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町に初雪が降った日、廃墟の塔で男が殺害された。雪の上に残された足跡は、塔に向かう一筋だけ。殺されたのは、発見者の高校生・祐今(うこん)の父親だった。8年前に同じ塔で、離婚した妻を殺した疑いを持たれ、失踪していた。母も父も失った祐今を案じ、親友の烏兎(うと)と獅子丸は犯人を探し始める。そんな彼らをあざ笑うように、町では次の悲劇が起こり――。衝撃の真相が待ち受ける、青春本格ミステリ。
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Posted by ブクログ
ちょうど私のニーズに応えたような内容で、とても満足できました。 青春モノだけど青春過ぎず、ミステリだけど複雑でないものが読みたかったので、今の気分にピッタリでした。 トリックはあって無いようなものですが、ハラハラ感やドキドキ感は充分味わえました。また、後味は悪めですが、あまり酷すぎる・絶望的過ぎる...続きを読む感もなくあっさりとまとまっていて良かったです。 オチは若干、「麻耶先生のいつものパターン」といった風で新鮮味に欠けますが、言い換えれば「安定の麻耶節」という感じで安心感のようなものも感じられます。人に勧めるのにも調度良さそうなので、買って良かったです。
アンチミステリ等駆使しなくても、麻耶はこれだけのカタストロフを与えてくれるんだなと再度実感。とんでもない青春ミステリ。同作者の「蛍」並にオチでやられた感のある作品。言い回しの妙も含めて、好きだなぁ。
やっぱりなんか、すごいなぁ…好きだなぁ。 この人かな、と思いつつも、この作家さんなのだからきっと何かあるのだろう、と。結果、それだけじゃなかった。そんな問題じゃなかった。 全てが解き明かされない。だから、読後に色々考えてしまう。間違いなく彼は勝ったのだろう。でも、この先ずっと彼の世界はこの日を境に全...続きを読むく別物になるのだろう。負けることより心に刻まれる雨の日。 読み終わって、登場人物たちのこと、そして今までとこれからを、ぼんやりと考えてる。
獅子丸とか如月烏兎とか現実的でない名前のオンパレードである。烏兎はどうやら別作で既出の如月烏有の弟らしい。 名前の紹介が初めにフルネームで無かったりするので急に名字で呼ぶ人が現れた時に誰のことを言ってるのかさっぱり分からない。 最後にどんでん返しですっきり終わらせてくれないのは麻耶雄嵩節である。そこ...続きを読むはけっこう衝撃を受けたので星4つ。
一応青春ミステリという区分にはなるんですけど、麻耶作品らしく一筋縄ではいかない作品となっています。 青春ミステリらしい爽やかさはほぼ皆無で、どんよりとした雰囲気が作品全体を纏っています(ある意味麻耶作品らしいちゃあらしいけども) 初期の頃の作品ですが、「翼ある闇」や「夏と冬の奏鳴曲」のような衝撃は...続きを読むないものの、作者らしい歪みに満ちたラストを迎えます。 中盤の生徒会のスパイ活動のくだりは少し読んでてダレましたが、それでもラストの展開や、余韻を残すラスト、全体のジメッとした雰囲気が個人的に好きでした
青春ミステリではあるんだろうけどそこはそれ麻耶先生だから、というミステリ。それにしても酷な結末だなぁ…。最初にいきなり密室トリックが暴かれる章が書かれているが勿論それも結末で読者が得られるカタルシスに一役買っている。これからこの二人はどうなるんだろう、という余韻がすごい。
麻耶雄嵩の学生シリーズは、世間でいう青春小説とはかけ離れており、非日常ミステリだ。運命であるかのように悲劇は繰り返され、自らの無力さを思い知るのに格好な舞台装置なのである。あいにくの雨の日に読めば、カタストロフィは3割増しだ。
高校生たちが主役の青春ミステリ。 ただし麻耶雄嵩なので絶望感がすごい青春。 でも…なんだろう…麻耶雄嵩に慣れたのかラストもうわぁとは思うものの、なんか今回はライトだったな!とか思うようになってしまった…。 でもメルが絡む長編ものよりはだいぶ読みやすいのは事実だと思う。直前に読んでたのが夏と冬の〜…...続きを読むだったので余計読みやすく感じた。
廃墟の塔で起きた密室殺人。被害者の身元がわかり、過去の事件との関連が疑われるなか、再び事件が起こる。被害者が友だちの父親だったことから、如月烏有の弟・烏兎は親しい友だちの獅子丸と共に、真相究明に乗り出す。 これまた救いのない話。如月家の様子が垣間見える。 真犯人の犯行動機がなんとも軽く、人に対する歪...続きを読むんだ執着も見えてつらい。 単行本で読んだものの再読。
麻耶さんの小説は、 絶対一筋縄ではいかない、何かあるはずだと 身構えて読んでしまう(笑) いきなりトリックの説明から始まって 犯人判明寸前で事の起こりから物語が始まる。 ので、一体誰なんだー、ともやもやしたまま読むことになるw 推理小説は時間を忘れて読んでしまうなあ。 ああ、でも空間に弱い私のた...続きを読むめに 塔の図解が欲しかった・・・。
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