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ふたりの出会いはマラソン大会で走っている最中だった。小杉純也はプロをめざす高校球児。坂本ららは走ることと笑うことが大好きな高校生。ららは運動会から始まって、ロードレース、駅伝、フルマラソンと、次々に記録を塗り変えてしまう。オリンピックすらも視野に入ってきた。純也もスカウトの目に留まって、プロ野球の選手としてデビューした。涼風のようなふたりの恋。すがすがしい青春長編ラブストーリー。
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Posted by ブクログ
2007年08月08日 19:01 純愛に弱いんでしょうか。 もう何年も前に読んだ本だけど、すごく感動したことを覚えている。 タイトルが過去形ってことはラストは分かりそうなものの、当時の僕は思いがけない展開に号泣…。 というのは嘘ですが、グッッとくるものがありました。 純愛で勝負するなら、爆...続きを読む発的に売れている世界の何とかで何とかを叫ぶよりも絶対こっちの方が良いと思う。 ありがちなパターンと言えばパターンですが、ヒロイン・坂本ららは、すごく爽やかでかわいい。 文章だけでここまで書けるかって感じです。
違う作者なのですが、前にもマラソンの本を読んで面白かったのでこの本を読もうと思いました! 川上健一さんの作品は初めてでしたが、これを読んでお気に入りの作者に! 坂本ららは明るくて走るのが大好きな高校生。小杉純也は野球が上手で走るのが速い高校生。このふたりの出会いはマラソン大会でした。今までのマラソ...続きを読むン大会は純也がダントツの1位だったけれど、今年は、走っているのにも関わらず笑顔でお喋りが好きなららが追い上げてきて純也と2人でゴール。この出会いから2人は毎朝海岸沿いを走ったり、キスをしたり、お互いの応援をしたり… 応援のおかげで、ららはレース中にも関わらず溺れてる子供を救ったり、世界新記録を出すなどして有名人に。純也はプロの野球選手としてデビューを。 でもららはガンになってしまって… 最後の結末は読みながらこうなるんだろう?って思って心構えしてたんですけど、涙が止まらなかったです。(私はあんまり泣いたりすることないんですが…) 2人が一緒にどこまでも走っているといいなぁって願ってます!
知り合いのお爺さんに、「君はこれをよむといいよ。」と言われてもらった本。とても良かった。この主人公二人が好き。さわやかでかわいらしい。
読むきっかけとなったのは、高校の国語の授業で小説の文章題で出題され、「続きが気になる」と思い、個人で買って読み始めました。 結果はわかっていても、どんどん読みたくなる本です。青春と恋愛はもちろん、部活をしていた方ならぜひ読んでほしい。
内容(「BOOK」データベースより) ふたりの出会いはマラソン大会で走っている最中だった。小杉純也はプロを目指す高校球児。坂本ららは走ることと笑うことが大好きな高校生。ららは、運動会から始まってロードレース、駅伝、フルマラソンと次々に記録を塗り変えてしまう。オリンピックすら視野に入って来た。純也もス...続きを読むカウトの目にとまって、プロ野球の選手としてデビューした。涼風のようなふたりの恋。青春長編ラブストーリー。 プロを目指す高校球児純也、走るのが楽しくて仕方がないが、自由な風のようにつかみどころがない天才ランナーらら。2人の爽やかで現実離れしたアスリート恋愛物語です。題名から何となく結末は読めますが、それでもぐいぐい引っ張りこまれて読むのを止める事ができませんでした。 文章も感覚も古い作品で、書かれた時代を考えてもちょっと恥ずかしくなるような言い回しが満載では有りますが、昔の青春ドラマってこれくらいの気恥ずかしさが有ったと思うし、それに皆感動していたわけです。 ベタですベタベタです。でも僕は大好きだなあ、終盤はその分かりやすい感動慟哭展開にたやすく心揺さぶられて泣きました。評価で薄っぺらいとか色々評価有りますが、斜めに読まないで真正面から受け止める素直さが自分に有ってよかった。その方が人生楽しいですよ。
1989年8月に最初に世に出た。当時は丁度、主人公の小杉純也と坂本ららと同じ世代ということになる。読んでいて自然と顔がニコニコしてくる。主人公たちが交わす会話や所作がすんなりと自分の中に入ってきた。このような本を読むのは初めてだ。変に顔がにやけるから電車の中で読むのが恥ずかしかったほどだ。 ...続きを読む男子校に通っていたため部活で運動会で女の子と出会うきっかけというのは全くなかった。代わりに男同士の友情という奴が出来たかというとそうでもない。中学校の頃に時代小説に出会いわずかながらの小遣いをやりくりし山岡荘八、吉川英治、岡本綺堂の本を本八幡の本屋で買った少年時代だ。分別くさいガキだったと今にして思う。14,5で時代小説を読み部活もしなければそうもなる。しかし30を前にしてこの本に巡り会えるとは思わなかった。読む年代が逆転している。 作中、ららはよく笑う。とにかく笑う。颯爽と軽快に。嫌みでもなく回りをホンワカさせる笑みだ。温かい本に出会えてよかったと思う。
アジアを1ヶ月ほど旅しているときに マレーシアのコタキナバルという土地で出会った本。 読む本がなくなり、日本語の本を扱う書店で見つけた。 選べるほどの量はなく、なんとなくこの本を手にした。 期待せず、ビーチで一人寝そべりながら読み始めると、 テンポ良くサクサクと読み進められる。途中、登場人物の笑い...続きを読む方 “がはは”が非常に気になるものの、文体自体は読みやすいので 一気に読破できる。 物語は、高校球児の純也と天才ランナーららの恋愛小説。 ランニング中にららと出会い、順調に日々を重ねていく二人に悲劇が・・・。 物語の骨子は、ありきたりのもので読み進めると先が読めるのだが、 それでも感動できる物語である。 そして、読み終えた後には、なぜか気分がスッキリとしている。
かなりベタな青春スポーツラブストーリー(こんな言い方あるかな?!) 題名から、多分ラストはこうだろうなぁとわかったのに、でも、しっかりと涙してしまった。 主人公二人の走っている姿が映像として頭に浮かび、 一緒に走っているような感覚にさせてくれる。 さらーっと読めて、爽快。
厚さの割りにぐいぐい読めちゃいます。 ただタイトルから既にラストの予想がついていたので、もう国際マラソンあたりからはストーリーを楽しむ余裕も無く心震わせていました。 読後感は抜群に良いと思うので、これからの時期にぴったりな一冊ですね。
ありがちな青春小説、と表現してしまえばそれはそうだけど、それでも読むだけで心が温かくなる。ラストは不覚にも涙してしまった。夏に読むのにぴったりな一冊。
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川上健一
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