不審者

不審者

770円 (税込)

3pt

家族4人で平穏に暮らす里佳子の前に突然現れた1人の客。夫の秀嗣が招いたその人物は、20年以上音信不通だった秀嗣の兄・優平だと名乗る。しかし姑は「息子はこんな顔じゃない」と主張。不信感を抱く里佳子だったが、優平は居候することに。その日から不可解な出来事が続き……。家庭を侵食する、この男は誰なのか。一つの悲劇をきっかけに、すべての景色が一転する。暴かれる家族の秘密と、衝撃の結末。『悪寒』『代償』の著者が放つ、驚愕のサスペンス&ミステリ。

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不審者 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    夫が突然お客さんだと言い、連れてきた男。それは、21年前に家を出ていった兄らしい。なぜそんなにも経ってから突然現れたのか?しかも、どこか気味が悪い、不審な気がする。この男は、何のために、なぜ現れたのか??
    なるほど、、こう来たか、という感じ。本当に伊岡さんは、悪寒でも思ったけど人間の気持ち悪さという

    0
    2025年08月18日

    Posted by ブクログ

    とても面白く引き込まれ、一気読みしました。ラスト数ページで騙され気づいた時には切なく、やるせない気持ちになっていました。
    他の伊岡瞬さんの作品もたくさん読みたいと思いますし、友人にもオススメしたいと思います。
    1回読んだあと、改めてもう1回読むと更に面白さが増すと思います。

    0
    2025年07月26日

    Posted by ブクログ


    伊岡瞬さんの家族のはなし
    小説なのに感じれる不穏な空気

    たまらない

    20年ぶりのお兄さんの行動がものすごくこわく感じた

    家族を狙わないでと…

    これは最後まで読んだほうがいい作品。

    0
    2025年02月09日

    Posted by ブクログ

    10年ほど前に、代償、をよんで、
    すごさとムカつきを感じた。

    不審者もなんともいえない、
    不安感、むず痒さ、違和感。

    最後にそれらが、いきなり回収される。
    タイトルはその通り。

    0
    2024年09月11日

    Posted by ブクログ

    推理モノでは王道パターンなのかも知れないが私は好きだし楽しめました。
    伏線も丁寧に回収された気がするし納得。

    0
    2025年09月18日

    Posted by ブクログ

     自宅で校閲の仕事をしながら夫の秀嗣と5歳の息子・洸太、そして義母と治子と暮らす折尾里佳子。平凡ながらも幸せに暮らしていた生活は、秀嗣が自分の兄として20年来音信不通だった優平を連れてきたことから徐々に壊れ始める。毎日のように折尾家に現れるようになった優平はいつしか居候まではじめ、里佳子の日常は浸食

    0
    2024年09月23日

    Posted by ブクログ

    読んでいくうちにどんどん湧いてくる不信感。
    この男は何が目的?と気になる展開。
    予想がつかなかった正体。
    また騙されたことが悔しい…
    おもしろかった。

    0
    2024年08月13日

    Posted by ブクログ

    主人公の義兄の正体は誰だろうと読み続けましたが、最後にどんでん返しとなり面白かった。欲を言えば突然の顛末で若干違和感があったので、何かひと工夫があればなお良かったと思います。

    0
    2024年04月17日

    Posted by ブクログ

    ⭐️4.1
    伊岡さん、流石です!
    まんまと騙されました笑
    日常に潜む身近な恐怖。あいつが1番怪しいけど絶対違うだろうなー何か起こりそうだなーとハラハラしながら一気見。『靴の中の小石』の例えも良かった。
    ラスト予想出来た人は居るのだろうか?
    感想は控えめにして忘れた頃に読んでまた騙されたい。

    0
    2024年03月11日

    Posted by ブクログ

    母親視点ということもあって同じ母親として感情移入しやすく一気に読めた。客観的に見たらおかしいような状況を、訝しみながらも拒絶しきれずにいるその理由となる主人公の過去が丁寧に描かれていた。結局過去のあれこれが今に繋がっていくので、まぁ当然といえば当然だけど。
    少しずつ不信感が募っていくことになる小さな

    0
    2024年02月16日

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