いつか、虹の向こうへ

いつか、虹の向こうへ

小説・文芸
671円 (税込)

3pt

尾木遼平、46歳、元刑事。ある事件がきっかけで職も妻も失ってしまった彼は、売りに出している家で、3人の居候と奇妙な同居生活を送っている。そんな彼のところに、家出中の少女が新たな居候として転がり込んできた。彼女は、皆を和ます陽気さと厄介ごとを併せて持ち込んでくれたのだった……。優しくも悲しき負け犬たちが起こす、ひとつの奇蹟。第25回横溝正史ミステリ大賞&テレビ東京賞、W受賞作。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川文庫
  • タイトル
    :
    いつか、虹の向こうへ
  • タイトルID
    :
    188825
  • 電子版発売日
    :
    2012年10月26日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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いつか、虹の向こうへ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    前読んだ伊岡瞬さんの作品が、私にはずしっと重い話だったのでしばらくお休みしてました。半年ぐらい積まれたままになってたこの作品も躊躇してたけど、もうそろそろ読もうと思って手に取りました。

    主人公の尾木は罪を犯し刑務所から出てきた元刑事。警備の仕事についてはいるが、アルコールに溺れながらの生活。そんな彼の元には3人の居候がいる。石渡、ジュンペイ、恭子の3人。この3人訳あり。尾木も訳あり。そんな4人だからなのか、和気あいあいと暮らしている。まるで家族みたいに。そしてまた新たな居候が。訳ありの早希だ。早希が転がり込んできた事によって事件に巻き込まれていく。


    面白かったです。デビュー作ということで、そこまでずっしり重くなくてライトな感じで読めました。私にはドタバタ劇に思え、義理人情もあり最後はジーンとくるところも。ただ、もう尾木を痛めつけないでとは言いたい。そこはちょっとな、という感じです。

    尾木家にいる人たちは何かから逃げている人ばかり。それは人だったり、目を逸らしたい事実だったりと。その何から逃げているのかをそれぞれ小出しに明かしていくから、私は気になってしょうがない。みんなどういう事情があるのか知りたくて、ページをどんどん捲っていました。
    あとは頭脳戦が良かったですね。尾木vsヤクザvs刑事。この三つ巴戦に勝つために尾木が痛みに耐えながらも奮闘します。不利にならないように仕掛けていくのが良かったです。

    また伊岡瞬さんの別の作品読んでいきたいです。
    (あまり重くない話限定で)

    0
    2025年12月06日

    Posted by ブクログ

    尾木 遼平(46才)は、刑事であったが、ある事件がきっかけで職場も家族も失う。そして、3人の奇妙な居候達と共同生活を送ることに。
    そんな時、家出中の少女が天真爛漫な陽気と、厄介事を持ち込んで来た、、、

    徐々に明らかになる居候3人の過去。
    それぞれが悲しい過去を背負い、今日を精一杯生きる姿に、ウルウルします。

    絵本に出て来る『虹の種』は、本当にあるのでしょうか?
    悲しみで出来た虹は、きっと、いつか晴れた空の向こうで、見つけることができるのではないかと思います。

    負け犬達の、明日の希望を渇望するピュアな姿に、ウルウルです。

    0
    2023年04月08日

    Posted by ブクログ

    私には充分なハードボイルド。
    この尾木というおっちゃん、人を想う気持ちの理想が高すぎる。まあいいか、くらいの感覚でいろんな人の人生をひょいと背負って行く。ただ、女性に弱い。本人は気を付けているようだが。特に元妻に対してはすごく不器用だったのかもしれない。
    尾木さんに出会った人たちの虹が小さくなっていて欲しい。

    0
    2022年03月28日

    Posted by ブクログ

    伊岡瞬さんのデビュー作であり、2005年第25回横溝正史ミステリ大賞・テレビ東京賞受賞のハードボイルド小説です。

    主人公の元刑事である尾木がボコボコにされるシーンが多く、今度こそ肋骨が内臓に突き刺さってしまうのでは?とハラハラし通しでした。それにしても不死身な身体にビックリ。

    尾木が何故刑事を辞めなければならなかったのか?そして売りに出している自宅に居候を3人も置いているのは何故なのか?

    尾木自身の身の上に起きた事も何という事かと思ったけれど、居候している恭子さんは不運だけでは済まされない、加害者からの執拗な攻撃に怒りが収まりませんでした。

    不死身の元刑事の人情味溢れるストーリーとヤクザの組長や幹部との駆け引きなど読み応えのあるお話でしたが、真犯人がまさかあの人だったとは…。

    0
    2026年03月06日

    Posted by ブクログ

    実家にあったから読んだ。
    「代償」だけ読んだことがあったけど、それがあまりにきつくてトラウマになり、この方の作品なら間違いないはずと思いつつなかなか手が出ず、ようやく読めたのが本作。
    かなりおもしろかった。
    登場人物たちのストーリーと本筋とがうまいこと絡み合ってて、展開の速さもちょうど良く先も気になるしガシガシ読める。
    主人公の尾木さんが良い具合に落ちぶれて擦れてて、言い回しが所々笑えるのも良かった。
    これがデビュー作なんて信じられない、文章も構成もうますぎない?
    ある登場人物の背景に関しては、ほんとによくここまで胸糞の悪い事件を思いつけるなぁ、起こってほしくないこと全部起こるやん、と一周回って感心してしまった。

    0
    2026年01月02日

    Posted by ブクログ

    後半は結末が気になり一気に読めた。登場人物を整理するのにもう一度戻って読んだりもした。
    刑事で仕事でした事なのに、辞めた後も絡まれたりするのは怖いな。

    0
    2024年10月23日

    Posted by ブクログ

    冴えない中年警備員の尾木と同居人たちの元に家出の女性が転がり込んでから事件が起こる。自分も中年だからか尾木の心情がわかる気がする。昔だったらこう行動してたのにとかつい思ってしまう。立場は全然違うけど感情移入しやすい描写で面白かった。

    0
    2024年09月20日

    Posted by ブクログ

    再読後再投稿

    前回読んだ時には気づかなかった主人公の本懐がようやく理解できた。

    主人公の元刑事が取り戻したかった家族のカタチ、色んな失敗を経て命懸けで守ろうとする姿が心に染みた。

    はじめ読んだ感想として、主人公がただのお人好しの不死身と書いてしまったのが今更ながら恥ずかしい。

    0
    2025年02月17日

    Posted by ブクログ

    伊岡瞬のデビュー作。
    横溝正史ミステリ大賞&テレビ東京賞W受賞。
    ハードボイルド。
    犯人が最後まで分からず面白かった。

    0
    2024年03月21日

    Posted by ブクログ

    遼平も恭子も早希も淳平も石渡も
    不運すぎて過去が重すぎる。
    虹の向こうとは、平穏な日々でしょうか?
    いつか報われて幸せになってほしい。

    伊岡瞬のこの淀んだ感じ好きなんよねぇー

    0
    2023年08月12日

いつか、虹の向こうへ の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川文庫
  • タイトル
    :
    いつか、虹の向こうへ
  • タイトルID
    :
    188825
  • 電子版発売日
    :
    2012年10月26日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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