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Posted by ブクログ
犯罪小説は大抵分厚くて読むのに勇気がいる。けれど良作の場合1度読み出すとページを捲る手が止まらずスラスラと読み進めてしまう。本書もこんな感じ。
途中までは誰か真の黒幕なのか、真相は何なのかとハラハラしたけれども、どうやらどす黒い闇だけが描かれる作品では無いことに終盤になって気がついた。
解説には本書がとある映画のオマージュになっているのではないかという指摘がある。確かに本書は純粋な人間の闇模様だけでは無い、人の善性をも描き出そうという姿勢が自分にも感じられた。
そしてこの本の良かった点のひとつは、あくまで詐欺を題材に、上手い具合に登場人物たちの行動の起動装置を連続させることで善と悪の繋ぎ目を絶妙な塩梅で曖昧に繋いでくれるため、読んでいて違和感を覚えることなく楽しめるところにあった。
Posted by ブクログ
もしもも何も君らは天使ではないわ!
詐欺師、ヒモ、元刑事というはみ出し者3人が、ちょっとした善意みたいなのを出したら、あらあら凶悪組織に立ち向かう事に!
読んでると、谷川さんの一人勝ちって感じに思うけど。
詐欺師って職業は、嫌いやけど、物事に動じず飄々としてる雰囲気は好み!
深謀遠慮ってヤツやな。でも、表面上は何事もない。水鳥のように、見た目は優雅に泳いでるように見えて、水面下の足は、バタバタと激しく動いてるみたいな。(豆知識:実際には、そのまま浮くらしく、激しく足を動かす必要はないみたい)
とは言え、3人とも個性豊かでカッコイイ!
「天使界にも落ちこぼれはいるんだ。腹黒いやつ、喧嘩好きなやつ、協調性のないやつ。でも、そういう問題児は人間界に落とされるらしい。修行してこいってね。だからこんなふうに、自分のためにもならないのに人助けしなきゃならない。しかも、そんな変わり者が三人も集まったんだぜ。これは神様のいたずらとしか思えないだろ。」(文中より)
やっぱり、天使かも?^^;
「俺たちは天使じゃない」って映画のオマージュかもしれないと解説にあり。観てみようかな?古過ぎてあるか?
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