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Posted by ブクログ
違う作者なのですが、前にもマラソンの本を読んで面白かったのでこの本を読もうと思いました!
川上健一さんの作品は初めてでしたが、これを読んでお気に入りの作者に!
坂本ららは明るくて走るのが大好きな高校生。小杉純也は野球が上手で走るのが速い高校生。このふたりの出会いはマラソン大会でした。今までのマラソン大会は純也がダントツの1位だったけれど、今年は、走っているのにも関わらず笑顔でお喋りが好きなららが追い上げてきて純也と2人でゴール。この出会いから2人は毎朝海岸沿いを走ったり、キスをしたり、お互いの応援をしたり…
応援のおかげで、ららはレース中にも関わらず溺れてる子供を救ったり、世界新記録を出すなどして有名人に。純也はプロの野球選手としてデビューを。
でもららはガンになってしまって…
最後の結末は読みながらこうなるんだろう?って思って心構えしてたんですけど、涙が止まらなかったです。(私はあんまり泣いたりすることないんですが…)
2人が一緒にどこまでも走っているといいなぁって願ってます!
Posted by ブクログ
内容(「BOOK」データベースより)
ふたりの出会いはマラソン大会で走っている最中だった。小杉純也はプロを目指す高校球児。坂本ららは走ることと笑うことが大好きな高校生。ららは、運動会から始まってロードレース、駅伝、フルマラソンと次々に記録を塗り変えてしまう。オリンピックすら視野に入って来た。純也もスカウトの目にとまって、プロ野球の選手としてデビューした。涼風のようなふたりの恋。青春長編ラブストーリー。
プロを目指す高校球児純也、走るのが楽しくて仕方がないが、自由な風のようにつかみどころがない天才ランナーらら。2人の爽やかで現実離れしたアスリート恋愛物語です。題名から何となく結末は読めますが、それでもぐいぐい引っ張りこまれて読むのを止める事ができませんでした。
文章も感覚も古い作品で、書かれた時代を考えてもちょっと恥ずかしくなるような言い回しが満載では有りますが、昔の青春ドラマってこれくらいの気恥ずかしさが有ったと思うし、それに皆感動していたわけです。
ベタですベタベタです。でも僕は大好きだなあ、終盤はその分かりやすい感動慟哭展開にたやすく心揺さぶられて泣きました。評価で薄っぺらいとか色々評価有りますが、斜めに読まないで真正面から受け止める素直さが自分に有ってよかった。その方が人生楽しいですよ。
Posted by ブクログ
1989年8月に最初に世に出た。当時は丁度、主人公の小杉純也と坂本ららと同じ世代ということになる。読んでいて自然と顔がニコニコしてくる。主人公たちが交わす会話や所作がすんなりと自分の中に入ってきた。このような本を読むのは初めてだ。変に顔がにやけるから電車の中で読むのが恥ずかしかったほどだ。
男子校に通っていたため部活で運動会で女の子と出会うきっかけというのは全くなかった。代わりに男同士の友情という奴が出来たかというとそうでもない。中学校の頃に時代小説に出会いわずかながらの小遣いをやりくりし山岡荘八、吉川英治、岡本綺堂の本を本八幡の本屋で買った少年時代だ。分別くさいガキだったと今にして思う。14,5で時代小説を読み部活もしなければそうもなる。しかし30を前にしてこの本に巡り会えるとは思わなかった。読む年代が逆転している。
作中、ららはよく笑う。とにかく笑う。颯爽と軽快に。嫌みでもなく回りをホンワカさせる笑みだ。温かい本に出会えてよかったと思う。
Posted by ブクログ
アジアを1ヶ月ほど旅しているときに
マレーシアのコタキナバルという土地で出会った本。
読む本がなくなり、日本語の本を扱う書店で見つけた。
選べるほどの量はなく、なんとなくこの本を手にした。
期待せず、ビーチで一人寝そべりながら読み始めると、
テンポ良くサクサクと読み進められる。途中、登場人物の笑い方
“がはは”が非常に気になるものの、文体自体は読みやすいので
一気に読破できる。
物語は、高校球児の純也と天才ランナーららの恋愛小説。
ランニング中にららと出会い、順調に日々を重ねていく二人に悲劇が・・・。
物語の骨子は、ありきたりのもので読み進めると先が読めるのだが、
それでも感動できる物語である。
そして、読み終えた後には、なぜか気分がスッキリとしている。
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