教室に雨は降らない

教室に雨は降らない

小説・文芸
803円 (税込)

4pt

開催中のキャンペーン

森島巧は公立小学校で音楽の臨時講師として働く23歳だ。音楽家の親の影響で音大を卒業するも、流されるように教員の道に進んでしまう。腰掛け気分で働いていた森島だが、学校で起こる予想外のトラブルに巻き込まれていく。モンスターペアレント、いじめ、無気力教師、学級崩壊……さまざまな問題にぶつかり、手探りで解決していく中で、彼が見つけた真実とは? 曇りがちな私たちの心を晴れやかにする珠玉の青春ミステリー。

詳しい情報を見る

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川文庫
  • タイトル
    :
    教室に雨は降らない
  • タイトルID
    :
    225867
  • 電子版発売日
    :
    2013年11月08日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

教室に雨は降らない のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ


    『教室に雨は降らない』
    その不協和音を、希望の旋律へ。
    ------------
    「一年経てば、ここを出ていく」
    そんな冷めた決意を胸に、音大卒のエリート候補・森島巧が足を踏み入れたのは、小学校という名の「異界」だった。

    1. 「腰掛け」の青年が、戦場で見つけたもの
    音楽家の両親を持ち、自らもエリートの道を約束されていたはずの巧。
    しかし彼には、音楽にすべてを捧げる勇気がなかった。逃げるように選んだ「臨時講師」という道。

    チャイムと共に幕を開ける日常は、楽譜通りの平穏など微塵もない、剥き出しの戦場。

    戸惑いながらも泥濘に足を踏み出す彼の姿は、どこか私たちの「不器用な日々」に重なります。

    2. 教室に渦巻く、言葉なき「SOS」
    モンスターペアレント、事なかれ主義の同僚、そして崩壊の兆しを見せる学級。

    正論も綺麗事も通用しない現場で、巧の武器になったのは、彼が捨てようとした「音楽家の感性」でした。

    子供たちの心の乱れを、目に見えない「不協和音」として察知する彼。
    音を奏でるように対話を試みるその不器用な誠実さが、閉ざされた教室の空気を、鮮やかに塗り替えていきます。

    3. 教育ドラマの皮を被った、峻烈なミステリー
    物語は、一筋縄ではいかない謎へと踏み込んでいきます。
    子供たちのSOSの裏側に潜んでいたのは、大人の身勝手な悪意と、あまりに冷酷な無関心。

    巧が暴くのは、単なる犯人ではありません。

    「正しさ」とは何かを自問自答し、傷ついた魂にどう寄り添うべきか。探偵役として葛藤する彼の姿に、胸が締め付けられます。

    4. 読後、タイトルの意味が鮮やかに反転する
    物語の終着点、巧が見つけたのは「自分にしかできない役割」という名の旋律でした。

    読み終えたとき、空を覆っていた重い雲が去るように、タイトルの意味が胸の中で静かに、そして力強く反転します。

    これは、迷える大人と傷ついた子供たちが、共に「新しい一歩」を刻むまでの再生の物語です。

    0
    2026年02月17日

    Posted by ブクログ

    臨時教師の主人公。小学生相手だけどかかわり方がとても良い。クラッシクのドゥカティのバイクで通勤、チョイスがいいですよねー。

    0
    2025年11月27日

    Posted by ブクログ

    伊岡さんの本は読んだことがなかったけど、たまたま本屋さんで見つけて、買ってみた。
    最初は、全部読み切れるか不安だったけど、読み始めると面白くて、一気に読み終わった。最後の数ページに共感。続編が出たらまた買うだろうなと思う。

    0
    2023年06月03日

    Posted by ブクログ

    背表紙のあらすじを読んだ時は森島巧はもっとやる気がない感じで、それにモンスターペアレント、いじめ等々ちょっと重たい話しなのかと思ったが、意外と前向きなストーリーで確かに心が晴れやかになる面白い小説だった。いい意味で伊岡作品とは思えない作品。

    0
    2022年03月12日

    Posted by ブクログ

    次は次へと楽しく読めて、読後感もとても良かった。重苦しい読書の合間に一息つくことができて、私にはとても良い本でした。先生も大変なんだろうけど、子供だけじゃなく顧客は何を考えているのか意味不明だし、教頭だけじゃなく課長も社長もパワハラはする。モンスターは父兄だけじゃなくそこら中にうろうろしている。先生だけじゃなく何をやっても大変なんだと思う。続編があれば買います。

    0
    2022年01月30日

    Posted by ブクログ

    作者の生み出すキャラクターに感情移入しやすいから、スラスラ読めます!

    非常勤講師の目線で、学校・親・生徒などのあらゆる闇?みたいなものがテーマ。

    地味そうなテーマに聞こえるけれど、内容は派手過ぎ!(ちょっと無茶苦茶あり)

    0
    2026年04月19日

    Posted by ブクログ

    小学生と関わっていく中で、臨時講師であり、23歳という若さを持つ主人公ならではの、他の教師とは異なる児童へのアプローチが印象的。

    さすがに児童への関わり方が過干渉に感じる場面もあるが、物語を動かすための演出と考えれば許容範囲。

    0
    2026年03月02日

    Posted by ブクログ

    教師側からみた様々な出来事とその対応を、臨時講師が対応して、解決していく。何を仕事に選ぶのか等の心の葛藤含めて、面白く読めました。

    0
    2026年01月31日

    Posted by ブクログ

    感想
    巧が教師にこだわりを見せていないことから、比較的重い問題に対しても軽やかに問題を解決していく様が読み心地が良い。

    教師という職に対する周囲の扱いの変化などなるほどと思った。

    あらすじ
    小学校の臨時音楽職員の森島巧が、学校で起こる問題を解決していく。

    モンスターペアレンツ対応、校外学習での亀の盗難事件、教師による生徒いじめ、居眠り教師と学級崩壊、自分の転職、卒業生との作曲、いじめ問題。

    最後はアルバイト教師を辞めて、音楽教室で働くも、教員試験を受けて音楽教師への道を目指すのだった。

    そして、安西先生との関係は不明のまま終わる。

    0
    2024年08月14日

    Posted by ブクログ

    伊岡瞬の連作ミステリ。
    小学校で起こる様々なトラブルに巻き込まれる音楽臨時講師が、真摯に向き合い解決し成長していく姿を描いています。
    展開が面白く、先が気になっての一気読みでした。
    さすがは伊岡瞬!な感じですが、バイクにこだわる理由が・・・?? それは読んでのお楽しみで(^_^;)

    0
    2022年07月12日

教室に雨は降らない の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川文庫
  • タイトル
    :
    教室に雨は降らない
  • タイトルID
    :
    225867
  • 電子版発売日
    :
    2013年11月08日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

角川文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

伊岡瞬 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す