化石少女

化石少女

737円 (税込)

3pt

学園の一角にそびえる白壁には、日が傾くと部活に励む生徒らの影が映った。そしてある宵、壁は映し出す、禍々しい場面を……。京都の名門高校に続発する怪事件。挑むは化石オタクにして、極めつきの劣等生・神舞(かんぶ)まりあ。哀れ、お供にされた一年生男子と繰り広げる奇天烈推理の数々。いったい事件の解決はどうなってしまうのか? ミステリ界の鬼才がまたまた生み出した、とんでも探偵!

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化石少女 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    再読。連作短編集。化石大好き少女神舞まりあが探偵役として、幼馴染みで後輩でお守り役の桑島彰を助手にして華麗に事件を解決!と思いきや、あれれー?まりあの推理は毎回頓珍漢の的外れなものとして彰にこき下ろされてしまう。なら犯人はいったい誰なんだー!?しかしそこは麻耶先生の小説である。勿論そう簡単に話は終わ

    0
    2021年12月05日

    Posted by ブクログ

    序盤は面白いけどこの作家さんにしたらちょっと弱いなぁと。でもやっぱり最後でなんかこう、すっきり。
    トリックや仕掛けに、というよりも、今回はこのふたりの関係の落とし所がとても好きだなぁーと思った。

    0
    2017年11月14日

    Posted by ブクログ

    連作短編ミステリー
    麻耶作品、学園物と来たら当然普通の作品でないだろうと思って読み始める

    古生物部の部長、猪突猛進なまりあ(ほぼ涼宮ハルヒ)の推理は全て犯人の決めつけから始まり、そこから「その犯人になるトリック」を披露する
    頭の良い主人公はそれを理論で否定する
    そしてきちんと犯人が提示されないまま

    0
    2025年10月02日

    Posted by ブクログ

    ミステリーしすぎているミステリー。

    麻耶さんの作品なので一筋縄でいかないことは覚悟はしていた。

    謎解きがされてもなかなか真相が明らかにならず
    どんどん話がすすんでいく展開は
    作者としてもわかっていてやっていることだろうから
    特に意見はない。

    学園モノでありながら事件がどれも殺人で、
    身近なコミ

    0
    2025年09月02日

    Posted by ブクログ

    本格ミステリの極北を進む麻耶さんの青春?ミステリ。この作品のミソは犯人が予め用意されている状況下における推理の見せ方と解決方法によるのではないだろうか。著者の作品には似た内容の「神様シリーズ」があるがライトな雰囲気と、それとは逆に有り得ない高校生活の二律背反が読む者の心を揺さぶる。この人のやり口が分

    0
    2024年10月06日

    Posted by ブクログ

    名門お坊ちゃまお嬢様学園なのに殺人事件起こり過ぎでしょってなりました。
    まりあと従僕の彰の関係は好きです。
    残りページ数が少なくなってから、あれ?なんかおかしいぞってなりましたwラストの展開はおもしろかったです(ㆁᴗㆁ✿)

    たまたま見つけて読んだ本だったので、まさか続編が出るなんて知らなかったです

    0
    2023年04月03日

    Posted by ブクログ

    別の本を読んでいる途中に気分転換で手を出しちゃった本。そのくらいの気軽さで大丈夫な本。麻耶さんだからなぁと身構えてると麻耶さんらしくハズしてくる本。

    0
    2021年06月04日

    Posted by ブクログ

    主人公にイライラし、事件が解決しないことにスッキリしませんが、最後にそんな気持ちも少しだけ解消されました。でも、なんかモヤモヤします。

    0
    2021年01月22日

    Posted by ブクログ

    『さよなら神様』に続き、麻耶作品七作目。途中まで青崎作品の「裏染天馬」シリーズに似ている印象を受けた。学園ミステリィだと多少、仕方ないのかなぁ…。オチはとても麻耶さんらしいとは思いました^^ まあまあ楽しめましたので、星三つ半。

    0
    2019年01月03日

    Posted by ブクログ

    連作短編。麻耶雄嵩作品なので毎度解決篇の部分で漂う不穏な気配にワクワクしながら(麻耶作品に慣れた読者ならばこういう展開が来なきゃ落ち着かない、という気分にさせるアレ……)、最後の展開まで含めて期待通りでした。
    最終章のタイトルが「赤と黒」なの、スタンダールの作品からですかね。なるほど。

    0
    2018年01月21日

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