無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
聡明な少女は纏足のため事件を調査できない
→彼女の脚となって回族の少女が動く
という設定を思いついた時点で文学賞モノだと思うんです。面白かったし、このネタでよくここまで読みやすく書けるな、と。
いざ思いついたとしても清王朝のこと、中央アジアにおけるイスラームのこと、確かな知識とフラットな見方を備えていないと、登場人物の名前すら作れない。
「探偵」とあるがべつに本格ミステリではない、とか、そんなことは面白ければどうでもよく。
最後、スケールが大きくなっていくのも連作小説としてたまらない(いやまあ、このネタで長編一本作れたやろ!作ってくれ!とは思ったが)。
続編でも長編でももつと読みたいなぁ
Posted by ブクログ
Xで広告を見かけたので、手にとった一冊。
表紙の絵が美しくて好みだった。
短編連作中華時代劇ミステリという、かなり盛った感じの内容だけれども、いざ読んで見るとそこまで盛っている感じはない。ミステリ色はそこまで強いものではなく、15歳の少女の成長記録というか、同世代ではあるが清時代の中華と回教、世界の違う少女ふたりのもどかしい交流というところだろうか?
ただ時代背景、文化などはかなり細かく調べてあるようで、細やかな描写は見事だった。タイトルにある纏足については中心に据えてはいないものの、テーマのひとつとして上手く組み込まれていると思う。あまり漫画っぽい雰囲気はなく、どちらかというと児童書、ヤングアダルトの空気が強いように感じた。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。