あぶない叔父さん(新潮文庫)

あぶない叔父さん(新潮文庫)

693円 (税込)

3pt

寺の離れで「なんでも屋」を営む俺の叔父さん。家族には疎まれているが、高校生の俺は、そんな叔父さんが大好きだった。鬱々とした霧に覆われた町で、次々と発生する奇妙な殺人。事件の謎を持ちかけると、優しい叔父さんは、鮮やかな推理で真相を解き明かしてくれる――。精緻な論理と伏線の裏に秘された、あまりにも予想外な「犯人」に驚愕する。ミステリ史上に妖しく光り輝く圧倒的傑作。

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あぶない叔父さん(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    これは推理小説なのだろうか。毎回、誰かしら死んでいるし、謎解きがないわけじゃないんだけど、常識が通用しない世界の話になっている。舞台は、季節を問わず霧に包まれた町。と言ってもファンタジーではない。ちょっと洒落た買い物をしたければ、隣の市まで行かないとならないという、寂れた町。高校生の主人公が抱える日

    0
    2019年11月12日

    Posted by ブクログ

    すごく重大な(犯人に関する)ネタバレを見てしまってがっかりしてから読んだが、全くそんなことは関係なくおもしろかった。
    ネタも理解しやすく、キャラクターも面白い、ブラックジョークもたっぷりで、いろんな麻耶的要素がうまく調和してて、麻耶雄嵩を初めて読む人にお勧めしやすいのではないかと感じた。
    犯人の言い

    0
    2018年03月16日

    Posted by ブクログ

    他の本読みながら、合間合間に少しずつ読んでたけど意外と面白いってゆーか何とも奇妙な。。。

    危なすぎるおじさん笑

    0
    2023年07月11日

    Posted by ブクログ

    再読。何気に気に入っている一冊。霧に覆われた田舎町で起こる数々の事件を、頼れる叔父さんが名探偵よろしく快刀乱麻を断つが如く鮮やかに解決していく、という話ではもちろんない。むしろ叔父さんがやばい。何をおいても叔父さんがやばい。しかし一番やばいのは主人公では…?と最終的にはなる。そういう話である。

    0
    2021年07月17日

    Posted by ブクログ

    おじさーん!何してくれてんの?って感じだけど、甥とのやりとりの表現がセンスあって好きでした。新鮮な世界観につれていかれた感じです。

    0
    2022年12月21日

    Posted by ブクログ

    デビュー時から屈折した探偵と助手をテーマに描き続けてきた著者の茶目っ気たっぷりの実験作。随所で苦労の跡がうかがえる。「化石少女」で感じた気味の悪さも、この域までくれば逆に気持ち良く...はやっぱりならないが、癒し系日常ミステリと言ってもバチは当たるまい。

    0
    2018年03月21日

    Posted by ブクログ

    解説より
    タイトルは古典探偵小説のアンクル・アブナーのもじりらしい

    鬱々とした霧に覆われた霧ヶ町で起こる事件の謎を叔父さんが解き明かしてくれる…がよくよく考えると叔父さんあぶないよ…

    0
    2021年07月31日

    Posted by ブクログ

    なんだか狐につままされたような作品。
    叔父さんがとんでもないのはまだわかるとして、優斗も素直に気味悪さも感じないで受け止めちゃっている関係が、薄気味悪いですな。摩耶作品は意表を突く作風ではあるけど、これは何だかスッキリしない終わり方かなぁ。トリックは軽めの本格派テイストで、そこは揺るがないんだなとい

    0
    2020年10月06日

    Posted by ブクログ

    いやー、帯コメント通り「驚愕の問題作」だし、作品名通り「あぶない」し。一編読み終えた時点で頭のなが一瞬「?」になる。これは、好みにもよるかもしれないけど個人的には非常に心地が悪い作品であった。決して面白くないわけではない。面白いのだけど心地が悪いのです。

    0
    2020年02月12日

    Posted by ブクログ

    『化石少女』に続き、麻耶作品8作目。まあ面白かったんだけど…叔父さんの廻りにのみ事件が起き、真実が語られる——何故かこの物語の人工性(神としての作者)を強く感じ、なんか…こう、物語に入っていけない印象を受けた。他の麻耶作品ではこんな感じではなかったのに——どうして?もうこの作者は卒業した方がいいかも

    0
    2019年11月04日

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