メルカトルと美袋のための殺人

メルカトルと美袋のための殺人

660円 (税込)

3pt

推理作家の美袋三条は、知人の別荘で出会った佑美子に刹那的に恋をする。しかし彼女は間もなく死体で発見され、美袋が第一容疑者とされてしまった! 事件に巻き込まれやすい美袋と、「解決できない事件など存在しない」と豪語する魔性の名探偵・メルカトル鮎が挑む巧緻な謎の数々。脱出不能な密室殺人から、関係者全員にアリバイが成立する不可能犯罪まで――奇才が放つ、衝撃本格推理集。

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メルカトルと美袋のための殺人 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     銘探偵メルカトル鮎シリーズの短編集で、これまでの長編とは違いメルカトル鮎がメインで相棒で作家の美袋と共に数々の事件を解決していく流れは本格ミステリーそのものだが、倫理観よりも事件の早期解決を信条としているので「こんな解決編なんてありかよ」と思えるような外連味が強い短編が目白押しで癖が強く、特に『遠

    0
    2024年06月22日

    Posted by ブクログ

    メルカトル鮎シリーズ初の短編集(本人は直ぐに事件を解決できるので連続殺人などの長編は向かないと嘯いている)。『あいにくの雨で』をシリーズに含めないとすると4作目にあたる。これまでの妖しげな出演と異なり完全に主役でむしろ独立している気もする。作家である相棒と難事件を解決する個性的な探偵の短編集というと

    0
    2024年04月02日

    Posted by ブクログ


    メルカトル鮎シリーズ第4弾!

    態度は横柄で自分勝手。
    利益に繋がらない事件はどうでもいい。

    何ともレアな銘探偵…(^▽^;)

    すっかりメルカトル鮎の虜です(〃´-`〃)♡


    今回は短編集。
    美袋とメルカトルが携わった事件集です。

    正直、前3作は『メルカトル鮎』という人物像がはっきりしませ

    0
    2023年04月09日

    Posted by ブクログ

    メルカトルの名推理に拍手
    「メルカトルかく語りき」を読み、メルカトルにすっかり魅了され、本書を購入。こちらは割合普通の殺人事件の短編集のようだと思いきや、やはり一味も二味も違う。1話目が特に印象的。短編でこれほど感情を揺さぶられるとは。恐るべし麻耶雄嵩。

    ---

    2015年私的ベスト1(短編)

    0
    2016年01月03日

    Posted by ブクログ

    7編からなるメルカトル鮎シリーズの短編集。相棒?は作家の美袋。

    作中で本人も言っているけど、メルカトル鮎は短編向きだと思うので(登場したらすぐに謎解いちゃうもんな)私的にもサクサク読めて楽しかった。
    もう、ほんとにメルがクズで(笑)美袋も負けず劣らずやし、リアルでなら絶対にお近づきになりたくない二

    0
    2021年03月17日

    Posted by ブクログ

    再読。タイトルからわかるが勿論あのメルカトルが探偵役。それにしても美袋くんはいつでも大変な目に合うなぁ。中でも「彷徨える美袋」は特に不憫な目に合っている気がしてならない。どの話もメルカトルらしい解決がされているが「遠くで瑠璃鳥の啼く声が聞こえる」の美袋くんの佑美子への気持ちのホワイダニットは麻耶先生

    0
    2019年11月24日

    Posted by ブクログ

    ブ、ブラックユーモア〜〜〜〜〜〜!お気に入りはシベリア急行かノスタルジア
    シベリア急行は解決のそうきたか!感と最小限の動機の説明が好き
    ノスタルジアはまんまと騙されたしメルの性格を1番美袋と同じ気持ちで味わえてすごくいい……

    0
    2018年09月19日

    Posted by ブクログ

    どの作品も、いい意味でくせがすごい。どれもいい意味でスッキリさせてくれないのはさすが。
    一話目ももちろんだけれど、個人的には四話目がなんか好きだった。メルのクソっぷり(笑)
    でも美袋も美袋なので、なんだかんだ一緒にいるんだろうなぁ。

    0
    2017年09月23日

    Posted by ブクログ

    「なんだこれ!」
    読んでいる最中、読み終わった後、私の頭に浮かんでいたのはその一言であった。本のジャンルは何かと聞かれれば、もちろん『本格推理小説』にあたるのだけれど…ミステリに於ける常識を覆すどころか、引っ掻き回してしまっている!その理由は言わずもがな、探偵役である〈メルカトル鮎〉のせいだ。時に本

    0
    2015年09月23日

    Posted by 読むコレ

    購入済み

    良いキャラじゃないですかメルカトル。探偵役としては非常に癖になる味わいです。
    特に「化粧した男の冒険」「彷徨える美袋」の様な結末に持っていける探偵はちょっと記憶にありません。
    常識破りで破天荒なイメージの氏の作品にはピッタリの探偵でしょう。
    それでいて肝心の謎解きはロジカルで正攻法。
    短編な

    0
    2014年05月07日

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