赤い砂

赤い砂

小説・文芸
880円 (税込)

4pt

男が電車に飛び込んだ。現場検証を担当した鑑識係・工藤は、同僚の拳銃を奪い自らを撃った。電車の運転士も自殺。そして、拳銃を奪われた警察官も飛び降りる。工藤の親友の刑事・永瀬遼が事件の真相を追う中、大手製薬会社に脅迫状が届く。「赤い砂を償え」――自殺はなぜ連鎖するのか? 現代(いま)を映し出した書き下ろし傑作!

『代償』50万部突破
『悪寒』30万部突破の著者が放つ
感染症×警察小説

国立疾病管理センター職員、鑑識係、
運転士、交通課の警察官――4人の死の共通点は、
「突然錯乱し、場合によっては
他者を傷つけ、最後は自殺する」こと。
彼らに何が起きたのか――?

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春文庫
  • タイトル
    :
    赤い砂
  • タイトルID
    :
    868110
  • ページ数
    :
    464ページ
  • 電子版発売日
    :
    2020年11月10日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    4MB

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赤い砂 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ならば、この「アレナ・ルブラ」が宿主の脳を破壊して、別の宿主に広がろうと試みても、不思議なこととはいえないでしょう。一般の人は『宿主を殺してはウイルスだって生き残れない。元も子もないじゃないか』と言います。しかし、死ぬ前に『炸裂』のような行動にでれば、それはそれで伝播のひとつの方法ではあります。211ページ

    0
    2024年03月08日

    Posted by ブクログ

    すごく引き込まれる作品。

    主人公が真面目すぎず人間らしい刑事であり、周囲の人物も“嫌な奴”が居ないので、ストレスなく読めた。

    ウィルスに関係する話であり、出版が2020年であったことから、コロナ禍に考えたのかと思ったら、あとがきで語られた執筆時期で驚いた。

    専門分野への知識が無くても非常に分かりやすく、話の展開も面白かった。終わり方もとても好き。

    0
    2024年02月01日

    Posted by ブクログ

    初めてコロナが発生した時ってこんな感じだったんだろうなあ、と思える作品。

    ある男がホームに来た電車に飛び込んで自殺する、という衝撃的な場面から物語が始まる。その処理に関わった人間も連鎖的に自殺してしまう。自殺した人間に共通点はあるけど、はっきりした事は言えない。同僚の自殺に納得がいかなかった刑事の永瀬は、真相を探ろうとする。そして、題名にもなっている"赤い砂"と呼ばれているウイルスが関係してるのではないのか?と考える。このウイルスがとても恐い。ウイルス全般怖いんだけど、"赤い砂"は最後は自殺するっていうのが恐い。読んでて思い出したのが同僚との会話。コロナ禍初期ぐらいの時に、「ウイルスに色がついてればいいのにね。そうすれば対策が出来るのに。」という話をしてたな。それが出来てたら、こんなにみんな困ってないんだけど。フィクションなんだけど、今の世の中、実際あるのでは?と思ってしまう。
    そしてもっと恐いのがやっぱり犯人。サイコパスっていう事なんだろうけど、考え、行動がどうしても理解できない。そう思うと人間が一番恐いかな。

    このウイルス関係で製薬会社が出てくるんだけど、これにイラッとする。身勝手な利権争いや責任の押し付け合い。あとは警察庁と警視庁。(私はこの二つの組織の違いがよく分からない)この二つの組織も隠蔽だの派閥争いだので、またまたイラッとする。こういう上の人たちの身勝手な考えのせいで、一般人がいつも犠牲になるんだよね。

    私は本庁から来た刑事、長谷川が好き。永瀬の相棒なんだけど、いい人だと思ってたけどなかなかの人だった。野心あり、おいしいところは持っていってしまうしたたかな刑事。それでも私はなぜか好き。

    最後、永瀬と事件の関係者、有沢美由紀がどうなるのか?気になる終わり方で、そこがモヤっとしてしまう。どうかハッピーエンドでありますように。

    伊岡瞬さん。私にとってハードルがあまりにも高くて今まで手が伸びなかった。でもこの作品は、レビューを読んでどうしても読みたくて思い切って伊岡瞬の世界へ飛び込んでみました。結果は飛び込んで良かった。面白かったです。

    0
    2023年12月14日

    Posted by ブクログ

    最初はえらく突飛な設定かと思ったが、今の世の中絶対にあり得る話しだと思ったし、後書きを読んで20年近く前に書かれた作品だと聞き、そのアイデアの秀逸さに驚いた。
    刑事モノの主人公のすべてを仕事に捧げる使命感には毎度驚かされるが、ホントにそんな感じなのだろうか、と疑問には思う。

    0
    2023年10月09日

    Posted by ブクログ

    10年ほど前インフルエンザの特効薬タミフルを飲んで異常行動が起きる可能性があると注意喚起していたことを思い出した

    コロナ禍が終着して数年しか経たないが当時ニュースで飛び交ってた集団免疫やクラスターなどを目にすると何十年も前の出来事のような気がする
    ウィルス、ワクチン、免疫機能など完全に理解するのは難しいが、ここ何年かで理解が深まったからがすんなりと物語に入り込むことができた

    物語は錯乱状態になった末自殺に陥る症状が人を介し連鎖していく恐ろしい展開だ
    たまたま自殺した人の側にいただけで数週間後同じ症状で命を落とすとしたらコロナよりも恐ろしい
    久しぶりに伊岡瞬の作品を読み、新しい作品をまた読みたくなった

    0
    2026年03月08日

    Posted by ブクログ

    面白かった~。一昔前なら荒唐無稽な作り話としか思えなかっただろうけど、アフターコロナのこの時代、『ウイルス』という物の見方が変わったからか、ものすごいありそうな話。とはいえ、希望が残らない訳ではないとはいえその結末にする?
    あと鑑識さんのご家族のその後が気になる。

    0
    2026年02月28日

    Posted by ブクログ

    伊岡瞬さんの作品が好きなので作者買いの一環として買った今作品。

    なんかちょっといつもと雰囲気が違う?と思いながらもウイルスによる自殺の連鎖という設定が面白くてどんどんと読み進むことができました。
    あとがきを読んでなんとデビュー前の作品と知り驚愕。

    最後の終わり方が個人的に衝撃的で人生で初めて読み終えた瞬間「えっここで終わるの?」と声が出た。

    スルスルと読んでいたので唐突に終わったように感じたのですが、作品の余韻に浸ったあと、もう一度最後の方を読み、敢えて結末をハッキリ書かない、読者側に想像の余地を持たせる終わり方もそれはそれで好ましいなと思えた。

    0
    2025年11月27日

    Posted by ブクログ

    安心安定の間違いのないストーリーだった。

    中でも真相を追う主人公とその周辺人物との心理的なやり取りが、とても読み応えがありました。

    様々な視点もあったが終始テンポが良くて読みやすく、散りばめられた伏線(多少は無理もあるが)もしっかり回収していって、最後はほどよく読者の想像に委ねる感じで、読後はとても気持ち良かった。

    ただし、一気読みしてしまったので完全に寝不足になり日常生活を犠牲にした。

    0
    2025年06月11日

    Posted by ブクログ

    初読み作家さん!まあまあ面白かった!
    まず文章が読みやすい!かと言って軽すぎるわけでもなくちょうどいい塩梅で良き。他のも読んでみたくなったー!!
    想像していたウイルス系の話ではなかったけどそれもまた良かった。
    登場人物もキャラが立ってて良かった。武井さんが結構好き。
    作者のあとがきもあってとても興味深く読んだ。デビュー前に書いたお話だそうで!すごい。

    0
    2024年08月25日

    Posted by ブクログ

    2024.06.27
    この本はアフターコロナの今、一読し、あとがきを読むと著者の先見性というかつきに恵まれたというか、この一冊が出版されるプロセスに惹かれる。

    0
    2024年06月27日

赤い砂 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春文庫
  • タイトル
    :
    赤い砂
  • タイトルID
    :
    868110
  • ページ数
    :
    464ページ
  • 電子版発売日
    :
    2020年11月10日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    4MB

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