天使のゲーム(下)
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天使のゲーム(下)

小説・文芸
1,221円 (税込)

6pt

※この作品には販売期限があります。2027年11月30日を過ぎると販売を終了致します。

世界的ベストセラー『風の影』第2弾!――ダビッドが契約していた出版社が放火されて経営者が亡くなり、刑事にマークされる生活が始まる。いっぽうで移り住んだ“塔の館”のかつての住人ディエゴ・マルラスカが不審な死に方をしていたことがわかり、関係者を訪ね歩くダビッド。調べていくうちに、マルラスカと自分に複数の共通点が見つかり、彼を襲った悲劇に囚われていく。不可解な出来事、殺人事件。“塔の館"の過去とは? “本に宿る作家の魂”を描く珠玉の文学ミステリー!!

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天使のゲーム の一覧

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 天使のゲーム(上)
    1,320円 (税込)
    魂を売った作家を翻弄する数奇で哀しい運命――1917年、バルセロナ。17歳のダビッドは、雑用係を務めていた新聞社から、短篇を書くチャンスを与えられた。1年後、独立したダビッドは、旧市街の“塔の館”に移り住み、執筆活動を続ける。ある日、謎の編集人から、1年間彼のために執筆するかわりに、高額の報酬と“望むもの”を与えるというオファーを受けるが……。世界的ベストセラー『風の影』に続いて“忘れられた本の墓場”が登場する第2弾!
  • 天使のゲーム(下)
    1,221円 (税込)
    世界的ベストセラー『風の影』第2弾!――ダビッドが契約していた出版社が放火されて経営者が亡くなり、刑事にマークされる生活が始まる。いっぽうで移り住んだ“塔の館”のかつての住人ディエゴ・マルラスカが不審な死に方をしていたことがわかり、関係者を訪ね歩くダビッド。調べていくうちに、マルラスカと自分に複数の共通点が見つかり、彼を襲った悲劇に囚われていく。不可解な出来事、殺人事件。“塔の館"の過去とは? “本に宿る作家の魂”を描く珠玉の文学ミステリー!!

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天使のゲーム(下) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    バルセロナを舞台に描かれた、忘れられた本の墓場をめぐる幻想的なミステリーの第二部。
    風変わりな依頼を受けた作家が、奇妙な出来事に巻き込まれていく。

    『風の影』に続く作品ではあるが、時間は遡りその前章譚といえる位置づけ。最後まで読むと、エピローグが前作につながっていく。
    たくさんの謎がきれいに解き明かされていく前作とは異なり、オカルトのような要素も加わって、どこまでが現実の出来事なのか、読むほどに迷宮の奥へと入り込んでしまうような怖さに絡め取られていく。
    作家の悲しみ、苦しみがやるせない。

    幸い続編も手元にあるので、すぐに続きを読もう。

    0
    2022年08月20日

    Posted by ブクログ

    ダビッド・マルティン17歳。幼き頃に母は出て行き、父は堕落と貧困の果てに死んだ。重苦しい彼の人生において、唯一幸福と呼べるものは本の中にのみあった。落ちぶれた新聞社で雑務をこなしながら小説の執筆をしてなんとか生きている……そんなある日、1通の手紙が届く。擬羊皮紙の封筒に翼を広げた天使のシーリングスタンプ。赤インクの美しい筆跡で書かれた内容は、作品への称賛とダビッドをバルセロナのミステリーへ誘う妖しい招待状―――壮大な天使のゲームのはじまりだった。

    “忘れられた本の墓場”シリーズ2作目。前回『風の影』主人公は読者という立場だったが、今回は作者としての視点から展開する物語。物書きの描く物書きだけに、その言葉には実感を伴う重みがある。濃厚なストーリーに引き込まれ、夢中で読んだ。ホントおもしろい!!様々な要素が前作とリンクしさらに次へと…シリーズは4部作。これからが楽しみでならない。ああああそれにしても!!!!なんて魅力的な文章を書く人なんやろう!!!!なにげない情景も心理描写も展開のリズムも彼らの粋なジョークもハッとする見識も、語られる言葉、会話のやりとり……本の隅から隅まで魅了される、色気がある。何度も文をたどっては…ああこんな文章書けたらいいなとかしみじみ感じ入る今日この頃。

    0
    2016年07月07日

    Posted by ブクログ

    20世紀前半のバルセロナを舞台にした、きらきらしいゴシック・オペラ。
    上巻よりも幻想小説になっているので、おお、こう来たか!と‥
    上巻でも十分その要素は出ていたんだけど、ミステリ読みでいける範囲内だったのよね。

    「忘れられた本の墓場」で見つけた「不滅の光」という本を持ち帰ったダビッド・マルティン。
    宗教書のように見えた本は、書き手が錯乱しているかのような内容。
    しかも、ダビッドの住む「塔の家」の前の住人マルラスカが書いたものだった。
    マルラスカには、いったい何が起きたのか‥
    ダビッドの前に、依頼どおりの本を書いてくれたら巨額の金を支払うという編集者が現れる。
    どこか不気味な編集者コレッリの仕事をすることを、最初はためらうのだが‥?
    前の契約が終わっていないあこぎな出版社が放火で焼失し、ダビッドは自由の身に。しかし、それで警察に疑われることに。
    運命の女性クリスティーナが、ダビッドの元にやってくるが‥?

    行く先々で不思議な出来事が起こり、つぎつぎに不慮の死が‥!
    めくるめく感覚、惑いと恐怖のさなか、若い助手のイサベッラとの友情が一筋さわやか。
    思いがけない結末に、静謐な印象が残ります。

    エピローグが1945年6月で、「風の影」の冒頭に繋がるのも楽しい。

    0
    2013年03月04日

    Posted by ブクログ

    読み終わるのが惜しい本。読み進みたいけど、読み終わりたくないというジレンマ。私は風の影よりも引き込まれた。こんな風に文章を綴れる作家はそうはいない。
    後編は切ない展開で、最後は涙で目が…。
    ストーリー、美しい言葉、とりわけ訳者さんの日本語力に脱帽です。
    いろんな解釈が出来そうなので読み返したい。
    4部作全部読むとまた新しい世界が広がりそう。待ちきれない。

    0
    2012年11月08日

    Posted by ブクログ

    時空間が複雑に交錯して物語が進むので、説明なんて無理はやめた。

    これはすごい!面白い! 4部作の2作目らしいので、早く続きを発表して欲しい。翻訳者の方にも頑張ってほしい。

    帯には「全世界の遺産である」とのイギリス紙の評価が載っている。
    大袈裟ではなく、本当に歴史的な小説にいまめぐり合っているのかもしれない。

    もう一度『風の影』読もう。

    0
    2017年08月15日

    Posted by ブクログ

    「忘れられた本の墓場」シリーズ第2弾。
    1917年、スペイン。時代は前作より遡り、主人公も作家ダビッド・マルティンへと変更。

    作家ダビッドは謎の人物アンドレアス・コレッリから宗教のような寓話をつくるように依頼される。次第に書くことに取り憑かれ、狂気に呑まれてゆくダビッド。
    ダビッドの生い立ちは悲惨だし、死人は続出、愛する人との突然の別れもあり、前作よりもダーク感が増している。「センペーレとその息子」書店の温かさは変わらず、気持ちがほっこり。ダヴィッドの住む曰く付きの「塔の館」もアンティーク感があって素敵。アシスタントのイサベッラとの共同生活と軽快な会話が救い。

    後半はファンタジーな展開となり、結局コレッリって何者?ダビッドはどうなってしまったのか?考察が欲しい終わり方となった。続編で解明されることを期待。

    0
    2026年05月09日

    Posted by ブクログ

    訳者は2作目は1作目を超えたと 前作のゴシックな妹、と著者が評しているようだが、不穏なゴシック感が強いのかも。現実と幻の世界が交わって、実際どっちに軸足がついているのか不明確なままラストを迎えた感がある。ハラハラドキドキは1作目の方が強かったかな。

    0
    2026年03月14日

    Posted by ブクログ

    面白かったです。
    下巻は登場人物が何人も死んでしまい辛かったですが、 
    内容はとても興味深く、夢中になって一気に読みました。
    墓標のところでは、つい声を出してしまうくらいワクワクしました。
    物語の締めくくりも とてもよかったです。

    0
    2023年11月16日

    Posted by ブクログ

    「人がそのために生きたり死んだりするほどの物語をつくることに、きみは心をそそられませんか? そのために人を殺し、あるいは殺される、そのために犠牲になり、罰をうける、そのために魂をささげるほどの物語ですよ。きみの職業で、これほど大きな挑戦がありますか? フィクションを超越して、“啓示の書”になりうるだけの力をもった物語をつくるんですよ」

    2020/5/20
    まさに“悪魔の囁き”。しかも、この物語がダビッドの妄想に基づくものなのかが曖昧な所がまた不安を醸し出すのである。

    0
    2023年09月14日

    Posted by ブクログ

    前作の風の影と比べるとよりダークで暴力的だけど幻想的かつ複雑で特に下巻に入って以降のたたみかける展開は読ませる。正直なところ全てが理解できているとは思えないけど外縁をなぞっているだけでも物語に引き込まれてて翻弄される。本を巡る物語ではあるけどもっと人間の奥底にある何かを信じる気持ちを揺さぶるような、そしてそんな世界を作る側の立場からの物語を作るような壮大さを感じる。とはいえ深く考えることをしなくてもエンターテイメントとしても完全に楽しめる。序盤は風の影もそうだったけどスローなスタートなのでそこを越えるまでは我慢。登場人物や道具立てなど村上春樹の作品に似てるなあと感じるところもあったけど多少の影響はあるのかな?

    0
    2023年02月03日

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