小旋風の夢絃
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小旋風の夢絃

1,463円 (税込)
731円 (税込) 5月29日まで

3pt

4.0

春秋末期の衛国。小柄な十五歳の少年・小旋風(しょうせんぷう)は、盗掘を生業とする養父に育てられた。あるとき彼は、墳墓の棺の中から華麗な琴を発見するが、養父は落盤事故で死んでしまう。小旋風は琴を売ることで貧困から脱し、のし上がろうと考える。彼の野心はやがて、衛国全体を巻き込んでいく。小旋風は自分の唯一の武器である言葉だけを使って、大金を手に入れることができるのか――。第9回小説現代長編新人賞受賞作。

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小旋風の夢絃 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    表紙の装丁から、主人公は女の子だと勝手に思ってた(どうでもいい)

    ある意味少年の成長物語。
    おもしろかったけど、ところどころ、ん?と思う展開もあり。そこん所もう少し詳しく!と思うところもあり。
    でも一気に読めた。

    ただ小旋風とケンケンのその後が気になるところ。知音て・・・

    0
    2015年06月18日

    Posted by ブクログ

    春秋戦国時代の中国を舞台にした歴史ファンタジー小説。

    デビュー作とは思えないほど丹念にキャラクターが描かれていて
    読んでいて心地よさを感じる出来。

    とはいえ、丹念に描くのに専心するあまり
    ストーリーがやや小粒なのが玉に瑕。

    墓泥棒で手に入れた琴を売ろうとして、
    ウロウロしてたというのが大筋だと

    0
    2015年04月21日

    Posted by ブクログ

    おもしろい
    古代中国が舞台なので
    とっつき難い感があるが
    盗掘した琴を小旋風がかき鳴らし
    その音を聞きつけて
    生きているのか、死んでいるのか
    わからない人物が
    追いかけてくるあたりから
    グッと引き込まれる
    始めの旋風が
    いつのまにか
    嵐のように突き進み
    吹き荒れ
    やがて
    しだいに少しずつおさまり

    0
    2015年03月22日

    Posted by ブクログ

    久しぶりにこういった作品を読みたかったと思えた作品。
    春秋時代にファンタジックを纏い、小気味良いリズムに躍動感、心に感じる音は滑らかに。
    デビュー作とのこと、次作がとても楽しみ。

    0
    2015年02月21日

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