葉室麟の作品一覧

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プロフィール

  • 作者名:葉室麟(ハムロリン)
  • 性別:男性
  • 生年月日:1951年01月25日
  • 出身地:日本 / 福岡県
  • 職業:作家

西南学院大学文学部外国語学科フランス語専攻卒。『乾山晩愁』で第29回歴史文学賞を受賞。『蜩ノ記』で第146回直木賞を受賞しTVドラマ化もされた。その他作品に『銀漢の賦』、『花や散るらん』、『いのちなりけり』などがある。

配信予定・最新刊

文藝春秋2024年4月号
NEW
1100円(税込)

作品一覧

2024/03/08更新

ユーザーレビュー

  • 潮鳴り
    落ちた花は二度と咲かないとひとは言う。だが、もう一度、花を咲かせようと櫂蔵は思う。そして、咲いたとすれば、わが胸の奥深くに咲くお芳の花でございます。わたしが生きてる限りは、お芳の花は枯れずに咲き続けることでありましょう。
    そのために生きるのです。ひとはおのれの思いのみ生きるのではなく、ひとの思いも生...続きを読む
  • 螢草
    元武家の少女が、父の汚名を晴らすために身分をかくして奉公しながら仇を探す。
    明るくひたむきながら、どこか少し抜けている主人公にクスッとさせられました。
    証拠を手に入れ、敵討ちか、と思ったときに、ハラハラする展開があり、手に汗握りました。

    文章の1節1節が、割りと短く、情景描写も分かりやすくて読みや...続きを読む
  • 決戦!新選組
    新撰組のアンソロジー。
    剣で斬り合うのは決して好きではない。
    なのに惹かれる新撰組。
    時代が移ろう中で、自分の信念を生きる姿に惹かれる。
    馴染みの隊士のイメージがちょっと違ったりして、
    そんなところも面白かった。
  • 散り椿
    瓜生新兵衛は、かつて上役の不正を訴えたが認められずに、藩を追われた。
    妻の死に際に、新兵衛に対して故郷に戻ってして欲しい事があるとお願いする。正反対の願いであったが、新兵衛に生きて欲しいとの気持ちからの願いであった。
    散る椿は残る椿があると思えばこそ見事に散っていけるのだ。
    まさに名作である。
  • 山月庵茶会記
    日本語が美しい。季節を感じる季節風景描写。息子嫁が主人公の亡き妻に感情移入しすぎて霊まで見えるのは...と思ったけど、当時ならさもありなんとも思う。

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