カルロス・ルイス・サフォンの作品一覧
「カルロス・ルイス・サフォン」の「天使のゲーム」「天国の囚人」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「カルロス・ルイス・サフォン」の「天使のゲーム」「天国の囚人」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
不遇のただ中にいた若き作家は謎めいた編集者の存在によって、自身の人生を変えていく。しかしその編集者との契約は、必ずしも素晴らしいものとは言い切れず……、ということで、〈忘れられた本の墓場〉シリーズの二作目です。忘れられた本の墓場の幻想的なイメージは、新たな視点から語られることで、さらなる奥行きが出てきていて、とても魅力的です。
時代は『風の影』から遡って、1910年代~1920年代が作品の舞台になっています。『風の影』の前日譚的な色合いも強い作品的で、結末にいたって、「そうか、こういうふうにダニエル(前回の主人公)は」と物語から物語へとバトンの渡されていく一方で、ダビッドの物語はまだ終わ
Posted by ブクログ
名探偵ヒマキュール・ポメロ登場!(ババーン)
謎解きの時間です
ほほう、『風の影』四部作の三作目ですか…ズバリ!本当は三部作だったんじゃないですか?
でも、明らかに二作目の『天使のゲーム』がそうでもなかったんで、一作目で大人気だったダニエル&フェルミンを主人公に戻して最終作を前に急遽一冊ねじ込んて人気を取り戻したかった!
違いますか?!
うん、ぜんぜん違ーう!w(名探偵退場)
いやいやいや、なんか色々明かされた!
そうだったんか!っていう
一作目と二作目の謎が明かされあっちとこっちが繫がっていやそういうことなら話変わってくるやん!
そういうことなら『天使のゲーム』★3じゃないやん!
Posted by ブクログ
フェルミンの過去、内戦直後を背景として、前作の『天使のゲーム』における主人公ダビッド・マルティンも深く絡むお話。
フェルミンの過去は想像以上に重たいだろうなと思い、第四作の『精霊たちの迷宮』の後に読んだ。感想としては、順番に読めば良かったと思った。たしかに、著者としては、どこから読み始めても大丈夫なようにしているようだし、実際ドラマみたく順番に見ないと分からなくなるということはない。でも、順番に見て行った方が後々の作品へののめり込み度合いが違ってくる。たとえば、『精霊たちの迷宮』に出てくるマウリシオ・バルスも、『天国の囚人』を読んでからの方が「こいつ…!」って感じで感情移入しながら読める。