵金のおそるべき芸術の力と、底知れぬ人物像が浮かび上がる、傑作時代小説。
  • 蝶のゆくへ

    蝶のゆくへ

    小説・文芸
    3.7
    1巻836円 (税込)
    旧仙台藩士の三女として生まれた星りょう(後の相馬黒光)。その利発さから「アンビシャスガール」と呼ばれたりょうは、自分らしく生きたい、何事かをなしたいと願い、明治28年に東京の明治女学校へ入学する。女子教育向上を掲げる校長の巌本善治は「蝶として飛び立つあなた方を見守るのがわたしの役目」と、りょうに語りかけた。りょうが出会った、新しい生き方を希求する明治の女性たち。その希望と挫折、喜びと葛藤が胸に迫る感動の歴史長編。

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