小島環の作品一覧
「小島環」の「唐国の検屍乙女」「災祥」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「小島環」の「唐国の検屍乙女」「災祥」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
聡明な少女は纏足のため事件を調査できない
→彼女の脚となって回族の少女が動く
という設定を思いついた時点で文学賞モノだと思うんです。面白かったし、このネタでよくここまで読みやすく書けるな、と。
いざ思いついたとしても清王朝のこと、中央アジアにおけるイスラームのこと、確かな知識とフラットな見方を備えていないと、登場人物の名前すら作れない。
「探偵」とあるがべつに本格ミステリではない、とか、そんなことは面白ければどうでもよく。
最後、スケールが大きくなっていくのも連作小説としてたまらない(いやまあ、このネタで長編一本作れたやろ!作ってくれ!とは思ったが)。
続編でも長編でももつと読みたいなぁ
Posted by ブクログ
死者を偲んでなく者が多いほど、家の名誉となる。涙をもって個人の功績を称える女性、”哭女”。
中国唐代、神都随一と噂される”哭女”の泪飛は葬式に引っ張りだこ。だが、泪飛には人には決して話せない秘密があった……。
女帝・武則天が治める中国唐代の神都(洛陽)を舞台に、葬式で泣かせるために雇われる”哭女”を主人公とした歴史青春ミステリーです。
知識として、かつて哭女という職業があったことは知ってはいましたが、それを主人公として取り扱った作品は新鮮でした。
扱っているテーマがテーマだけに、全編を通して死と涙、悲しみに塗れた話ではあるのですが、涙の後には心身の癒しがあり、癒しは一歩踏み出す力になる、とい