いちまい酒場

いちまい酒場

990円 (税込)

4pt

3.4


累計25万部『珈琲屋の人々』シリーズ著者が描く、
酒場“人情”小説。

串揚げか味噌おでん、漬物、酒。
千円「いちまいセット」と、人々の物語に。
あなたの心が温まる。

ひとときの安らぎを求めて、酒場『いっぱい』に、
今宵も客がふらりとやってくる。

西武新宿駅に近い裏通り。酒場『いっぱい』には、店主室井諒三自慢の「いちまいセット」――千円でビールか焼酎、串揚げ四本か味噌おでん、漬物の小鉢がつく――と、ひとときの安らぎを求めて今夜もふらりと客がやってくる。
しみじみ心温まる人間ドラマに定評のある著者が描く酒場人情小説。
〈文庫オリジナル〉

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いちまい酒場 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    池永陽『いちまい酒場』講談社文庫。

    連作短編形式の酒場人情小説。設定や大筋は『珈琲屋の人々』シリーズに似ている。

    最後の最後に驚愕した。これだけ結末に驚愕したのは何年振りだろうか。個人的にはこの結末のまま完結してしまった方が、室井諒三の一本気な性格に適うものだと思うのだが。

    西武新宿駅に近い裏

    0
    2024年06月28日

    Posted by ブクログ

    出だしにアレッ、途中持ち直してラストにアレッアレッと やぶさか好きな自分にはしっくりこないというか好きじゃないです、じんわりがないので。昭和の色濃く出る表現は上手いと思う。あと今どきの若者=息子とかよく観察してるなと→心がないよね 自分も聞いたら引っかかって一つも受け付けない んで泊まらず帰るとか

    0
    2024年06月21日

    Posted by ブクログ

    わけありの男が1人でやっている小さな居酒屋に来る客が、色々問題を起こす所から展開していく、連作短編集。
    あとは想像にまかせます的な感じで終わっていくので、少し物足りなさを感じた。特に最後は、どうなったのかわからず終わりイラついた。

    0
    2024年08月06日

    Posted by ブクログ

    「いちまい」は千円札1枚のこと。味噌ダレが自慢の酒場“いっぱい”では、その1枚で串揚げ4本か味噌おでんの皿にビールか焼酎が付いてくる。 店主は強面ながらイケメン。傷痕のせいか、“侠飯”シリーズの柳刃を思い出しながら読みました。

    穏やかに進む連作短編を想像していたら、穏やかどころか、出来事がかなり生

    0
    2024年07月09日

    Posted by ブクログ

    村井諒三の店、安らぎを求めて来る客1枚セット。こんな店が近くにあるといいな。少し過去がわかってきた。昔ボクサーだった。事故で1人試合中に死んだ。その後姿隠す。ボクサーを辞めて現在に至っている、2人の幸せはいつ?

    0
    2024年06月28日

    Posted by ブクログ

    池永さん名前は存じてますが初読みです。
    タイトルからしてのほほ~んとした居酒屋のお話かと思いきや訳アリと思わせる店主とそこに来る癖のあるお客たちのストーカーまがいの話へと流れていったのでリアルすぎて怖かった。結局店主ってどんな人だったの??

    0
    2024年06月22日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    どの章も少し物足りない感じだった。
    内容は居酒屋に来る人たちを中心に色々な人達の人生ドラマを描いている物語。
    章ごとに居酒屋に来る人達は変わって話は進んでいくがやっぱりもう一歩踏み込んだ内容が知りたかった。特に「不似合いな恋」の話は正直一番知りたいその後が全く書かれてなくて読み終わってもモヤモヤした

    0
    2025年04月30日

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