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東京浅草。診療所の医師・真野麟太郎は、大先生と呼ばれ近所の人々に慕われている。ある日、手首を切った女子高生・麻世が治療にやってくる。麻世の心の傷を知った麟太郎は、一緒に暮らすことを提案。麻世は、家事をすることを条件に同居人になるが…。虐待、認知症、癌など、診療所に持ち込まれる病気や患者の問題に、真摯に向き合う医師と型破りな女子高生が織りなす切なくて温かい下町物語。
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下町やぶさか診療所
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池永陽
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Posted by ブクログ 2021年07月10日
医療現場ではあるあるの老老介護などのテーマだけでなく、毒親問題も出てくるこの小説。麻世にはもう毒親と縁を切り麟太郎先生の元で自分の過去を癒しながら新しく看護師としてやり直してもらいたい。性的虐待は最も踏み込みにくい問題だけに、そこに手を差し伸べられる麟太郎先生の素晴らしい生き方に共感する。麟太郎医師...続きを読むは病気を治すだけでなく人の人生も立て直すすごい医師で、こういう人が里親とかになって、虐待で苦しんでる子どもの味方になってほしい。
Posted by ブクログ 2019年04月04日
下町人情あふれる診療所の医師・真野麟太郎と一緒に暮らすことになった女子高生・麻世。 この二人がなんかいいコンビなんですよね。 ラストはちょっとドキドキしました。 牧野さんのカバーの絵も雰囲気が出ています。 あとがきにも書かれているように、新たな物語のスタートです。続きが楽しみです。
Posted by ブクログ 2019年01月06日
池永陽『下町やぶさか診療所』集英社文庫。 東京の浅草にある診療所を舞台にした下町人情物語。『珈琲屋の人々』にも似た温かくも、深刻な作品である。この終わり方からすると続編があるのだろう。 近所から大先生と慕われる浅草の診療所の医師・真野麟太郎の元にリストカットした女子高生の麻世が治療にやって来た。...続きを読む麻世の抱える事情を知った麟太郎は麻世を診療所に引き取るが……診療所に訪れる患者、麟太郎が通う『田園』の客が抱える大人の事情…… 難しいテーマをよくぞここまで昇華させたと思うストーリーで、なかなか読ませてくれる。
Posted by ブクログ 2020年12月02日
浅草の町医者を舞台に繰り広げられる物語はどれもシビアなものばかりであるにもかかわらず、単に挫けるのではなく自分のできる範囲でもがく人々と、何とか力になりたいと腐心する麟太郎先生の優しさが心に染みる。 あまりに不器用な突っ張り方と、意外と素直な一面のギャップを持つ麻世がこの先どう成長するか、親のような...続きを読む気持ちで見守りたいと思います。
Posted by ブクログ 2019年12月04日
今でも都会の片隅にこんな診療所があるのだろうか? 大先生に背中撫で撫でされて、オキシトシンが出て病気が治る。しかし幼馴染が罹患するスキルスには勝てない。受診に来た訳あり女子高生を居候させる。 寅さん的で江戸っ子おやじの麟太郎大先生と麻世がコレからどんな活躍をしてくれるのか、シリーズ化される事を望む。
Posted by ブクログ 2019年11月02日
いろんな事情をかかえた患者やご近所さんがおりなす人情ドラマ。全部で7章。悲しい終わりの話もあるが、4番目の「幸せの手」がさわやかで良い。キーとなる人物麻世が高校2年生にしてはキャラが大人すぎるというかぶっ飛んでて無理がある。最後の終わり方があっけないというかその後まで書いて欲しかった。たぶん続きがあ...続きを読むるのだろう。
Posted by ブクログ 2019年09月06日
病気だけでなく、心も治療してくれる♪こんな診療所が近くにあれば良いな(゜▽゜*)と思うけれど、あったらあったで、逆に鬱陶しく感じたりして…(^^;)解説に書かれている通り、ドラマ化やシリーズ化して欲しい!
Posted by ブクログ 2021年04月20日
麻世の心の傷や認知症など、テーマとしてはとても辛く重い話しだと思う。良い話しで片付けられるものではないが、麟太郎のお節介や人に向き合う姿勢に、こういうのもありなのかなともう思う。さらさらと一気に読みました。
Posted by ブクログ 2021年03月30日
浅草の診療所の医師、麟太郎はいつもちょっとしたお節介をしながら、町の人たちと触れ合っている。 大きな傷を負って居場所のない女子高生、認知症の妻を支える老老介護、植物状態の夫を見守る先の見えない入院、そして癌。 一つ一つのテーマはかなり重いのだが、麟太郎と下町の人々の関わりが温かく描かれていて、読みや...続きを読むすかった。
Posted by ブクログ 2019年10月07日
東京は下町生まれ下町育ちとしては読みたかった作品。 近所のおじちゃんおばちゃんてみんなこんな感じだったなと妙に懐かしい。
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